ルールとイベント(説明付き)
ルールは、システムの中心的な要素です。ルールは、非常に重要な設定を決定します。例えばカメラの録画開始、PTZカメラのパトロール開始、通知送信を開始するタイミングなどです。
例:モーションを検知したときに特定のカメラで録画を開始するよう指定したルール
イベントはルールの管理ウィザードを使用する時の中心的な要素です。ウィザードでは、イベントはアクションをトリガーするために主に使用されます。例えば、モーションを検知した場合(イベント)に、監視システムが特定のカメラからのビデオの録画を開始するというアクションを取ることを指定するルールを作成することができます。
ルールは以下の2種類の条件によってトリガーされます。
名前 | 説明 |
---|---|
イベント | イベントが監視システムで発生した場合(例えば、モーションを検知した時、あるいはシステムが外部センサーから入力を受信した時)。 |
タイムインターバル | 特定の時間を入力した場合(例えば、
または |
フェールオーバータイムインターバル | フェールオーバーが有効または無効な時間。 |
繰り返し時間 | 詳細な定期スケジュールでは、アクションをどの時点で実行するかを設定できます。 例:
時刻は、Management Clientがインストールされているサーバーのローカル時刻設定に基づいています。 |
ルールとイベントで以下を使用できます。
- ルール:ルールは、システムの中心的な要素です。監視システムの動作の大半が、ルールにより決定されます。ルールを作成する際には、すべてのタイプのイベントを使用できます
- 時間プロファイル:時間プロファイルは、Management Clientで定義する期間です。これは、Management Clientでルールを作成する際に使用することができます。例えば、特定のアクションが特定の時間プロファイル内で発生するよう指定するルールを作成するために使用できます
- 通知プロファイル:通知プロファイルを使用して、定義済みの電子メールによる通知を設定することができます。通知は、例えば特定のイベントが発生した時など、ルールによって自動的にトリガーされます。
- ユーザー定義イベント:ユーザー定義イベントは、カスタムメイドのイベントであり、ユーザーがシステムで手動でイベントをトリガーしたり、システムからの入力に応答することが可能になります
- アナリティクスイベント:アナリティクスイベントは、外部のサードパーティーのビデオコンテンツ分析(VCA)プロバイダーから受信するデータです。アナリティクスイベントはアラームの条件として使用できます
- ジェネリックイベント:ジェネリックイベントでは、単純な文字列をIPネットワーク経由でシステムに送信し、XProtectイベントサーバーのアクションをトリガーできます