[ハードウェアプロパティ]ウィンドウ
システム内の各レコーディングサーバーに対して、ハードウェアを追加するための方法は、複数あります。
ハードウェアがNAT対応ルーターまたはファイアウォールの背後にある場合、別のポート番号を指定し、ルーター/ファイアウォールを構成して、ハードウェアのポートとIPアドレスにマッピングされるようにしなければならない場合があります。
ハードウェアを追加ウィザードを使用して、ネットワーク上でカメラおよびビデオエンコーダーなどのハードウェアを検知し、システムのレコーディングサーバーに追加します。ウィザードでは、Milestone Interconnect設定のリモートレコーディングサーバーも追加できます。ハードウェアは、一度に1つのレコーディングサーバーにのみ追加してください。
情報タブ(ハードウェア)
リモートサーバーの[情報]タブについては、「情報タブ(リモートサーバー)」をご参照ください。
名前 | 説明 |
---|---|
名前 | 名前を入力します。この名前は、システムやクライアントでハードウェアが列挙されるたびに使用されます。名前は一意である必要はありません。 ハードウェアの名前を変更すると、名前はManagement Clientで一括変更されます。 |
説明 | ハードウェアの説明を入力します(オプション)。説明は、システム内の複数のリストに表示されます。たとえば、[オーバービュー] ペインでハードウェア名にマウスポインタを移動すると表示されます: |
モデル | ハードウェアモデルを規定します。 |
シリアル番号 | メーカーが指定したハードウェアのシリアル番号。シリアル番号は、MACアドレスと同じであることがよくありますが、必ず一致するわけでもありません。 |
ドライバー | ハードウェアへの接続を処理しているドライバーを規定します。 |
IE | ハードウェア製造元のデフォルトホームページを開きます。このページはハードウェアの管理に使用します。 |
アドレス | ハードウェアのIPアドレスまたはホスト名。 |
MACアドレス | システムハードウェアのハードウェアメディアアクセスコントロール(MAC)アドレスを指定します。MACアドレスは、ネットワーク上の各ハードウェアを一意に識別する12文字の16進数です。 |
ファームウェアのバージョン: | ハードウェアデバイスのファームウェアバージョン。システムに現在のバージョンを表示させるため、ファームウェアをアップデートする際は毎回、アップデート後に [ハードウェアデータの更新] ウィザードを実行してください。 |
最後に変更したパスワード | 最後に変更したパスワード フィールドには、最後にパスワードを変更した際のタイムスタンプが表示されます。ここでは、パスワードを変更したコンピュータの現地の時刻設定が反映されます。 |
ハードウェアデータの最終更新日: | ハードウェアデータの最終更新日時。 |
設定タブ(ハードウェア)
設定タブで、ハードウェアの設定を確認または編集できます。
設定タブの内容は、選択したハードウェアによって決定されます。このため、ハードウェアの種類によって内容が異なります。ハードウェアの種類によっては、設定タブの内容がまったく表示されないか、または読み取り専用の場合があります。
リモートサーバーの[設定]タブについては、「設定タブ(リモートサーバー)」をご参照ください。
PTZタブ(ビデオエンコーダー)
PTZタブでは、ビデオエンコーダーのPTZ(パン/チルト/ズーム)を有効にできます。選択されたデバイスがビデオエンコーダーであるか、ドライバーが非PTZおよびPTZカメラの両方をサポートしている場合に、このタブを使用できます。
PTZタブの各ビデオエンコーダーのチャネルで、PTZの使用を個別に有効にすると、ビデオエンコーダーに接続されたPTZカメラのPTZ機能を使用できます。
一部のビデオエンコーダーは、PTZカメラに対応していません。PTZカメラの使用をサポートするビデオエンコーダーでも、PTZカメラを使用する前に、設定が必要な場合があります。通常は、デバイスのIPアドレスで、ブラウザベースの設定インターフェースを使用して、追加ドライバーをインストールします。
2つのビデオエンコーダーチャネルに対してPTZが有効になっている状態のPTZタブ