ハードウェアの追加

システム内の各レコーディングサーバーに対して、ハードウェアを追加するための方法は、複数あります。

ハードウェアがNAT対応ルーターまたはファイアウォールの背後にある場合、別のポート番号を指定し、ルーター/ファイアウォールを構成して、ハードウェアのポートとIPアドレスにマッピングされるようにしなければならない場合があります。

ハードウェアを追加ウィザードを使用して、ネットワーク上でカメラおよびビデオエンコーダーなどのハードウェアを検知し、システムのレコーディングサーバーに追加します。ウィザードでは、Milestone Interconnect設定のリモートレコーディングサーバーも追加できます。ハードウェアは、一度に1つのレコーディングサーバーにのみ追加してください。

  1. ハードウェアの追加にアクセスするには、必要なレコーディングサーバーを右クリックし、ハードウェアの追加を選択します。
  2. ウィザードオプション(以下を参照)のいずれかを選択し、画面の手順に従います。
  3. インストール後、[概要]ペインにハードウェアとデバイスが表示されます。

初めてハードウェアを追加する際は、特定のハードウェアを事前に設定する必要があります。このようなハードウェアを追加すると、[ハードウェア デバイスの事前設定]ウィザードが現れます。詳細については、ハードウェアの事前設定 (説明付き)をご参照ください。

ハードウェアの追加(ダイアログ)

ハードウェアは次のいずれかを表します。

  • IP経由で監視システムのレコーディングサーバーに直接接続する物理ユニット(カメラ、ビデオエンコーダー、I/Oモジュールなど)。
  • Milestone Interconnect設定のリモートサイトのレコーディングサーバー。

ハードウェアをシステムに追加する方法については、「ハードウェアの追加」をご参照ください。

名前

説明

高速(推奨)

レコーディングサーバーのローカルネットワークで、新しいハードウェアがシステムにより自動的にスキャンされます。

他のレコーディングサーバーで実行中のハードウェアを表示チェックボックスを選択すると、検出したハードウェアが他のレコーディングサーバーで実行中であるかどうかを確認できます。

新しいハードウェアをネットワークに追加し、システムで使用するたびに、このオプションを選択できます。

このオプションを使用して、Milestone Interconnectセットアップでリモートシステムを追加することはできません。

HTTPとHTTPSハードウェアを追加するには、ラジオボタン [HTTPS(セキュア)] を選択した状態で高速検出を実行し、その後、[HTTP(セキュアでない)] を選択した状態で検出を実行してください。

アドレス範囲スキャン

ネットワーク上の関連するハードウェアとMilestone Interconnectリモートシステムがスキャンされます。

  • これは、指定されたハードウェアのユーザー名とパスワードに従って実行されます。ハードウェアで出荷時設定のデフォルトユーザー名とパスワードが使用される場合には必要ありません。
  • ドライバー
  • IP範囲(IPv4のみ)
  • ポート番号(デフォルト= 80)

システムを拡張する場合など、ネットワークの一部だけをスキャンするときにはこのオプションを選択できます。

マニュアル

各ハードウェアとMilestone Interconnectリモートシステムの詳細情報を個別に指定します。追加するハードウェア数が限られており、IPアドレス、関連するユーザー名およびパスワードが分かっている場合、またはカメラが自動検出機能をサポートしていない場合には、この選択が適しています。

リモート接続ハードウェア

リモート接続されているサーバー経由で接続されているハードウェアがスキャンされます。

Axis One-clickカメラの接続など、サーバーをインストールした場合にこのオプションを使用できます。

このオプションを使用して、Milestone Interconnectセットアップでリモートシステムを追加することはできません。