Smart Client プロファイル（説明付き）

使用可能な機能は、使用しているシステムによって異なります。すべての機能に関するリストをご確認ください。リストは、Milestoneウェブサイト（https://www.milestonesys.com/products/software/xprotect-comparison/）の製品概要ページにあります。

Milestone XProtect VMSのすべてのユーザーは、Smart Client プロファイルが接続されている1つの役割に属します。

役割はユーザーの権限を定義し、Smart Client プロファイルはXProtect Smart Client ユーザーインターフェイスで表示できる項目を定義します。

すべてのMilestone XProtect VMSインストールには、組織のシステムで利用可能なほとんどの設定を表示するデフォルト設定のデフォルトSmart Clientプロファイル が含まれます。デフォルトで常に無効になっている設定もあります。

組織内に複数の異なる役割がある場合は、XProtect Smart Client で特定の役割にアクセスできない/アクセスすべきでない機能を無効にすることができます。

例えば、日常業務でビデオの再生を実行する必要がない役割がある場合があります。この目的のために、再生 モードを無効にする役割のための新しい Smart Client プロファイルを作成することができます。Smart Client プロファイルでこの設定を無効にする場合、XProtect Smart Client プロファイルを使う役割があるSmart Clientユーザーは、XProtect Smart Client ユーザーインターフェイスで 再生モードを見ることができません。

注意が必要なのは、Smart Client プロファイルが制御するのは主にユーザーが XProtect Smart Client ユーザーインターフェイスで表示できる項目で、役割の実際のアクセス権限は制御しないということです。読み取り、変更、削除へのアクセスなど、これらのアクセス権限は、役割設定によって制御します。なので、XProtect Smart Client ユーザーは、ユーザーインターフェイスで表示できない自分の役割を経由した機能の権限を持つことができます。これはSmart Client プロファイルで無効になっているためです。

XProtect Smart Client ユーザーのユーザーエクスペリエンスを最大限に高めるには、役割によって提供される権限と、Smart Client プロファイルによって提供されるユーザーインターフェイス要素との間に一貫性を確保するべきです。

Smart Client プロファイルを作成または編集するには、クライアントを展開し、Smart Client プロファイルを選択します。

また、Smart Clientプロファイル、役割、時間プロファイル、およびこれらを同時に使用する方法についての関係を説明しています（Smart Clientプロファイル、役割、時間プロファイルの作成と設定を参照）。