ジェネリックイベント(説明付き)
ジェネリックイベントでは、単純な文字列をIPネットワーク経由でシステムに送信し、XProtectイベントサーバーのアクションをトリガーできます。
TCPまたはUDPを使用して文字列を送信できるハードウェアまたはソフトウェアを使用して、ジェネリックイベントをトリガーできます。システムは、受信したTCPまたはUDPデータパッケージを分析して、特定の基準が満たされたときに、ジェネリックイベントを自動的にトリガーします。この方法で、システムと、例えば入退室管理システムやアラームシステム等の外部ソースを統合することができます。目的は、可能な限り多くの外部ソースがシステムと相互作用できるようにすることです。
データソースのコンセプトにより、サードパーティー製ツールでシステムの基準を満たす必要がなくなります。データソースを使用して、指定したIPポートで特定のハードウェアまたはソフトウェアと通信し、そのポートに達するバイトの解釈方法を微調整することが可能になります。各ジェネリックイベントタイプは、データソースとペアになり、特定のハードウェアまたはソフトウェアとの通信に使用される言語を構成します。
データソースを使用する場合、IPネットワークの一般的知識およびインターフェイスを使用する個別のハードウェアまたはソフトウェアの知識が必要となります。使用できるパラメータは多数あり、実行方法はあらかじめ決められていません。基本的に、システムはツールを提供しますが、ソリューションは提供しません。ユーザー定義イベントとは異なり、ジェネリックイベントには認証がありません。これによって簡単にトリガーができますが、安全性を損なわないように、ローカルホストからのイベントのみが許可されます。オプションメニューのジェネリックイベントタブから、その他のクライアントIPアドレスも許可できます。