プレバッファの管理
カメラ、マイクおよびスピーカーがプリバッファをサポートします。スピーカーでは、XProtect Smart Clientユーザーがスピーカーで話す機能を使用している場合にのみストリームが送信されます。つまり、スピーカーストリームの記録がどのようにトリガーされるかによって、使用可能なプリバッファがわずかであったり、プリバッファがない場合が生じます。
ほとんどの場合、XProtect Smart Client ユーザーがスピーカーで話す機能を使用している場合に、スピーカーを録画するように設定されています。この場合は、スピーカーのプリバッファは利用できません。
プリバッファ機能を使用するには、デバイスを有効にしてストリームをシステムに送信する必要があります。
プレバッファの有効化と無効化
プレバッファは、デフォルトでは3秒のプレバッファサイズで有効になっており、メモリに保存されます。
- [サイトナビゲーション] ペインで [デバイス] を選択します。
- [オーバービュー] ペインで関連するデバイスを選択します。
- [録画] タブで、[プレバッファ] チェックボックスを選択または選択解除します。
- クライアントタブで、このカメラに関連付けるデバイスを指定します。
ストレージ場所とプレバッファ期間の指定
一時プレバッファ録画はメモリ内またはディスク上のいずれかに保存されます。
- [サイトナビゲーション] ペインで [デバイス] を選択します。
- [概要]ペインで該当するデバイスを選択し、[録画]タブを選択します。
- [場所] リストで [メモリ] または [ディスク] を選択し、秒数を指定します。
- 15秒を上回るプレバッファ期間が必要な場合は、[ディスク]を選択します。
指定する秒数は、定義済みの様々な記録ルールでの要件に対応するに十分な大きさである必要があります。
場所を[メモリ]に変更すると、期間が自動的に15秒に短縮されます。
ルールでプレバッファを使用
録画をトリガーするルールを作成する場合、録画が実際のイベントよりも少し前に始まるように選択できます(プリバッファ)。
例:以下のルールでは、カメラがモーションを検知する5秒前にカメラでの録画が始まるように指定しています。
プリバッファ録画機能をルールで使用するには、録画されるデバイスのプリバッファ機能を有効にし、プリバッファ長さを少なくともルールで定義した長さと同じに設定する必要があります。