個人情報保護法の遵守
システム管理者は、XProtectVMS システムが各国の個人情報保護法に準拠していることを確認する必要があります。XProtect VMSシステムにどれくらいの期間ビデオを保存するか、ユーザーが正当なアクセス理由を持つビデオとデータだけを見ることができるようになっているか、個人住宅の窓を覆うためにプライバシーマスクを適用するか、などがその例として挙げられます。
ただし、XProtect Smart Client ユーザーは、組織がその国の個人情報保護法を準拠し続けるための役割を担います。
エクスポートされたコンテンツ
以下を確実に行ってください。
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エクスポートしたファイルを保護する。
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エクスポート時に、エクスポートしたファイルをパスワードで保護することを選択する。
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権限のないユーザーがアクセスできないように、エクスポートしたファイルを安全に保管する。
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エクスポートしたコンテンツは、正当な目的を持つ個人または組織とのみ共有する。
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エクスポートしたコンテンツは、目的のために必要な期間のみ保持する。
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エクスポート中にビデオに追加のプライバシーマスクを適用して、エクスポートの受信者がビデオ内の無関係なエリアやプライベートなエリアを表示しないようにする。
XProtect形式でエクスポートする場合にのみ、追加のプライバシーマスクを適用する。
エビデンスロック
エビデンスロックでビデオとデータを保護できる期間は、システム管理者が定義します。
ただし、ユーザーは以下を確実に行う必要があります。
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ビデオまたはデータを保持する必要があると予測される期間に対応するエビデンスロック期間を選択する。
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エビデンスとして不要になった場合は、ビデオまたはデータからエビデンスロックを削除する。