ユーザー権限
XProtect Smart Client には、多数の機能が含まれています。ユーザーが特定の機能にアクセスできるかどうかを制御するのは、XProtect VMS システムのシステム管理者です。
システム管理者が XProtect VMS システムでユーザーを作成する時、デフォルトではユーザーには権限はありません。
通常、機能に対するユーザー権限がない場合、その機能に関連するすべてのユーザーインタフェース要素は XProtect Smart Client で非表示になります。例えば、ビデオをエクスポートする権限がない場合、すべての [エクスポート] ボタンとデフォルトの [エクスポート] タブは非表示になります。
各ユーザーが XProtect Smart Client で表示、使用できる機能は、同じ組織内であっても大きく異なる場合があります。
例えば、以下の機能は管理者がお客様にユーザー権限を付与しない機能である場合があります。
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XProtect Smart Client へのログイン
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アラーム、ライブビデオ、または録画ビデオの表示
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ビデオの検索
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ビデオのエクスポート
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設定モードへのアクセス
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共有ビデオの作成
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特定のカメラからのビデオの表示
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ブックマークまたはエビデンスロックの適用
ユーザー権限は、時刻、曜日、および複数の要因の組み合わせによっても異なります。例えば、月曜日から金曜日までの勤務時間中は、特定のカメラからのライブビデオのみを表示できますが、勤務中は、ビデオがいつ録画されたかに関係なく、カメラからすべての録画ビデオを確認することができます。
ビデオ制限機能を使用すると、調査員は特定のカメラからのビデオに対するユーザー権限を特定の期間、一時的に無効にすることができます。