新しいXProtectコンポーネントのインストール

Download Managerを介したインストール(説明付き)

マネジメントサーバーがインストールされているコンピュータ以外にシステムコンポーネントをインストールしたい場合は、Management ServerのダウンロードWebサイトDownload Managerを介してこれらのシステムコンポーネントをインストールする必要があります。

  1. Management Serverがインストールされているコンピュータから、Management ServerのダウンロードWebページに移動します。WindowsのスタートメニューでMilestone > 管理インストールページの順に選択し、将来、他のコンピュータにシステムコンポーネントをインストールする際に使用できるよう、インターネットアドレスを書き留めるかコピーします。アドレスは通常、http://[management server address]/installation/Admin/default-en-US.htmです。
  2. 他のコンピュータにそれぞれログインし、他のシステムコンポーネントを1つまたは複数インストールします:
  3. インターネットブラウザを開き、Management ServerのダウンロードWebページのアドレスをアドレスフィールドに入力して、関連するインストーラをダウンロードします。
  4. インストーラを実行します。

インストールの各手順において何を選択または設定すべきか不明な場合は、「システムのインストール - カスタムオプション」を参照してください。

Management Clientをインストール - 経由:Download Manager

XProtectシステムの管理者が複数いる場合や、複数のコンピュータからXProtectシステムを管理する場合は、以下の手順に従ってManagement Clientをインストールできます。

Management Clientは常にマネジメントサーバーにインストールされます。

  1. Management Serverがインストールされているコンピュータから、Management ServerのダウンロードWebページに移動します。WindowsのスタートメニューでMilestone > 管理インストールページの順に選択し、将来、他のコンピュータにシステムコンポーネントをインストールする際に使用できるよう、インターネットアドレスを書き留めるかコピーします。アドレスは通常、http://[management server address]/installation/Admin/default-en-US.htmです。
  2. システムコンポーネントをインストールするコンピュータにログインします。

  3. インターネットブラウザを開き、Management ServerのダウンロードWebページのアドレスをアドレスフィールドに入力して、Enterキーを押します。
  4. Management Clientインストーラで[すべての言語]をクリックします。ダウンロードしたファイルを実行します。
  5. すべての警告ではいをクリックします。解凍が開始します。
  6. インストーラの言語を選択してください。続行をクリックします。
  7. 使用許諾契約を読み、同意します。続行をクリックします。
  8. ファイルの場所および製品の言語を選択してください。インストールをクリックします。
  9. インストールが完了しました。正常にインストールされたコンポーネントの一覧が表示されます。閉じるをクリックします。
  10. デスクトップのアイコンをクリックし、Management Clientを開きます。
  11. Management Clientのログインダイアログが表示されます。
  12. コンピュータフィールドでManagement Serverのホスト名またはIPアドレスを指定します。
  13. 認証を選択して、ユーザー名とパスワードを入力します。接続 をクリックします。Management Clientが起動します。
  14. Management Clientの機能の詳細とシステムで実行できる処理を表示するには、ツールメニューにある[ヘルプ]をクリックします。

Download Managerを介したレコーディングサーバーのインストール

システム コンポーネントが別々のコンピュータで分散されている場合は、次の手順に従ってレコーディングサーバーをインストールできます。

レコーディングサーバーは、 シングルコンピュータインストールではすでにインストールされていますが、より多くの容量が必要な場合は、同じ手順を使用してレコーディングサーバーを追加することができます。

フェールオーバーレコーディングサーバーをインストールする必要がある場合は、「Download Managerを介したフェールオーバーレコーディングサーバーのインストール」を参照してください。

  1. Management Serverがインストールされているコンピュータから、Management ServerのダウンロードWebページに移動します。WindowsのスタートメニューでMilestone > 管理インストールページの順に選択し、将来、他のコンピュータにシステムコンポーネントをインストールする際に使用できるよう、インターネットアドレスを書き留めるかコピーします。アドレスは通常、http://[management server address]/installation/Admin/default-en-US.htmです。
  2. システムコンポーネントをインストールするコンピュータにログインします。

  3. インターネットブラウザを開き、Management ServerのダウンロードWebページのアドレスをアドレスフィールドに入力して、Enterキーを押します。
  4. レコーディング サーバー インストーラーの下にあるべての言語]を選択して、レコーディング サーバーのインストーラーをダウンロードします。インストーラを保存するか、Webページから直接実行します。
  5. インストール中に使用する言語を選択します。続行をクリックします。
  6. [インストールの種類を選択] ページで以下を選択します:

    [標準]: デフォルト値を使用してレコーディングサーバーをインストールします。

    [カスタム]: カスタム値を使用してレコーディング サーバーをインストールします。

  7. レコーディング サーバーの設定ページで、様々なレコーディング サーバー設定を行います:
    1. レコーディングサーバー名フィールドに、レコーディングサーバー名を入力します。デフォルトでコンピュータ名になっています。
    2. マネジメントサーバーのアドレスフィールドにマネジメントサーバーのアドレスとポート番号が表示されます:localhost:80
    3. メディアデータベースロケーションの選択フィールドで、ビデオ録画を保存したい場所を選択します。ビデオ録画は、プログラムをインストールする場所とは別の、システムドライブ以外の場所に保存することをMilestoneは推奨します。デフォルトの場所は、最も容量のあるドライブです。
    4. [ビデオ録画の保存期間] フィールドで、録画を保存する期間を設定します。デフォルトの保存期間が7日の場合、1日から365,000日の間の日数を入力できます。
    5. 続行をクリックします。
  8. [レコーディングサーバーのIPアドレス]ページは、[カスタム]を選択した場合にのみ表示されます。このコンピュータにインストールするレコーティングサーバーの数を指定します。続行をクリックします。
  9. レコーディング サーバーのサービス アカウントを選択で、レコーディング サーバーのサービス アカウントとしてこの定義済みアカウントまたはこのアカウントのいずれかを選択します。

    必要に応じてパスワードを入力します。

    アカウントのユーザー名は、ひとつの単語でなくてはなりません。スペースは使用できません。

    続行をクリックします。

  10. 暗号化を選択ページでは、通信フローを安全に保護できます。

    • レコーディング サーバー、データ コレクター、マネジメントサーバー間

      内部通信フローに対して暗号化を有効にする場合は、サーバー証明書のセクションで証明書を選択してください。

      レコーディング サーバーからマネジメントサーバーへの通信を暗号化する場合、システムより、マネジメントサーバーからレコーディング サーバーへの通信も暗号化する必要があります。

    • レコーディング サーバーとクライアント間

      レコーディング サーバーと、レコーディング サーバーからデータ ストリームを受け取るクライアント コンポーネント間の暗号化を有効にする場合は、ストリーミング メディアの証明書セクションで、証明書を選択してください。

    • モバイル サーバーとクライアント間

      モバイル サーバーからデータ ストリームを取得するクライアントコンポーネント間の暗号化を有効にする場合は、モバイル ストリーミング メディア証明書セクションで証明書を選択します。

    • イベントサーバーと通信するコンポーネントとイベントサーバー間

      イベントサーバーと通信するコンポーネント(LPR Serverなど)とイベントサーバー間の暗号化を有効に設定するには、[イベントサーバー&アドオン] セクションで、証明書を選択します。

    すべてのシステム コンポーネントに対して同じ証明書を使用することも、システム コンポーネントごとに異なる証明書を使用することもできます。

    安全なコミュニケーションのためのシステムの準備についてさらに情報が必要な時は、以下を参照してください:

    インストール後、通知エリアのManagement Server Managerトレイ アイコンのServer Configuratorから暗号化を有効にすることもできます。

  11. ファイルの場所と製品の言語を選択ページで、プログラム ファイルのファイルの場所を選択します。

    すでにMilestone XProtect VMSがコンピュータにインストールされている場合、このフィールドは無効になっています。このフィールドには、コンポーネントがインストールされる場所が表示されます。

  12. 製品の言語フィールドで、どの言語でXProtect製品をインストールするのか選択します。インストールをクリックします。

    ソフトウェアがインストールされます。インストールが完了すると、正常にインストールされたシステム コンポーネントのリストが表示されます。閉じるをクリックします。

  13. フェールオーバーレコーディングサーバーがインストールされれば、Management Clientトレーアイコンでその状態を確認し、Recording Server Manager内でその設定を行うことができます。詳細については、「初期構成タスクリスト」を参照してください。

Download Managerを介したフェールオーバーレコーディングサーバーのインストール

ワークグループを実行する場合は、フェールオーバーレコーディングサーバーを別の方法でインストールする必要があります(「ワークグループのインストール」を参照)。

  1. Management Serverがインストールされているコンピュータから、Management ServerのダウンロードWebページに移動します。WindowsのスタートメニューでMilestone > 管理インストールページの順に選択し、将来、他のコンピュータにシステムコンポーネントをインストールする際に使用できるよう、インターネットアドレスを書き留めるかコピーします。アドレスは通常、http://[management server address]/installation/Admin/default-en-US.htmです。
  2. システムコンポーネントをインストールするコンピュータにログインします。

  3. インターネットブラウザを開き、Management ServerのダウンロードWebページのアドレスをアドレスフィールドに入力して、Enterキーを押します。
  4. レコーディング サーバー インストーラーの下にあるべての言語]を選択して、レコーディング サーバーのインストーラーをダウンロードします。インストーラを保存するか、Webページから直接実行します。
  5. インストール中に使用する言語を選択します。続行をクリックします。
  6. [インストールの種類を選択]ページで[フェールオーバー]を選択し、レコーディング サーバーをフェールオーバー レコーディング サーバーとしてインストールします。
  7. レコーディング サーバーの設定ページで、様々なレコーディング サーバーの設定を行います。フェールオーバー レコーディング サーバーの名前、マネジメントサーバーのアドレス、メディア データベースへのパス。続行をクリックします。

  8. フェイルオーバーレコーディングサーバーをインストールする際には、[レコーディングサーバーのサービスアカウントを選択]ページで[このアカウント]と名付けられた特定のユーザーアカウントを使用する必要があります。これにより、フェールオーバーユーザーアカウントが作成されます。必要に応じて、パスワードを入力して確認します。続行をクリックします。
  9. 暗号化を選択ページでは、通信フローを安全に保護できます。

    • レコーディング サーバー、データ コレクター、マネジメントサーバー間

      内部通信フローに対して暗号化を有効にする場合は、サーバー証明書のセクションで証明書を選択してください。

      レコーディング サーバーからマネジメントサーバーへの通信を暗号化する場合、システムより、マネジメントサーバーからレコーディング サーバーへの通信も暗号化する必要があります。

    • レコーディング サーバーとクライアント間

      レコーディング サーバーと、レコーディング サーバーからデータ ストリームを受け取るクライアント コンポーネント間の暗号化を有効にする場合は、ストリーミング メディアの証明書セクションで、証明書を選択してください。

    • モバイル サーバーとクライアント間

      モバイル サーバーからデータ ストリームを取得するクライアントコンポーネント間の暗号化を有効にする場合は、モバイル ストリーミング メディア証明書セクションで証明書を選択します。

    • イベントサーバーと通信するコンポーネントとイベントサーバー間

      イベントサーバーと通信するコンポーネント(LPR Serverなど)とイベントサーバー間の暗号化を有効に設定するには、[イベントサーバー&アドオン] セクションで、証明書を選択します。

    すべてのシステム コンポーネントに対して同じ証明書を使用することも、システム コンポーネントごとに異なる証明書を使用することもできます。

    安全なコミュニケーションのためのシステムの準備についてさらに情報が必要な時は、以下を参照してください:

    インストール後、通知エリアのManagement Server Managerトレイ アイコンのServer Configuratorから暗号化を有効にすることもできます。

  10. ファイルの場所と製品の言語を選択ページで、プログラム ファイルのファイルの場所を選択します。

    すでにMilestone XProtect VMSがコンピュータにインストールされている場合、このフィールドは無効になっています。このフィールドには、コンポーネントがインストールされる場所が表示されます。

  11. 製品の言語フィールドで、どの言語でXProtect製品をインストールするのか選択します。インストールをクリックします。

    ソフトウェアがインストールされます。インストールが完了すると、正常にインストールされたシステム コンポーネントのリストが表示されます。閉じるをクリックします。

  12. フェールオーバーレコーディングサーバーがインストールされると、Failover Serverサービストレーアイコンでその状態を確認し、Management Client内でその設定を行うことができます。詳細については、「初期構成タスクリスト」を参照してください。

デフォルト以外のポートを用いたXProtect VMSのインストール

XProtect VMSのインストールには、特定のポートが必要です。特に、IISの中にManagement ServerAPI Gatewayが起動しており、特定のポートが空いていることが条件となります。このトピックでは、XProtect VMSをインストールし、IISでデフォルト以外のポートを使用する方法について説明します。API Gatewayのみをインストールする場合も同様です。

VMSが使用するすべてのポートの概要は、このシステムで使用するポートを参照してください。

IISがまだシステムにインストールされていない場合、XProtect VMSのインストーラはIISをインストールし、デフォルトのポートでデフォルトのウェブサイトを使用します。

XProtect VMSのデフォルトを使用しないようにするには、IISを先にインストールしてください。オプションで新しいウェブサイトを追加するか、デフォルトのウェブサイトを使用して続行します。

HTTPSのバインディングがまだ存在しない場合は追加し、コンピュータ上で有効な証明書を選択します(XProtect VMSのインストール時に選択する必要があります)。HTTPとHTTPSのバインディングのポート番号を、お好みの利用可能なポートに編集してください。

XProtect VMSインストーラーを実行し、インストールのカスタマイズを選択します。

インストール時に、利用可能なウェブサイトが複数ある場合は、XProtectシステムで使用するIISのウェブサイトを選択するページが表示されます。XProtectシステムにどのWebサイトを使用するかを選択する必要があります。インストーラーは、変更されたポート番号を使用します。

コマンドラインシェルを介したサイレントインストール(説明付き)

システム管理者はサイレントインストールを実行することで、該当するユーザーの介入なく、エンドユーザーへの影響を最小限に抑える形で、大規模なネットワークにわたってXProtect VMSSmart Clientソフトウェアをインストールおよびアップグレードできます。

XProtect VMSSmart Clientインストーラー(.exeファイル)のコマンドライン引数は異なります。それぞれが特有のコマンドラインパラメータセットを有しており、これらはコマンドラインシェルまたは引数ファイルを介して直接呼び出すことができます。コマンドラインシェルでは、インストーラに付属のコマンドラインオプションも使用できます。

Microsoft System Center Configuration Manager (SCCMまたはConfigMgrとも呼ばれます) のように、XProtectインストーラー、そのコマンド ライン パラメータ、コマンド ライン オプションを、サイレント配布およびソフトウェアインストール用のツールと組み合わせることができます。このようなツールの詳細については、メーカーのウェブサイトを参照してください。またMilestone Software ManagerXProtect VMS、デバイスパック、Smart Clientのリモートインストールおよび更新に使用することもできます。詳細については、Milestone Software Managerの管理者マニュアルを参照してください

コマンドラインパラメータと引数ファイル

サイレントインストール中は、さまざまなVNSシステムコンポーネントと密接にリンクしている設定に加え、コマンドラインパラメータと引数ファイルを用いてその内部通信を指定することができます。コマンドラインパラメータと引数ファイルは、新規インストールにおいてのみ使用してください。これは、コマンドラインパラメータによって表される設定はアップグレード中には変更できないためです。

利用可能なコマンドラインパラメータを表示し、インストーラ用の引数ファイルを生成するには、コマンドラインシェルでインストーラが配置されているディレクトリに移動し、以下のコマンドを入力します:

[NameOfExeFile].exe ‑‑generateargsfile=[path]

例:

MilestoneXProtectRecordingServerInstaller_x64.exe ‑‑generateargsfile=c:\temp

保存された引数ファイル(Arguments.xml)内では、コマンドラインパラメータごとにその目的についての記述が添えられます。コマンドラインパラメータの値がインストールのニーズに適合するよう、引数ファイルを修正したうえで保存することができます。

インストーラで引数ファイルを使用したい場合は、以下のコマンドを入力することで‑‑argumentsコマンドラインオプションを使用します:

[NameOfExeFile].exe ‑‑quiet ‑‑arguments=[path]\[filename]

例:

Milestone XProtect VMS Products 2022 R3 System Installer.exe ‑‑quiet ‑‑arguments=C:\temp\arguments.xml

コマンドラインオプション

コマンドラインシェルでは、インストーラをコマンドラインオプションと組み合わせることもできます。コマンドラインオプションは通常、コマンドの動作を修正させる目的で使用します。

コマンドラインオプションの全リストを表示するには、コマンドラインシェルでインストーラが配置されているディレクトリに移動し、[NameOfExeFile].exe ‑‑helpと入力します。インストールを成功させるためには、値を必要とするコマンドラインオプションに対して値を指定する必要があります。

コマンドラインパラメータとコマンドラインオプションは、両方とも同一のコマンド内で使用できます。その際、‑‑parametersコマンドラインオプションを使用し、それぞれのコマンドラインパラメータをコロン(:)で区切ります。以下の例では、‑‑quiet‑‑showconsole‑‑parametersはコマンドラインオプションである一方、ISFAILOVERRECORDERNAMEはコマンドラインパラメータとなっています:

MilestoneXProtectRecordingServerInstaller_x64.exe ‑‑quiet ‑‑showconsole ‑‑parameters=ISFAILOVER:true:RECORDERNAME:Failover1

記録サーバーをサイレント・インストールします

サイレントインストール時には、インストールが完了しても通知が送られません。通知を受けるには、コマンドに‑‑showconsoleコマンドラインオプションを加えます。インストールが完了すると、Milestone XProtect Recording Serverトレイアイコンが表示されます。

以下のコマンドラインの例では、角括弧([ ])内のテキストと角括弧そのものを実数値に置き換える必要があります。例:[パス]の代わりに、d:\program files\d:\record\\\network‑storage‑02\surveillanceなどと入力します。‑‑helpコマンドラインオプションを使用すれば、各コマンドラインオプション値の正規形式について確認できます。

  1. Recording Serverコンポーネントをインストールするコンピュータにログインします。
  2. インターネットブラウザを開き、管理者を対象としたManagement Serverのダウンロード用ウェブページのアドレスをアドレスフィールドに入力し、Enterを押します。
  3. アドレスは通常、http://[マネジメントサーバーのアドレス]:[port]/installation/Admin/default‑en‑US.htmとなっています。

  4. [Recording Serverインストーラ]の下にある[すべての言語]を選択して、レコーディングサーバーインストーラをダウンロードします。
  5. 希望のコマンドラインシェルを開きます。Windowsコマンドプロンプトを開くには、Windowsの[スタート]メニューを開いてcmdと入力します。
  6. ダウンロードしたインストーラが保存されているディレクトリに移動します。
  7. 以下の2通りのシナリオのいずれであるかに応じて、インストールを続行します:

    シナリオ1: 既存のインストールをアップグレードするか、Management Serverコンポーネントと併せてデフォルトの値でサーバーにインストールします

    • 以下のコマンドを入力してインストールを開始します。
    • MilestoneXProtectRecordingServerInstaller_x64.exe ‑‑quiet

    シナリオ2: 分散システムにインストールする

    1. 以下のコマンドを入力して、コマンドラインパラメータが記された引数ファイルを生成します。
    2. MilestoneXProtectRecordingServerInstaller_x64.exe ‑‑generateargsfile=[path]

    3. 指定したパスから引数ファイル(Arguments.xml)を開き、必要に応じてコマンドラインパラメータの値を修正します。
    4. SERVERHOSTNAMEとSERVERPORTのコマンドラインパラメータに有効な値が指定されていることを確認します。そうでない場合、インストールは完了しません。
    5. 引数ファイルを保存します。
    6. コマンドラインシェルに戻り、以下のコマンドを入力することで、引数ファイルで指定したコマンドラインパラメータ値でインストールを実行します。
    7. MilestoneXProtectRecordingServerInstaller_x64.exe ‑‑quiet ‑‑arguments=[path]\[filename]

XProtect Smart Clientサイレントインストール

サイレントインストール時には、インストールが完了しても通知が送られません。通知を受けるには、コマンドに‑‑showconsoleコマンドラインオプションを加えます。インストールが完了するとXProtect Smart Clientへのショートカットがデスクトップに表示されます。

以下のコマンドラインの例では、角括弧([ ])内のテキストと角括弧そのものを実数値に置き換える必要があります。例:[パス]の代わりに、d:\program files\d:\record\\\network‑storage‑02\surveillanceなどと入力します。‑‑helpコマンドラインオプションを使用すれば、各コマンドラインオプション値の正規形式について確認できます。

  1. インターネットブラウザを開き、エンドユーザーを対象としたManagement Serverのダウンロード用ウェブページのアドレスをアドレスフィールドに入力し、Enterを押します。
  2. アドレスは通常、http://[マネジメントサーバーのアドレス]:[port]/installation/default‑en‑US.htmとなっています。

  3. XProtect Smart Clientインストーラ]の下にある[すべての言語]を選択して、XProtect Smart Clientインストーラをダウンロードします。
  4. 希望のコマンドラインシェルを開きます。Windowsコマンドプロンプトを開くには、Windowsの[スタート]メニューを開いてcmdと入力します。
  5. ダウンロードしたインストーラが保存されているディレクトリに移動します。
  6. 以下の2通りのシナリオのいずれであるかに応じて、インストールを続行します:

    シナリオ1: 既存のインストールをアップグレードするか、デフォルトのコマンドラインパラメータ値でインストールする

    • 以下のコマンドを入力してインストールを開始します。
    • "XProtect Smart Client 2022 R3 Installer.exe" ‑‑quiet

    シナリオ2: xml引数をインプットとして使用して、コマンドラインパラメータのカスタム値でインストールする

    1. 以下のコマンドを入力して、コマンドラインパラメータが記された引数xmlファイルを生成します。
    2. "XProtect Smart Client 2022 R3 Installer.exe" ‑‑generateargsfile=[path]

    3. 指定したパスから引数ファイル(Arguments.xml)を開き、必要に応じてコマンドラインパラメータの値を修正します。
    4. 引数ファイルを保存します。
    5. コマンドラインシェルに戻り、以下のコマンドを入力することで、引数ファイルで指定したコマンドラインパラメータ値でインストールを実行します。
    6. "XProtect Smart Client 2022 R3 Installer.exe" ‑‑quiet ‑‑arguments=[path]\[filename]

ログサーバーをサイレントインストールする

サイレントインストール時には、インストールが完了しても通知が送られません。通知を受けるには、コマンドに‑‑showconsoleコマンドラインオプションを加えます。

以下のコマンドラインの例では、角括弧([ ])内のテキストと角括弧そのものを実数値に置き換える必要があります。例:[パス]の代わりに、d:\program files\d:\record\\\network‑storage‑02\surveillanceなどと入力します。‑‑helpコマンドラインオプションを使用すれば、各コマンドラインオプション値の正規形式について確認できます。

  1. Log Serverコンポーネントをインストールするコンピュータにログインします。
  2. インターネットブラウザを開き、管理者を対象としたManagement Serverのダウンロード用ウェブページのアドレスをアドレスフィールドに入力し、Enterを押します。
  3. アドレスは通常、http://[マネジメントサーバーのアドレス]:[port]/installation/Admin/default‑en‑US.htmとなっています。

  4. ログサーバーインストーラーの下のすべての言語を選択して、ログサーバーインストーラーをダウンロードします。
  5. 希望のコマンドラインシェルを開きます。Windowsコマンドプロンプトを開くには、Windowsの[スタート]メニューを開いてcmdと入力します。
  6. ダウンロードしたインストーラが保存されているディレクトリに移動します。
  7. 以下の2通りのシナリオのいずれであるかに応じて、インストールを続行します:

    シナリオ1: 既存のインストールをアップグレードするか、デフォルトのコマンドラインパラメータ値でインストールする

    • 以下のコマンドを入力してインストールを開始します。
    • "XProtect Log Server 2022 R3 Installer x64.exe" ‑‑quiet ‑‑showconsole

    シナリオ2: xml引数をインプットとして使用して、コマンドラインパラメータのカスタム値でインストールする

    1. 以下のコマンドを入力して、コマンドラインパラメータが記された引数xmlファイルを生成します。
    2. "XProtect Log Server 2022 R3 Installer x64.exe" ‑‑generateargsfile=[path]

    3. 指定したパスから引数ファイル(Arguments.xml)を開き、必要に応じてコマンドラインパラメータの値を修正します。
    4. 引数ファイルを保存します。
    5. コマンドラインシェルに戻り、以下のコマンドを入力することで、引数ファイルで指定したコマンドラインパラメータ値でインストールを実行します。
    6. "XProtect Log Server 2022 R3 Installer x64.exe" ‑‑quiet ‑‑arguments=[path]\[filename] ‑‑showconsole