XProtect Mobileサーバーをインストール
XProtect Mobileサーバーをインストールすると、XProtect MobileクライアントとXProtect Web Clientを自分のシステムで使用できるようになります。マネジメントサーバーを実行するコンピュータのシステムリソースの使用量を全体的に減らすには、個別のコンピュータ上にXProtect Mobileサーバーをインストールします。
マネジメントサーバーには、ビルトインの公開インストールWebページがあります。このWebページでは、システム管理者およびエンドユーザーが、マネジメントサーバーまたは他のすべてのシステムのコンピュータから必要なXProtectシステムンポーネントをダウンロードしてインストールできます。
「ひとつのコンピュータ」オプションをインストールすると、XProtect Mobileサーバーは自動でインストールされます。
XProtect Mobileサーバーをインストールするには:
- ブラウザに次の URL を入力します。http://[マネジメントサーバーアドレス]/installation/admin [マネジメントサーバーアドレス]は、マネジメントサーバーのIPアドレスまたはホスト名です。
- XProtect Mobileサーバーインストーラに対して[すべての言語]を選択します。
- ダウンロードしたファイルを実行します。すべての警告に対して[はい]をクリックします。解凍が開始します。
- インストーラの言語を選択してください。[続行]を選択します。
- 使用許諾契約を読み、同意します。[続行]を選択します。
- インストールの種類を選択:
- XProtect Mobileサーバーとプラグインをインストールするには、[標準]を選択します。
- サーバーのみ、またはプラグインのみをインストールするには、[カスタム]を選択します。たとえば、Management Clientを使ってXProtect Mobileサーバーを管理したいものの、コンピュータ上でXProtect Mobileサーバーが不要な場合は、プラグインのみをインストールすると便利です。
Management ClientでXProtect Mobileサーバーを管理するには、Management Clientを実行しているコンピュータ上でXProtect Mobileプラグインが必要です。
- カスタムインストールのみ:インストールしたいコンポーネントを選択します。[続行]を選択します。
- モバイルサーバーのサービスアカウントを選択します。[続行]を選択します。
後の段階でサービスアカウント資格情報を変更または編集する場合は、モバイルサーバーを再インストールする必要があります。
- カスタムインストールのみ:監視システムに接続する場合は、既存のVMSユーザーアカウントでログインします。
- サービスアカウントは、手順8で選択したアカウントです。このアカウントを使用して接続する場合は、サービスアカウントがマネジメントサーバーがアクセスできるドメインのメンバーになっていることを確認します。
- 基本ユーザー。サービスアカウントがマネジメントサーバーがアクセスできるドメインのメンバーになっていない場合は、基本ユーザーを使用します。
後の段階でサービスアカウントまたは基本ユーザーの資格情報を変更または編集する場合は、モバイルサーバーを再インストールする必要があります。
続行をクリックします。
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[サーバーURL]フィールドに、プライマリマネジメントサーバーのアドレスを入力します。
- カスタムインストールのみ:モバイルサーバーと通信する接続ポートを指定します。[続行]を選択します。
通常のインストールでは、通信ポートにはデフォルトのポート番号が与えられます(HTTPポートが8081、HTTPSポートが8082)。
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モバイルサーバーのデータ保護パスワードを割り当てページで、パスワードを入力して調査を暗号化します。システムを復元する場合や、追加のモバイルサーバーを使用してシステムを拡張する場合、モバイルサーバーのデータにアクセスするため、システム管理者はこのパスワードを入力する必要があります。
このパスワードを保存し、安全に保管してください。この指示に従わない場合、モバイルサーバーのデータを復元する機能が損なわれる可能性があります。
調査をパスワードで保護したくない場合は、モバイルサーバーのデータ保護パスワードを使用しないことを選択し、調査が暗号化されないことを理解しましたを選択します。
続行をクリックします。
- モバイルサーバーの暗号化を指定します。[続行]を選択します。
- モバイル サーバーとレコーディング サーバー、データ コレクター、マネジメントサーバー間。内部通信フローの暗号化を有効にするには、サーバー証明書セクションで証明書を選択します
- モバイル サーバーとクライアント間。モバイル サーバーからデータ ストリームを取得するモバイル サーバーとクライアント間の暗号化を有効にする場合は、ストリーミング メディア証明書セクションで証明書を選択します
- ファイルの場所と製品の言語を選択し、[インストール]を選択します。
- インストールが完了すると、インストールされたコンポーネントのリストが表示されます。[閉じる]を選択します。
暗号化を選択ページでは、通信フローを安全に保護できます。
暗号化を有効にしないと、クライアントでいくつかの機能が利用できなくなります。詳しくは、クライアントに対するモバイル サーバーの暗号化の条件をご参照ください。
システムで安全な通信を確立する方法の詳細については、以下を参照してください:
お使いのオペレーティングシステムのタスクバーにあるMobile Server Managerトレーアイコンからインストールを完了した後も、暗号化を有効にすることができます。(モバイルサーバーで暗号化を有効にするを参照)。
XProtect Mobileの設定の準備が整いました(モバイルサーバーの設定を参照)。