ライセンスとハードウェアの交換(説明付き)
システム内のカメラに障害が発生したため、または他の理由のためにカメラを新しいものと交換するにあたり、実行すべきベストプラクティスがいくつか存在します。
カメラをレコーディングサーバーから削除すればデバイスライセンスを開放することができますが、旧カメラのすべてのデータベース(カメラ、マイク、入出力)と設定へのアクセスが完全に失われてしまいます。旧カメラのデータベースへのアクセスを維持し、新しいカメラと交換した際にこれらの設定を再利用できるようにするには、以下の該当するオプションを使用します。
カメラを類似品と交換する
カメラを類似品(同じメーカー、ブランド、モデルなど)と交換し、かつ新しいカメラに旧カメラと同じIPアドレスを割り当てれば、旧カメラのすべてのデータベースへの完全なアクセスを維持できます。新しいカメラは、旧カメラと同じデータベースおよび設定を引き続き使用します。この場合、Management Clientで設定を一切変更せずに、旧カメラのネットワークケーブルを新しいカメラに移します。
カメラを非類似品に交換する
カメラを非類似品(異なるメーカー、ブランド、モデルなど)と交換する場合は、[ハードウェアの交換]ウィザード(ハードウェアの交換を参照)を使用して、旧カメラのすべての関連データベースを新しいカメラにマップし、旧カメラの設定を再利用する必要があります。
ハードウェア交換後のライセンスアクティベーション
自動ライセンスアクティベーションを有効にしている場合(「自動ライセンスアクティベーションを有効にする」を参照)、新しいカメラは自動的にアクティベートされます。
自動ライセンスアクティベーションが無効にされており、かつ「アクティベーションなしのデバイスの変更」の許容回数がすべてゼロになっている場合(「アクティベーションなしのデバイスの変更(説明付き)」を参照)、ライセンスを手動でアクティベートする必要があります。ライセンスの手動アクティベーションについて詳しくは、「ライセンスをオンラインでアクティベーション」または「ライセンスをオフラインでアクティベート」をご参照ください。