プッシュ・トゥ・トーク(説明付き)

プッシュ・トゥ・トークでは、VMSシステムによりPCのマイクからカメラの近くにいる人と交信したり、複数の音声機能付きのビデオカメラに音声ブロードキャストしたりすることができます。また、記録した会話を再生モードで再生したり、ビデオエクスポートの準備中に双方向音声記録を音声パッケージに含めたりもできます。

XProtect Web Clientはプッシュ・トゥ・トーク(PTT)機能に対応しています。

インターネットブラウザに、PCマイクへのアクセスを許可する必要があります(プッシュ・トゥ・トークの使用要件を参照)。

プッシュ・トゥ・トーク(PTT)機能を使用できる場合は、カメラツールバーにプッシュ・トゥ・トークボタンが表示されます。アイコンは以下の状況を示しています。

アイコン説明
(使用可能)ライブモードでプッシュ・トゥ・トーク(PTT)機能が使用でき、使用条件をすべて満たしていることを示します。プッシュ・トゥ・トークを開始するには、長押しします。音声の送信を終了するには、ボタンから手を放します。
(アクティブ)ライブモードで現在プッシュ・トゥ・トーク(PTT)機能が使用中であることを示します。ビデオカメラのPCマイクとビデオカメラのスピーカーまたはビデオカメラがアクティブな状態です。点滅している青い丸は、音量を示しています。
(無効)

ライブモードでは以下が示されます。

  • プッシュ・トゥ・トーク(PTT)機能は利用できますが、この機能を利用するために必要な要件を満たしていません(プッシュ・トゥ・トークの使用要件を参照)。

  • カメラスピーカーが無効です。
  • ハードウェアデバイスが無効です。
再生モード時に、ビデオ録画の再生中に双方向音声を再生できること、ならびに再生したい音源を選択できることが示されます(ビデオ録画における音声の再生(説明付き)を参照)。

ライブモード時のプッシュ・トゥ・トークの割り込みルール

ユーザー権限のレベルに基づき(システム管理者またはオペレータ)、ライブモードでプッシュ・トゥ・トークセッションに割り込む場合、以下の2つのルールがあります。

  • ユーザー権限が同じレベルのユーザー同士で割り込むことはできません。
  • ユーザー権限が低いレベルのユーザー(オペレータ)がユーザー権限が高いレベルのユーザー(システム管理者)に割り込むことはできません。