モバイルサーバーの設定

Management Clientでは、XProtect Mobileサーバー設定のリストを作成して編集できます。この設定には、モバイルサーバーのプロパティセクションの最下部にあるツールバーでアクセスできます。ここからは、次のことができます:

  • サーバー機能の一般構成の有効化または無効化(一般タブを参照)
  • サーバー接続設定を行う(接続タブを参照)
  • スマートコネクト機能を設定する(接続タブを参照)
  • サーバーの現在のステータスとアクティブなユーザーの一覧を表示([サーバーのステータス]タブを参照)
  • パフォーマンスパラメーターを設定することで、ダイレクトストリーミングまたはアダプティブストリーミングを有効にしたり、トランスコード化したビデオストリーミングの制限を設定したりできます(パフォーマンスタブを参照)
  • 調査設定の構成(調査を参照)
  • ビデオプッシュ設定の構成(ビデオプッシュタブを参照)
  • システム通知とプッシュ通知の設定、およびオン、オフの切り替え(通知タブを参照)
  • ユーザー向けの追加ログインステップの有効化および設定(要素認証タブを参照)

一般タブ

次の表では、このタブの設定について説明します。

一般

名前

説明

サーバー名

XProtect Mobileサーバーの名前を入力します。

説明

オプションで、XProtect Mobileサーバーの説明を入力します。

モバイルサーバー

現在選択中のXProtect Mobileサーバーの名前を確認します。

機能

XProtect Mobileの機能をどのように管理するかについて下表に記します。

名前

説明

XProtect Web Clientを有効化

XProtect Web Clientへのアクセスを有効にします。この機能はデフォルトでは有効になっています。

[すべてのカメラ]ビューを有効にする

[すべてのカメラ]ビューを含めます。このビューには、レコーディング サーバーでユーザーが閲覧できるカメラがすべて表示されます。この機能はデフォルトでは有効になっています。

ブックマークを有効にする ブックマーク機能を有効にして、XProtect MobileクライアントとXProtect Web Clientでビデオシーケンスをすばやく見つけます。この機能はデフォルトでは有効になっています。
アクションを有効(出力およびイベント)

XProtect MobileクライアントおよびXProtect Web Clientでアクションへのアクセスを有効にします。この機能はデフォルトでは有効になっています。

この機能を無効にすると、クライアントユーザーは出力とイベントを(たとえこれらが適切に構成されていても)表示することはできません。

インカム音声を使用可能にする XProtect Web ClientXProtect Mobileクライアントで受信音声機能を有効にします。この機能はデフォルトでは有効になっています。
プッシュ・トゥ・トークを使用可能にする XProtect Web ClientXProtect Mobileクライアントで、プッシュ・トゥ・トーク(PTT)機能を有効にします。この昨日はデフォルトで使用可能です。
XProtect Mobileサーバーへの組み込みシステム管理者役割アクセスを拒否

組み込まれたシステム管理者役割に割り当てられたユーザーがXProtect MobileクライアントあるいはXProtect Web Clientのビデオにアクセスすることの除外を有効にします。

ログ設定

ログ設定情報を見ることができます。

名前

説明

ログファイルの場所

システムがログファイルを保存する場所を指定します。

ログの保存期間

ログを保持する日数を確認します。デフォルトは30日です。

設定のバックアップ

システムに複数のXProtect Mobileサーバーがある場合、バックアップ機能を使って既存の設定をエクスポートし、その他のXProtect Mobileサーバーにそれらをインポートします。

名前

説明

インポート

新規XProtect Mobileサーバー構成でXMLファイルをインポートします。

エクスポート

XProtect Mobileサーバー構成をエクスポートします。システムは、構成をXMLファイルに保存しています。

接続タブ

接続タブの設定は次のタスクで使用できます。

詳細については、「スマートコネクト(説明付き)」を参照してください。

インストール中、Server Configuratorを開いた際にXProtect MobileクライアントとXProtect Web ClientユーザーがXProtect Mobileサーバーに接続する方法を設定できます。インストール後にMobile Server Managerトレイアイコンを右クリックすることも可能です。接続タイプはHTTPSまたはHTTPのいずれかになります。詳細については、モバイルサーバーで暗号化を有効にするを参照してください。

一般

名前

説明

クライアントタイムアウト

XProtect MobileクライアントおよびXProtect Web Clientが、自らが実行中であることをXProtect Mobileサーバーに表示すべき時間枠を設定します。デフォルト値は30秒です。

Milestoneでは、この時間枠を長くしないことを推奨しています。

UPnP-検出を有効に設定

これによってXProtect Mobile サーバーがUPnPプロトコルを用いてネットワーク上で発見可能になります。

XProtect Mobileクライアントは、UPnPに基づいてXProtect Mobileサーバーを見つけるためのスキャン機能を有しています。

自動ポートマッピングを有効にする

XProtect Mobileサーバーがファイアウォールの後方にインストールされている場合、クライアントが引き続きインターネットからサーバーにアクセスできるよう、ルーターにポートマッピングが必要となります。

自動ポートマッピングを有効にするオプションを選択すると、XProtect Mobileサーバー自体がポートマッピングを実行できます。ただし、ルーターがこれに対応できるよう設定されていなくてはなりません。

Smart Connectを有効にする

Smart Connectは検証を行うためにモバイル機器やタブレットにログインせずに、XProtect Mobileサーバーが正しく設定されたことを確認できるようにします。また、クライアントのユーザーの接続プロセスを簡易化します。

インターネットアクセス

名前

説明

カスタムインターネットアクセスの構成

IPアドレスまたはホスト名と、接続に使われるポート番号を提供します。たとえば、ルーターがUPnPをサポートしない場合や、ルーターのチェーンがある場合に、これを実行できます。

  • HTTP

  • HTTPS

接続のタイプを選択します。
選択するとIPアドレスを自動的に取得します

IPアドレスが頻繁に変更される場合は、チェックボックスをオンにします。

校正されたURLアドレスのみを使用する カスタム指定のIPアドレスまたはホスト名のみを使用してモバイルサーバーに接続するには、チェックボックスを選択します。
サーバーアドレス

モバイルサーバーと接続されているすべてのURLアドレスをリストアップします。

Smart Connect通知

名前

説明

招待を電子メールで送信する:

Smart Connect通知の受信者の電子メールアドレスを入力します。

電子メール言語

電子メールで使用する言語を指定します。

Smart Connectトークン

モバイルデバイスのユーザーがXProtect Mobileサーバーに接続するために使用できる固有の識別子。

Smart Connectへのリンク

モバイルデバイスのユーザーがXProtect Mobileサーバーに接続するために使用できるリンク。

[サーバーのステータス]タブ

XProtect Mobileサーバーにおけるステイタスの詳細を見る。詳細は読み取り専用です:

名前

説明

サーバー有効化日

XProtect Mobileサーバーが前回起動したときの日付と時刻が示されます。

CPU使用率

サーバーでの現在のCPU使用状況を示します。

外部帯域幅

現在のXProtect MobileクライアントあるいはXProtect Web Clientとモバイルサーバーの間の帯域幅を示します。

アクティブなユーザー

XProtect Mobileサーバーと現在接続されているXProtect Mobileクライアント、あるいはXProtect Web Clientサーバーのステータスの詳細を見ます。

名前

説明

ユーザー名

モバイルサーバーと接続されているXProtect Mobileクライアント、あるいはXProtect Web Clientユーザーのそれぞれのユーザー名を表示します。

ステータス

XProtect Mobileサーバーと、対象となるXProtect Mobile クライアント、あるいはXProtect Web Clientユーザーの間の現在の関係を表示します。考えられる状態:

  • 接続済み クライアントとサーバーがキーと暗号化資格情報を交換する時の最初のステイタス
  • ログイン XProtect Mobileクライアント、あるいはXProtect Web ClientユーザーはXProtectシステムにログインしています。
ビデオ帯域幅使用状況(kB/秒)

XProtect MobileクライアントまたはXProtect Web Clientユーザーに対して現在開かれている、ビデオストリームの帯域幅の合計が示されます。

音声帯域幅使用状況(kB/秒) XProtect Web Clientユーザーに対して現在開かれている、音声ストリームの帯域幅の合計が示されます。
トランスコードされたビデオストリーム

XProtect MobileクライアントまたはXProtect Web Clientユーザーに対して現在開かれている、トランスコード化ビデオストリームの総数が示されます。

ダイレクトビデオストリーム XProtect MobileクライアントまたはXProtect Web Clientユーザーに対して現在開かれている、ダイレクトビデオストリームの総数が示されます(XProtect ExpertおよびXProtect Corporateのみ)。
トランスコードされた音声ストリーム XProtect Web Clientユーザーに対して現在開かれている、トランスコード化音声ストリームの総数が示されます。

パフォーマンスタブ

パフォーマンス]タブでは、XProtect Mobileサーバーのパフォーマンスに対して以下の設定と制限を設けることができます。

ビデオストリーミング設定XProtect ExpertおよびXProtect Corporate専用)

名前

説明

直接ストリーミングを有効化 XProtect Web ClientおよびXProtect Mobileクライアントでの直接ストリーミングを有効にします(XProtect ExpertおよびXProtect Corporateのみ)。この機能はデフォルトでは有効になっています。
アダプティブストリーミングの有効化 XProtect Web ClientXProtect Mobileクライアントでアダプティブ ストリーミングを有効にします (XProtect ExpertXProtect Corporateの場合のみ)。この機能はデフォルトでは有効になっています。
ストリーミングモード

アダプティブストリーミング機能を有効にすると、ストリーミングモードのタイプをリストから選択できるようになります。

  • ビデオ画質の最適化(デフォルト) - 利用可能なもっとも低い解像度(要求したものと同等またはそれ以上の解像度)を持つストリームが選択されます

  • サーバーパフォーマンスの最適化 - 要求された解像度を低下させた後、使用可能なもっとも低い解像度(低下したものと同等またはそれ以上の解像度)を持つストリームが選択されます

  • 低帯域幅用に解像度を最適化 - 利用可能なもっとも低い解像度を持つストリームが選択されます(3Gまたは不安定なネットワークを使用している場合に推奨)

トランスコード化ビデオストリームの制限

レベル1

レベル1は、XProtect Mobileサーバーにデフォルトで設定される制限です。ここで設定した制限は、常にXProtect Mobileのトランスコード化ビデオストリームに適用されます。

名前

説明

レベル1

チェックボックスを選択すると、XProtect Mobileサーバーのパフォーマンスに第一レベルの制限が適用されます。

最大FPS

XProtect Mobileサーバーからクライアントへの送信のフレーム数/秒(FPS)の最大数について制限を設定します。

最大画像解像度

XProtect Mobileサーバーからクライアントへ送信される画像の解像度について制限を設定します。

レベル2

レベル1でデフォルトである制限とは異なるレベルの制限を強制したい場合は、代わりにレベル2のチェックボックスを選択します。最初のレベルで設定したレベルより高い設定はできません。たとえば、レベル1で最大FPSを45に設定すると、レベル2では、最大FPSは44以下にしか設定できません。

名前

説明

レベル2

チェックボックスを選択すると、XProtect Mobileサーバーのパフォーマンスに第二レベルの制限が適用されます。

CPUしきい値

システムがビデオストリームの制限を強制する前に、XProtect MobileサーバーのCPU負荷について閾値を設定します。

帯域幅しきい値

システムがビデオストリームの制限を強制する前に、XProtect Mobileサーバーの帯域負荷について閾値を設定します。

最大FPS

XProtect Mobileサーバーからクライアントへの送信のフレーム数/秒(FPS)の最大数について制限を設定します。

最大画像解像度

XProtect Mobileサーバーからクライアントへ送信される画像の解像度について制限を設定します。

レベル3

また、レベル3チェックボックスを選択して、制限に関する第三レベルを作成することもできます。レベル1およびレベル2で設定したレベルより高い設定はできません。たとえば、レベル1最大FPSを45に、レベル2で32に設定すると、レベル3では最大FPSは31以下にしか設定できません。

名前

説明

レベル3

チェックボックスを選択すると、XProtect Mobileサーバーのパフォーマンスに第一レベルの制限が適用されます。

CPUしきい値

システムがビデオストリームの制限を強制する前に、XProtect MobileサーバーのCPU負荷について閾値を設定します。

帯域幅しきい値

システムがビデオストリームの制限を強制する前に、XProtect Mobileサーバーの帯域負荷について閾値を設定します。

最大FPS

XProtect Mobileサーバーからクライアントへの送信のフレーム数/秒(FPS)について制限を設定します。

最大画像解像度

XProtect Mobileサーバーからクライアントへ送信される画像の解像度について制限を設定します。

システムは、あるレベルから別のレベルへすぐに切り替わることはありません。CPUまたは帯域の閾値の変動が指定されたレベルから5パーセント未満であれば、現在のレベルを使用し続けます。

調査

調査設定

他の人がXProtect MobileクライアントやXProtect Web Clientを使用して以下を実行できるように調査を有効にすることができます。

  • 録画ビデオにアクセスする

  • インシデントを調査する

  • ビデオエビデンスを準備してダウンロードする

名前

説明

調査を有効にする このチェックボックスを選択すると、ユーザーは調査を作成できます。
調査フォルダー

ビデオがハードドライブのどこにエキスポートされ保存されたかを表示します。

他のユーザーの調査を表示する

このチェックボックスを選択すると、ユーザーが自分が作成していない調査にアクセスできます。

調査フォルダーのサイズ制限を有効にします

このチェックボックスを選択すると、調査フォルダーのサイズ制限を設定し、調査フォルダーに含めることのできる最大メガバイト数を入力できます。デフォルトのサイズは2000 MBです。

調査の保存期間を有効に設定 このチェックボックスを選択すると、調査の保存期間を設定できます。初期設定の保存期間は7日間です。
エクスポートフォーマット

使用したいエクスポートフォーマットのチェックボックスを選択してください。以下のエクスポートフォーマットを利用できます。

  • AVIフォーマット
  • XProtectフォーマット
  • MKVフォーマット

デフォルトでチェックボックスは選択されていません。

AVIエクスポートのタイムスタンプを含む

このチェックボックスを選択すると、AVIファイルがダウンロードされた日時が含まれます。

AVIエクスポートで使用されたコーデック

ダウンロード用のAVIパッケージを準備するときに使用する圧縮形式を選択します。

選択するコーデックは、オペレーティングシステムによって異なる場合があります。必要なコーデックが表示されない場合は、XProtect Mobileサーバーが稼働しているコンピュータにインストールすると、リストに追加されます。

AVIのエクスポートに使用された音声のビット エクスポートするビデオに音声が含まれている場合は、リストから適切な音声ビットレートを選択します。デフォルトは160000 Hzです。

調査

名前

説明

調査

システムにて現在までに設定されている調査をリストアップする。調査のこれ以上の続行を希望しない場合は、‭削除‭‬ あるいはすべて削除 ‬ボタンを使用します。例えば、サーバーでより多くのディスク領域が使用できるようにする場合には、これは非常に便利です。

詳細

調査用にエクスポートされた個別のビデオファイルを削除しながらその調査を保持するには、リストで調査を選択します。調査の詳細グループで、エクスポート用のXProtectAVI、またはMKVフィールドの右にある削除アイコンを選択します。

ビデオプッシュタブ

ビデオ配信を有効にする場合、以下の設定を指定します。

名前

説明

ビデオプッシュ

モバイルサーバーでビデオ配信を有効にします。

チャネル数

XProtectシステムで有効なビデオ配信チャネルの数が表示されます。

チャネル

関連するチャネルのチャネル数が表示されます。編集不可。

ポート

関連するビデオ配信チャネルのポート番号。

MACアドレス

関連するビデオ配信チャネルのMACアドレス。

ユーザー名

関連するビデオ配信チャネルに関連するユーザー名を入力します。

カメラ名

カメラが特定されている場合、カメラの名前が表示されます。

必要なステップが完了したら(ビデオを流すための「ビデオ・プッシュ」の設定を参照)、カメラの検索を選択して該当するカメラを検索します。

通知タブ

[通知]タブを使用して、システム通知とプッシュ通知をオン/オフにします。

デフォルトでは、通知は無効になります。

通知をオンにし、1つ以上のアラームとイベントが構成されている場合、XProtect Mobileはイベントが発生するとユーザーに通知します。アプリが開くと、モバイルデバイスのXProtect Mobileで通知が配信されます。プッシュ通知はXProtect Mobileを開いていないユーザーに通知します。これらの通知はモバイルデバイスに配信されます。

詳細については以下を参照:特定のモバイルデバイスまたはすべてのモバイルデバイスへのプッシュ通知の送信を有効化する

次の表では、このタブの設定について説明します。

名前

説明

通知

このチェックボックスを選択すると、通知がオンになります。

デバイス登録の管理

このチェックボックスを選択すると、このサーバーに接続するデバイスとユーザーの情報を保存します。これらのデバイスに通知を送信します。

このチェックボックスをオフにする場合、デバイスのリストもクリアされます。ユーザーがもう一度通知の受信を開始する前に、チェックボックスを選択し、ユーザーはもう一度デバイスをサーバーに接続する必要があります。

登録されたデバイス

名前

説明

有効

このチェックボックスを選択すると、デバイスへの通知送信を開始します。

デバイス名

このサーバーに接続されているモバイルデバイスのリスト。

特定のデバイスへの送信を開始または停止するには、[有効]チェックボックスをオンまたはオフにします。

ユーザー

通知を受け取るユーザーの名前

要素認証タブ

使用可能な機能は、使用しているシステムによって異なります。すべての機能に関するリストをご確認ください。リストは、Milestoneウェブサイト((https://www.milestonesys.com/solutions/platform/product-index/)の製品概要ページで提供されています。

[2段階認証]タブを使用して、以下のユーザーにおける追加のログインステップを有効にして指定します。

  • iOS またはAndroid モバイル デバイスのXProtect Mobileアプリ
  • XProtect Web Client

認証の最初のタイプはパスワードです。もう1つのタイプは認証コードで、これらを電子メールでユーザーに送信するように設定できます。

詳細については、「電子メールを使用して2段階認証の設定を行います。」を参照してください。

次の表では、このタブの設定について説明します。

[プロバイダー設定] >[電子メール]

名前

説明

SMTPサーバー

2要素認証電子メールの簡易メール転送プロトコル(SMTP)サーバーのIPアドレスまたはホスト名を入力します。

SMTPサーバーポート

電子メールを送信するSMTPサーバーのポートを指定します。

デフォルトのポート番号は、SSLを使用しない場合は25、SSLを使用する場合は465です。

SSLを使用

SMTPサーバーがSSL暗号化をサポートしている場合は、このチェックボックスを選択します。

ユーザー名

SMTPサーバーにログインするユーザー名を指定します。

パスワード

SMTPサーバーにログインするパスワードを指定します。

セキュリティで保護されたパスワード認証(SPA)の使用

SMTPサーバーがSPAをサポートしている場合は、このチェックボックスを選択します。

送信者の電子メールアドレス

認証コードを送信する電子メールアドレスを指定します。

電子メールの件名

電子メールの件名を指定します。例:2要素認証コード。

電子メールテキスト

送信するメッセージを入力します。例:あなたのコードは{0}です。

{0} 変数の入力を忘れた場合、コードはデフォルトでテキストの最後に追加されます。

検証コード設定

名前

説明

再接続タイムアウト(0~30分)

たとえば、ネットワークが切断された場合、XProtect Mobileクライアントユーザーがログインを再確認する必要がない期間を指定します。デフォルトの期間は3分間です。

この設定はXProtect Web Clientには適応されません。

コードは(1〜10分)後に有効期限が切れます

ユーザーが受け取った認証コードを使用できる期間を指定します。この期間の後はコードが無効となるため、ユーザーは新しいコードを要求する必要があります。デフォルトの期間は5分間です。

コード入力試行(1〜10回試行)

提供されたコードが無効になるまでの、コード入力試行最大回数を指定します。デフォルトの回数は3回です。

コード長(4〜6文字)

コードの文字数を指定します。デフォルトの長さは6文字です。

コードの構成

システムによって課されるコードの複雑度を指定します。次の中から選択できます。

  • アルファベット大文字 (A-Z)
  • ラテン語の小文字(a~z)
  • 数字(0〜9)
  • 特殊文字 (!@#...)

ユーザー設定

名前

説明

ユーザーおよびグループ

XProtectシステムに追加されたユーザーおよびグループを一覧表示します。

グループがActive Directoryで構成されている場合、モバイルサーバーはActive Directoryからの電子メールアドレスなどの詳細情報を使用します。

Windowsグループは2要素認証をサポートしていません。

検証方法

各ユーザーまたはグループの認証設定を選択します。次の中から選択できます。

  • ログインなし:ユーザーはログインできません。
  • 2要素認証なし:ユーザーはユーザー名とパスワードを入力しなければなりません。
  • 電子メール:ユーザーはユーザー名とパスワードに加えて認証コードを入力しなければなりません
ユーザー詳細

各ユーザーがコードを受け取る電子メールアドレスを入力します。