スマートマップを設定する: Milestone Federated Architecture

Milestone Federated Architectureでスマートマップを使用すると、接続されているサイトからのデバイスがすべてスマートマップに表示されます。フェデレーテッドアーキテクチャでスマートマップを設定するには、以下の手順に従ってください。

Milestone Federated Architectureの一般的な情報については、設定中Milestone Federated Architectureをご参照ください。

  1. 子サイトを持つトップサイトに接続する前に、全サイトのすべてのデバイスでその地理座標が指定されていることを確認します。地理座標は、XProtect Smart Clientでスマートマップにデバイスを配置する際、自動的に追加されますが、デバイスプロパティのManagement Clientで手動で追加することも可能です。詳細については、デバイスの位置、カメラの方向、視野、深度を定義する(スマートマップ)をご参照ください。
  2. Windowsユーザーとして、Smart Clientオペレータを親サイトおよびすべてのフェデレーテッドサイトに追加する必要があります。少なくともトップサイトでは、Windowsユーザーにスマートマップの編集権限を付与する必要があります。これによって、トップサイトおよびすべての子サイトでスマートマップを編集できるようになります。次に、子サイトのWindows ユーザーにスマートマップを編集する権限が必要かどうかを判断する必要があります。Management Clientで初めにWindowsユーザーを役割で作成した後、スマートマップ編集を有効にします。詳細については、スマートマップの編集を有効にするをご参照ください。
  3. トップサイトで、Windowsユーザーとして管理者権限を持つ役割に子サイトを追加します。オブジェクトタイプを特定する際、コンピュータのチェックボックスを選択します。
  4. 各子サイトにおいては、トップサイトをWindowsユーザーがトップサイトと同じシステム管理者役割を持つユーザーとして追加する必要があります。オブジェクトタイプを特定する際、コンピュータのチェックボックスを選択します。
  5. トップサイトでは、 フェデレーテッドサイト階層ウィンドウが必ず表示されるようにしてください。Management Clientでは、ビューからフェデレーテッドサイト階層を選択してください。各子サイトをトップサイトに追加します。詳細については、サイトを階層に追加をご参照ください。
  6. それでは、Milestone Federated ArchitectureXProtect Smart Clientで機能するかテストをしてみましょう。管理者あるいはオペレータとしてトップサイトにログインし、スマートマップを含むビューを開きます。設定が正しく行われていれば、トップサイトおよびすべての子サイトのデバイスがすべてスマートマップ上に現れます。子サイトの一つにログインした場合は、そのサイトと子サイトのデバイスしか表示されません。

カメラの位置やアングルなど、スマートマップ上でデバイスを編集する場合、ユーザーにはデバイスの編集権限が必要となります。詳細については、スマートマップでデバイスの編集を有効にするをご参照ください。