ライブビデオを閲覧する

ライブタブでは主にライブビデオが表示されます。 ライブビデオを表示するには、興味のあるカメラからのビデオが表示されているビューを見つけなくてはなりません。ビューは、ビューペインで利用できます。ビューに表示されるカメラごとに異なるアクションを実行できます(スナップショットを撮る、手動で録画を開始するなど)。カメラツールバー(概要)も参照してください。何か目に留まるものがあれば、仮想ジョイスティックでズームインして、より詳しく見ることができます。

ライブビデオ(説明付き)

カメラからのビデオストリームは、必ずしも録画されているとは限りません。通常、録画はスケジュール(毎朝10:00~11:30など)に従って行われるか、XProtect VMS閉じた「ビデオマネジメントソフトウェア」の短縮形システムが特別なイベントを検出した場合(部屋に人が入る、ドアが開くなど)に行われます。

サーバーで複数のストリームが設定されている場合、カメラツールバーから選択すると、一時的に別のストリームを表示できます。カメラのツールバーで、詳細をクリックして、使用可能なリストからストリームを選択します。

録画されたインシデントを調査するには、[再生]タブに移動します。 詳細検索を実行するには、[検索]タブに移動します。

ライブタブ(概要)

XProtect Smart Clientのライブタブの概要。

番号 説明

1

さまざまなワークスペース。「XProtect Smart Clientのワークスペース」も参照してください。

2

ビューを選択します。

3

ビューで一時的にカメラを変更します。「一時的に各カメラを変更」も参照してください。

4

個々のカメラの録画ビデオを表示します。「独立再生を使用して録画ビデオを表示」も参照してください。

5

カメラ ツールバー。「カメラツールバー(概要)」も参照してください。

6

セットアップモードに入るか終了し、カメラや他のタイプのコンテンツをビューに追加します。

7

ボタン。「XProtect Smart Clientのボタン(概要)」も参照してください。

カメラツールバー(概要)

カーソルをビュー内のカメラの上に動かすと、カメラツールバーが表示されます。カメラツールバーは、ライブ再生タブの両方で利用できます。

XProtect Smart Clientのカメラ ツールバーの概要。

番号 説明

1

選択されているカメラで新しい検索ウィンドウを開きます。「カメラまたはビューから検索を実行」も参照してください。

2

別のタイムラインで録画されたビデオを表示します。「独立再生を使用して録画ビデオを表示」も参照してください。

3

ビデオにブックマークを付けます。「ブックマークを追加または編集する」も参照してください。

4

表示されている内容のスナップショットを保存します。「スナップショットを保存」も参照してください。

5

単一のカメラから監視レポートを印刷します。「単一カメラからレポートを印刷」も参照してください。

6

単一の画像をクリップボードにコピーします。「画像をクリップボードにコピー」も参照してください。

7

単一のカメラから手動でビデオを録画します。「ビデオの手動録画」も参照してください。
8 デジタル ズームを有効にします。「デジタルズームの使用」も参照してください。
9 一時的に表示アイテムでカメラを変更します。「一時的に各カメラを変更」も参照してください。

カメラツールバーを非表示

表示アイテムのカメラツールバーをユーザーが最少化した場合、ツールバーは、現在のセッション内でこのユーザーにのみ最少化されたままになります。ただし、表示アイテムへアクセスできるすべてのユーザーに対して、特定の表示アイテムを完全に非表示にすることもできます。

手順:

  1. ライブタブまたは再生タブで、右上端のセットアップをクリックしてセットアップモードに移ります。
  2. ツールバーを非表示にしたい表示アイテムを探します。
  3. ツールバーを非表示にするにはをクリックします。
  4. セットアップを再度クリックし、セットアップモードを解除します。 変更が保存されました。

セットアップモードでおこなった設定はサーバーに保存されるので、変更は他のXProtect Smart Clientオペレータにも影響します。

カメラインジケータ(説明付き)

カメラインジケータには、カメラ表示アイテムに表示中のビデオのステータスを表します。 カメラ インジケーターは、[設定]ウィンドウの[アプリケーション]タブのカメラのタイトル バーが有効になっている場合にのみ表示されます。

XProtect Smart Clientのカメラタイトルバー。

カメラのタイトル バーは、個々の表示アイテムでオンまたはオフにできます。[ライブ]または[再生]タブで[セットアップ]をクリックし、[プロパティ]ペインで[タイトル バーを表示]チェックボックスを選択します。

このリストは、以下の際に表示される各種カメラインジケータについて示しています:

  • モーション検出中(画像内部をクリックしてモーションインジケータをリセットします)
  • カメラとのサーバー接続喪失
  • カメラからのビデオを録画
  • カメラとの接続確立(このアイコンはライブビデオ専用です)
  • 録画されたビデオを再生
  • 2秒以上にわたって新たな画像がサーバーから送られていない

カメラプロパティでは、モーションが検出された際の音による通知を加えることができます。

ビデオの手動録画

ライブビデオを見ながらの録画は、何かを発見した場合に便利です。

手順:

録画したい表示アイテムのカメラ ツールバーで、以下のオプションのいずれかを選択します。

  • 赤い点が入った黒い正方形。 あらかじめ決めた分数の記録する
  • 録画は開始された後、システム管理者の定めた期間 (分) 続きます。ユーザーが分数を変更することや、指定の分数が経過する前に録画を停止することはできません。

  • グレーの点が入った黒い正方形。 手動録画を開始
  • 録画は開始された後、システム管理者の定めた期間 (分) 続くか、赤い点が入った黒い正方形。アイコンを再びクリックすると手動で録画を停止できます。

    複数のカメラで同時にビデオ ストリームの録画を開始できますが、ひとつひとつ選択する必要があります。

スナップショットを保存

ライブビデオまたは録画ビデオを再生しながら、またはビデオを検索しながら、その場でスナップショット閉じた特定の時点におけるビデオフレームのインスタントキャプチャ。を撮って共有することができます。 静止画像が保存されているフォルダーへのパスは、[設定]ウィンドウの下の [アプリケーション]で指定します。

手順:

  1. [ライブ]または[再生]タブを表示している場合:
    1. カメラ、ホットスポット、画面自動切換を含むビューアイテムの上にカーソルを合わせます。
    2. ツールバーでグレーのフロッピーディスクアイコンの付いたボタン。クリックします。 アイコンがすぐに緑色になります。
  2. [検索]タブを表示している場合は、検索結果をダブルクリックして、カメラツールバーのグレーのフロッピーディスクアイコンの付いたボタン。をクリックします。 アイコンがすぐに緑色になります。
  3. スナップショットにアクセスするには、スナップショットが保存されているファイルの場所に移動します。 XProtect Smart Clientの設定を参照してください。

画像にプライバシーマークが含まれる場合は、このプライバシーマーク閉じたカメラビュー内のビデオの領域をカバーするぼかし、あるいは単色。定義されたエリアは、クライアントのライブ、再生、 ホットスポット、画面自動切替、スマートマップ、スマートサーチ、エクスポートモードで、ぼかされるか、隠されます。もスナップショット画像に適用されます。