新しいXProtectシステムのインストール

XProtect Essential+をインストールする

XProtect Essential+の無料版をインストールできます。無料版はXProtect VMSの機能やカメラの数が限られています。インストールのためにはインターネットに接続してくださいXProtect Essential+

このバージョンは、シングルコンピュータインストールオプションを使用して1台のコンピュータにインストールされます。シングルコンピュータ オプションは、現在のコンピュータにすべてのサーバーコンポーネントとクライアントコンポーネントをインストールします。

Milestoneでは、インストールの前に以下のセクションを注意して読むようお勧めしています:インストールを開始する前に

FIPSインストールでは、Windowsオペレーティング システムでFIPSが有効になっている場合、XProtect VMSをアップグレードできません。インストールする前に、VMSに含まれているすべてのコンピューターでWindows FIPSセキュリティ ポリシーを無効にします (SQLサーバーをホストしているコンピューターも含まれます)。ただし、XProtect VMSバージョン2020 R3以降にアップグレードしている場合は、FIPSを無効にする必要はありません。 FIPS 140-2準拠モードで実行するようにXProtect VMSを設定する方法の詳細については、強化ガイドのFIPS 140-2準拠セクションを参照してください。

初期インストールの後、設定ウィザードを続けることができます。ハードウエアと構成に応じて、レコーディング サーバーがネットワーク上のハードウエアをスキャンします。その後、どのハードウェア デバイスをシステムに追加するか選択できます。カメラはビューに事前構成されており、マイクやスピーカーといったその他デバイスは、オプションで有効にできます。また、ユーザーにオペレーターの役割、あるいはシステム管理者の役割を持たせてシステムに加えることも可能です。インストールが終了するとXProtect Smart Clientが開き、システムを使用する準備が整います。

インストール ウィザードを閉じると、XProtect Management Clientが開き、ハードウェア デバイスやユーザーのシステムへの追加といった手動設定が可能になります。

以前のバージョンの製品からアップグレードすると、システムはハードウェアのスキャン、または新しいビューとユーザーのプロファイル作成を行いません。

  1. ソフトウェアをインターネット (https://www.milestonesys.com/downloads/) からダウンロードし、Milestone XProtect VMS製品2020 R3システムInstaller.exeファイルを実行します。
  2. インストール ファイルが展開されます。 セキュリティ設定によって、1つまたは複数のWindows®セキュリティ警告が表示されます。 これらを許可すると、展開が続行されます。
  3. 完了すると、Milestone XProtect VMSインストール ウィザードが表示されます。
    1. インストール中に言語を選択します(これは、インストール後にシステムによって使用される言語ではありません。これは後の段階で選択します)。 続行をクリックします。
    2. Milestone使用許諾契約を読みます。 使用許諾契約の条項に同意しますチェックボックスを選択して、続行をクリックします。
    3. XProtect Essential+リンクをクリックして、無料のライセンスファイルをダウンロードします。

      無料のライセンス ファイルがダウンロードされ、ライセンス ファイルの場所を入力または参照フィールドに表示されます。続行をクリックします。

  4. 単一のコンピューターを選択します。

    インストールするコンポーネントのリストが表示されます (このリストは編集できません)。続行をクリックします。

  5. システム設定パスワードの割り当てページで、システム設定を保護するパスワードを入力します。システム回復時、またはシステムを拡張する際 (クラスターの追加など)、このパスワードが必要になります。

    このパスワードを保存して安全に維持しておく必要があります。このパスワードをなくした場合は、システム設定を回復する能力に支障が出る可能性があります。

    システム設定をパスワードで保護したくない場合は、システム設定パスワードを保護しないことを選択し、システム設定が暗号化されないことを承知するを選択します。

    続行をクリックします。

  6. レコーディング サーバーの設定ページで、様々なレコーディング サーバー設定を行います:
    1. レコーディングサーバー名フィールドに、レコーディングサーバー名を入力します。デフォルトはコンピュータ名です。
    2. 管理サーバーのアドレスフィールドに管理サーバーのアドレスとポート番号 (localhost:80) が表示されます。
    3. メディア データベース ロケーションの選択フィールドで、ビデオ録画を保存したい場所を選択します。ビデオ録画は、プログラムをインストールする場所とは別の、システム ドライブ以外の場所に保存するようMilestoneでは推奨します。デフォルトの場所は、最も容量のあるドライブです。
    4. ビデオ録画の保存期間フィールドでは、ビデオ録画の保存期間を定義します。保存期間は、7日がデフォルトで設定されていますが、1日から999日まで設定が可能です。
    5. 続行をクリックします。
  7. 暗号化を選択ページでは、通信フローを安全に保護できます。

    • レコーディング サーバー、データ コレクター、管理サーバー間

      内部通信フローに対して暗号化を有効にする場合は、サーバー証明書のセクションで証明書を選択してください。

      レコーディング サーバーから管理サーバーへの通信を暗号化する場合、システムより、管理サーバーからレコーディング サーバーへの通信も暗号化する必要があります。

    • レコーディング サーバーとクライアント間

      レコーディング サーバーと、レコーディング サーバーからデータ ストリームを受け取るクライアント コンポーネント間の暗号化を有効にする場合は、ストリーミング メディアの証明書セクションで、証明書を選択してください。

    • モバイル サーバーとクライアント間

      モバイル サーバーからデータ ストリームを取得するクライアントコンポーネント間の暗号化を有効にする場合は、モバイル ストリーミング メディア証明書セクションで証明書を選択します。

    すべてのシステム コンポーネントに対して同じ証明書を使用することも、システム コンポーネントごとに異なる証明書を使用することもできます。

    安全な通信のためのシステム準備の詳細については、安全な通信(説明付き)Milestone証明書ガイドを参照してください。

    インストール後、通知エリアのManagement Server Managerトレイ アイコンのServer Configuratorから暗号化を有効にすることもできます。

  8. ファイルの場所と製品言語を選択ページで以下を行います。

    1. ファイルの場所フィールドで、プログラムをインストールしたいロケーションを選択してください。

      すでにMilestone XProtect VMSがコンピューターにインストールされている場合、このフィールドは無効になっています。このフィールドには、コンポーネントがインストールされる場所が表示されます。

    2. 製品の言語で、どの言語でXProtect製品をインストールするのか選択します。
    3. インストールをクリックします。

    ソフトウェアがインストールされます。まだコンピュータにインストールされていない場合は、インストール中にMicrosoft® SQL Server® ExpressとMicrosoft IISが自動的にインストールされます。

  9. コンピュータを再起動するよう指示される場合があります。 コンピュータの再起動後、セキュリティ設定によって1つまたは複数のWindowsセキュリティ警告が表示される場合があります。 これらを許可すると、インストールが完了します。

  10. インストールが完了すると、コンピューターにインストールされているコンポーネントのリストが表示されます。

    続行をクリックして、システムにハードウェアとユーザーを追加してください。

    ここで閉じるをクリックすると設定ウィザードがスキップされ、XProtect Management Clientが開きます。Management Clientでは、システムを設定できます (ハードウェアやユーザーのシステムへの追加など)。

  11. ハードウェアのユーザー名とパスワードを入力ページでは、(メーカーのデフォルト値から変更した) ハードウェアのユーザー名とパスワードを入力します。

    インストーラーにより、このハードウェアのネットワークと、メーカーのデフォルト資格情報が割り当てられたハードウェアのネットワークがスキャンされます。

    続行をクリックして、ハードウェアのスキャンが完了するまで待機します。

  12. システムに追加するハードウェアを選択ページで、システムに追加したいハードウェアを選択します。続行をクリックして、ハードウェアが追加されるまで待機します。
  13. デバイスの設定ページでは、ハードウェア名の横にある編集アイコンをクリックすると、ハードウェアにわかりやすい名前を付けることができます。この名前は、ハードウェア デバイスの名前の先頭に付きます。

    ハードウェア ノードを展開して、カメラ、スピーカー、マイクなどのハードウェア デバイスを有効または無効にします。

    デフォルトで、カメラは有効化、スピーカーとマイクは無効化されています。

    続行をクリックして、ハードウェアが設定されるまで待機します。

  14. ユーザーの追加ページでは、ユーザーをWindowsユーザーまたは基本ユーザーとしてシステムに追加できます。これらのユーザーには、管理者またはオペレーターの役割を割り当てることができます。

    ユーザーを定義し、追加をクリックします。

    ユーザーの追加が終わったら、続行をクリックします。

  15. インストールと初期設定が終了すると、設定が完了しましたページが開きます。ここには以下が表示されます:
    • システムに追加されたハードウェア デバイスのリスト
    • システムに加えられたユーザーのリスト
    • ユーザーと共有できるXProtect Web ClientXProtect Mobileクライアントへのアドレス
  16. 閉じるをクリックするとXProtect Smart Clientが開き、利用可能になります。

システムのインストール - シングルコンピュータオプション

シングルコンピュータ オプションは、現在のコンピュータにすべてのサーバーコンポーネントとクライアントコンポーネントをインストールします。

Milestoneでは、インストールの前に以下のセクションを注意して読むようお勧めしています:インストールを開始する前に

FIPSインストールでは、Windowsオペレーティング システムでFIPSが有効になっている場合、XProtect VMSをアップグレードできません。インストールする前に、VMSに含まれているすべてのコンピューターでWindows FIPSセキュリティ ポリシーを無効にします (SQLサーバーをホストしているコンピューターも含まれます)。ただし、XProtect VMSバージョン2020 R3以降にアップグレードしている場合は、FIPSを無効にする必要はありません。 FIPS 140-2準拠モードで実行するようにXProtect VMSを設定する方法の詳細については、強化ガイドのFIPS 140-2準拠セクションを参照してください。

初期インストールの後、設定ウィザードを続けることができます。ハードウエアと構成に応じて、レコーディング サーバーがネットワーク上のハードウエアをスキャンします。その後、どのハードウェア デバイスをシステムに追加するか選択できます。カメラはビューに事前構成されており、マイクやスピーカーといったその他デバイスは、オプションで有効にできます。また、ユーザーにオペレーターの役割、あるいはシステム管理者の役割を持たせてシステムに加えることも可能です。インストールが終了するとXProtect Smart Clientが開き、システムを使用する準備が整います。

インストール ウィザードを閉じると、XProtect Management Clientが開き、ハードウェア デバイスやユーザーのシステムへの追加といった手動設定が可能になります。

以前のバージョンの製品からアップグレードすると、システムはハードウェアのスキャン、または新しいビューとユーザーのプロファイル作成を行いません。

  1. ソフトウェアをインターネット (https://www.milestonesys.com/downloads/) からダウンロードし、Milestone XProtect VMS製品2020 R3システムInstaller.exeファイルを実行します。
  2. インストール ファイルが展開されます。 セキュリティ設定によって、1つまたは複数のWindows®セキュリティ警告が表示されます。 これらを許可すると、展開が続行されます。
  3. 完了すると、Milestone XProtect VMSインストール ウィザードが表示されます。
    1. インストール中に言語を選択します(これは、インストール後にシステムによって使用される言語ではありません。これは後の段階で選択します)。 続行をクリックします。
    2. Milestone使用許諾契約を読みます。 使用許諾契約の条項に同意しますチェックボックスを選択して、続行をクリックします。
    3. ライセンス ファイルの場所を入力または参照で、XProtectプロバイダーから入手したライセンス ファイルを入力します。または、ファイルの場所を参照するか、XProtect Essential+リンクをクリックして無料ライセンス ファイルをダウンロードします。無料のXProtect Essential+製品に課せられている制限については、製品比較チャートを参照してください。続行する前に、ライセンス ファイルがシステムで検証されます。続行をクリックします。
  4. 単一のコンピューターを選択します。

    インストールするコンポーネントのリストが表示されます (このリストは編集できません)。続行をクリックします。

  5. システム設定パスワードの割り当てページで、システム設定を保護するパスワードを入力します。システム回復時、またはシステムを拡張する際 (クラスターの追加など)、このパスワードが必要になります。

    このパスワードを保存して安全に維持しておく必要があります。このパスワードをなくした場合は、システム設定を回復する能力に支障が出る可能性があります。

    システム設定をパスワードで保護したくない場合は、システム設定パスワードを保護しないことを選択し、システム設定が暗号化されないことを承知するを選択します。

    続行をクリックします。

  6. レコーディング サーバーの設定ページで、様々なレコーディング サーバー設定を行います:
    1. レコーディングサーバー名フィールドに、レコーディングサーバー名を入力します。デフォルトはコンピュータ名です。
    2. 管理サーバーのアドレスフィールドに管理サーバーのアドレスとポート番号 (localhost:80) が表示されます。
    3. メディア データベース ロケーションの選択フィールドで、ビデオ録画を保存したい場所を選択します。ビデオ録画は、プログラムをインストールする場所とは別の、システム ドライブ以外の場所に保存するようMilestoneでは推奨します。デフォルトの場所は、最も容量のあるドライブです。
    4. ビデオ録画の保存期間フィールドでは、ビデオ録画の保存期間を定義します。保存期間は、7日がデフォルトで設定されていますが、1日から999日まで設定が可能です。
    5. 続行をクリックします。
  7. 暗号化を選択ページでは、通信フローを安全に保護できます。

    • レコーディング サーバー、データ コレクター、管理サーバー間

      内部通信フローに対して暗号化を有効にする場合は、サーバー証明書のセクションで証明書を選択してください。

      レコーディング サーバーから管理サーバーへの通信を暗号化する場合、システムより、管理サーバーからレコーディング サーバーへの通信も暗号化する必要があります。

    • レコーディング サーバーとクライアント間

      レコーディング サーバーと、レコーディング サーバーからデータ ストリームを受け取るクライアント コンポーネント間の暗号化を有効にする場合は、ストリーミング メディアの証明書セクションで、証明書を選択してください。

    • モバイル サーバーとクライアント間

      モバイル サーバーからデータ ストリームを取得するクライアントコンポーネント間の暗号化を有効にする場合は、モバイル ストリーミング メディア証明書セクションで証明書を選択します。

    すべてのシステム コンポーネントに対して同じ証明書を使用することも、システム コンポーネントごとに異なる証明書を使用することもできます。

    安全な通信のためのシステム準備の詳細については、安全な通信(説明付き)Milestone証明書ガイドを参照してください。

    インストール後、通知エリアのManagement Server Managerトレイ アイコンのServer Configuratorから暗号化を有効にすることもできます。

  8. ファイルの場所と製品言語を選択ページで以下を行います。

    1. ファイルの場所フィールドで、プログラムをインストールしたいロケーションを選択してください。

      すでにMilestone XProtect VMSがコンピューターにインストールされている場合、このフィールドは無効になっています。このフィールドには、コンポーネントがインストールされる場所が表示されます。

    2. 製品の言語で、どの言語でXProtect製品をインストールするのか選択します。
    3. インストールをクリックします。

    ソフトウェアがインストールされます。まだコンピュータにインストールされていない場合は、インストール中にMicrosoft® SQL Server® ExpressとMicrosoft IISが自動的にインストールされます。

  9. コンピュータを再起動するよう指示される場合があります。 コンピュータの再起動後、セキュリティ設定によって1つまたは複数のWindowsセキュリティ警告が表示される場合があります。 これらを許可すると、インストールが完了します。

  10. インストールが完了すると、コンピューターにインストールされているコンポーネントのリストが表示されます。

    続行をクリックして、システムにハードウェアとユーザーを追加してください。

    ここで閉じるをクリックすると設定ウィザードがスキップされ、XProtect Management Clientが開きます。Management Clientでは、システムを設定できます (ハードウェアやユーザーのシステムへの追加など)。

  11. ハードウェアのユーザー名とパスワードを入力ページでは、(メーカーのデフォルト値から変更した) ハードウェアのユーザー名とパスワードを入力します。

    インストーラーにより、このハードウェアのネットワークと、メーカーのデフォルト資格情報が割り当てられたハードウェアのネットワークがスキャンされます。

    続行をクリックして、ハードウェアのスキャンが完了するまで待機します。

  12. システムに追加するハードウェアを選択ページで、システムに追加したいハードウェアを選択します。続行をクリックして、ハードウェアが追加されるまで待機します。
  13. デバイスの設定ページでは、ハードウェア名の横にある編集アイコンをクリックすると、ハードウェアにわかりやすい名前を付けることができます。この名前は、ハードウェア デバイスの名前の先頭に付きます。

    ハードウェア ノードを展開して、カメラ、スピーカー、マイクなどのハードウェア デバイスを有効または無効にします。

    デフォルトで、カメラは有効化、スピーカーとマイクは無効化されています。

    続行をクリックして、ハードウェアが設定されるまで待機します。

  14. ユーザーの追加ページでは、ユーザーをWindowsユーザーまたは基本ユーザーとしてシステムに追加できます。これらのユーザーには、管理者またはオペレーターの役割を割り当てることができます。

    ユーザーを定義し、追加をクリックします。

    ユーザーの追加が終わったら、続行をクリックします。

  15. インストールと初期設定が終了すると、設定が完了しましたページが開きます。ここには以下が表示されます:
    • システムに追加されたハードウェア デバイスのリスト
    • システムに加えられたユーザーのリスト
    • ユーザーと共有できるXProtect Web ClientXProtect Mobileクライアントへのアドレス
  16. 閉じるをクリックするとXProtect Smart Clientが開き、利用可能になります。

システムのインストール - カスタムオプション

[カスタム]オプションでは管理サーバーがインストールされますが、現行のコンピュータに他のどのサーバー/クライアント コンポーネントをインストールするか選択することもできます。デフォルトでは、レコーディングサーバーはコンポーネントリスト内で選択されていません。選択によっては、未選択のシステムコンポーネントを後から他のコンピュータにインストールすることもできます。 各システムコンポーネントとその役割の詳細については、「メインシステムコンポーネント」を参照してください。 他のコンピュータへのインストールは、Download Managerと名付けられた、マネジメントサーバーのダウンロードWebページを介して行われます。 Download Managerを介したインストールの詳細については、「新しいXProtectコンポーネントのインストール」を参照してください。

Milestoneでは、インストールの前に以下のセクションを注意して読むようお勧めしています:インストールを開始する前に

FIPSインストールでは、Windowsオペレーティング システムでFIPSが有効になっている場合、XProtect VMSをアップグレードできません。インストールする前に、VMSに含まれているすべてのコンピューターでWindows FIPSセキュリティ ポリシーを無効にします (SQLサーバーをホストしているコンピューターも含まれます)。ただし、XProtect VMSバージョン2020 R3以降にアップグレードしている場合は、FIPSを無効にする必要はありません。 FIPS 140-2準拠モードで実行するようにXProtect VMSを設定する方法の詳細については、強化ガイドのFIPS 140-2準拠セクションを参照してください。

  1. ソフトウェアをインターネット (https://www.milestonesys.com/downloads/) からダウンロードし、Milestone XProtect VMS製品2020 R3システムInstaller.exeファイルを実行します。
  2. インストール ファイルが展開されます。 セキュリティ設定によって、1つまたは複数のWindows®セキュリティ警告が表示されます。 これらを許可すると、展開が続行されます。
  3. 完了すると、Milestone XProtect VMSインストール ウィザードが表示されます。
    1. インストール中に言語を選択します(これは、インストール後にシステムによって使用される言語ではありません。これは後の段階で選択します)。 続行をクリックします。
    2. Milestone使用許諾契約を読みます。 使用許諾契約の条項に同意しますチェックボックスを選択して、続行をクリックします。
    3. ライセンス ファイルの場所を入力または参照で、XProtectプロバイダーから入手したライセンス ファイルを入力します。または、ファイルの場所を参照するか、XProtect Essential+リンクをクリックして無料ライセンス ファイルをダウンロードします。無料のXProtect Essential+製品に課せられている制限については、製品比較チャートを参照してください。続行する前に、ライセンス ファイルがシステムで検証されます。続行をクリックします。
  4. [カスタム]を選択します。 インストールするコンポーネントリストが表示されます。マネジメントサーバーを除き、リストのすべてのコンポーネントはオプションです。デフォルトでは、レコーディングサーバーは選択されていません。[続行] をクリックします。
  5. 下記のステップにおいて、すべてのシステムコンポーネントがインストールされます。分散型システムについては、このコンピュータには少なめのシステムコンポーネントをインストールし、残りのコンポーネントは他のコンピュータにインストールします。インストールステップを認識できない場合、理由としてこのページに記されているシステムコンポーネントをインストールするよう選択していないことが考えられます。この場合は、次のステップに進みます。「新しいXProtectコンポーネントのインストール」、「新しいXProtectコンポーネントのインストール」、「新しいXProtectコンポーネントのインストール」も参照してください。

  6. [XProtectシステムに使用するIISのWebサイトを選択]ページは、コンピュータで複数のIIS Webサイトを利用できる場合にしか表示されません。XProtectシステムにどのWebサイトを使用するかを選択する必要があります。可能であれば、HTTPSバインドの付いたWebサイトを選択してください。このプロトコルはHTTPの高度かつ安全なバージョンです。[続行]をクリックします。
  7. Microsoft® IISがお使いのコンピューターにインストールされていない場合、ここでインストールされます。

  8. Microsoft SQL Serverの選択]ページで、使用したいSQL Serverを選択します。 「SQL Serverカスタムインストール中のオプション」も参照してください。 [続行] をクリックします。
  9. ローカルコンピュータにSQL Serverが存在しない場合はMicrosoft SQL Server Expressをインストールできますが、大規模な分散型システムにおいては通常、ネットワーク上で専用SQL Serverが使用されます。

  10. [データベースの選択]ページ(既存のSQL Serverを選択した場合にのみ表示)で、システム構成を保存するためのSQLデータベースを選択または作成します。 既存のSQLデータベースを選択した場合、既存のデータを[保持]または[上書き]するかを決定します。 アップグレードを行う場合は、システム設定が失われないよう既存のデータを維持するよう選択します。「SQL Serverカスタムインストール中のオプション」も参照してください。 [続行] をクリックします。
  11. システム設定パスワードの割り当てページで、システム設定を保護するパスワードを入力します。システム回復時、またはシステムを拡張する際 (クラスターの追加など)、このパスワードが必要になります。

    このパスワードを保存して安全に維持しておく必要があります。このパスワードをなくした場合は、システム設定を回復する能力に支障が出る可能性があります。

    システム設定をパスワードで保護したくない場合は、システム設定パスワードを保護しないことを選択し、システム設定が暗号化されないことを承知するを選択します。

    続行をクリックします。

  12. [サービスアカウントの選択]ページで、レコーディングサーバーを除く全システムコンポーネントのサービスアカウントとして、[この定義済みアカウント]または[このアカウント]のいずれかを選択します。必要に応じて、パスワードを入力します。[続行] をクリックします。
  13. レコーディング サーバーのサービス アカウントを選択で、レコーディング サーバーのサービス アカウントとしてこの定義済みアカウントまたはこのアカウントのいずれかを選択します。

    必要に応じてパスワードを入力します。

    アカウントのユーザー名は、ひとつの単語でなくてはなりません。スペースは使用できません。

    続行をクリックします。

  14. レコーディング サーバーの設定ページで、様々なレコーディング サーバー設定を行います:
    1. レコーディングサーバー名フィールドに、レコーディングサーバー名を入力します。デフォルトはコンピュータ名です。
    2. 管理サーバーのアドレスフィールドに管理サーバーのアドレスとポート番号 (localhost:80) が表示されます。
    3. メディア データベース ロケーションの選択フィールドで、ビデオ録画を保存したい場所を選択します。ビデオ録画は、プログラムをインストールする場所とは別の、システム ドライブ以外の場所に保存するようMilestoneでは推奨します。デフォルトの場所は、最も容量のあるドライブです。
    4. ビデオ録画の保存期間フィールドでは、ビデオ録画の保存期間を定義します。保存期間は、7日がデフォルトで設定されていますが、1日から999日まで設定が可能です。
    5. 続行をクリックします。
  15. 暗号化を選択ページでは、通信フローを安全に保護できます。

    • レコーディング サーバー、データ コレクター、管理サーバー間

      内部通信フローに対して暗号化を有効にする場合は、サーバー証明書のセクションで証明書を選択してください。

      レコーディング サーバーから管理サーバーへの通信を暗号化する場合、システムより、管理サーバーからレコーディング サーバーへの通信も暗号化する必要があります。

    • レコーディング サーバーとクライアント間

      レコーディング サーバーと、レコーディング サーバーからデータ ストリームを受け取るクライアント コンポーネント間の暗号化を有効にする場合は、ストリーミング メディアの証明書セクションで、証明書を選択してください。

    • モバイル サーバーとクライアント間

      モバイル サーバーからデータ ストリームを取得するクライアントコンポーネント間の暗号化を有効にする場合は、モバイル ストリーミング メディア証明書セクションで証明書を選択します。

    すべてのシステム コンポーネントに対して同じ証明書を使用することも、システム コンポーネントごとに異なる証明書を使用することもできます。

    安全な通信のためのシステム準備の詳細については、安全な通信(説明付き)Milestone証明書ガイドを参照してください。

    インストール後、通知エリアのManagement Server Managerトレイ アイコンのServer Configuratorから暗号化を有効にすることもできます。

  16. ファイルの場所と製品の言語を選択ページで、プログラム ファイルのファイルの場所を選択します。

    すでにMilestone XProtect VMSがコンピューターにインストールされている場合、このフィールドは無効になっています。このフィールドには、コンポーネントがインストールされる場所が表示されます。

  17. 製品の言語フィールドで、どの言語でXProtect製品をインストールするのか選択します。インストールをクリックします。

    ソフトウェアがインストールされます。インストールが完了すると、正常にインストールされたシステム コンポーネントのリストが表示されます。閉じるをクリックします。

  18. コンピュータを再起動するよう指示される場合があります。 コンピュータの再起動後、セキュリティ設定によって1つまたは複数のWindowsセキュリティ警告が表示される場合があります。 これらを許可すると、インストールが完了します。

  19. Management Clientでシステムを構成します。初期構成タスクリストを参照してください。
  20. 選択内容によっては、Download Managerを介して他のコンピュータに残りのシステムコンポーネントをインストールします。「新しいXProtectコンポーネントのインストール」を参照してください。

SQL Serverカスタムインストール中のオプション

どのSQL Serverとデータベースを以下のオプションと併用するかを決定します。

SQL Serverオプション:

  • Microsoft® SQL Server® Expressをこのコンピュータにインストールする: このオプションは、SQL Serverがコンピュータにインストールされていない場合にのみ表示されます。
  • SQL Serverをこのコンピュータで使用する: このオプションは、SQL Serverがすでにコンピュータにインストールされている場合にのみ表示されます。

  • 検索を介してネットワーク上でSQL Serverを選択する: ネットワークサブネット上で検索可能なすべてのSQL Serverを検索できるようになります。
  • ネットワーク上でSQL Serverを選択する: 検索を介しては見つけることができない可能性がある、SQL Serverのアドレス(ホスト名とIPアドレス)を入力できるようになります。

SQLデータベースオプション:

  • 新しいデータベースを作成する:主に新規インストール用
  • 既存のデータベースを使用する:主に既存のインストールのアップグレード用Milestoneでは、システム設定が失われないよう既存のSQLデータベースを再利用し、その中の既存のデータを維持するよう推奨しています。 SQLデータベース内のデータを上書きするよう選択することも可能です。