ボタンと設定の概要

このトピックでは、XProtect Mobileアプリのボタンと設定についてリストアップしながら説明します。アプリでの操作方法がわからないアイテムがある場合は、ここを参照できます。

アプリを起動すると、以下のボタンおよび設定からなるサーバー画面が表示されます。

名前

説明

サーバーを追加(Android)使用可能なモバイルサーバーがないかローカルネットワークをスキャンします。XProtect Mobileクライアントには、UPnPに基づいてXProtect Mobileサーバーを検索するスキャン機能があります。

(Android)

編集(iOS)
  • サーバーを追加(iOS):モバイルサーバーがないかローカルネットワークをスキャンします。
  • 編集:サーバーの設定を編集します。
  • 削除:サーバーをリストから削除します。
  • 接続/切断(Android):モバイルサーバーに接続するか、現在接続中のサーバーを切断します。

(Android)

設定(iOS)

表示または変更

  • 一般設定
    • 起動状態を維持:ビデオのストリーミング中も画面を起動したままにします。
    • デモサーバーを非表示:デモサーバーがサーバーリストに表示されないようにします。
    • 使用データを提供する(Android):優れたサービスを提供する上で役立ちます

      システムを欧州 GDPR に準拠するインストールにしたい場合は、データ収集を有効にしないでください。 データ保護と使用状況データの収集の詳細については、GDPR  プライバシーガイドを参照してください。

    • プッシュ通知(Android):アプリでのプッシュ通知の受信を有効にします。プッシュ通知を受信するには、モバイルデバイスとモバイルサーバーでアプリの通知設定を有効にする必要もあります(通知の有効化または無効化を参照)。
    • このアプリのために生体認証またはデバイスの認証情報の使用を有効にする:生体認証センサーまたはデバイスの認証情報を使用して、アプリを開く前(AndroidおよびiOS)、またはモバイルサーバーを編集または削除する前に(Android)アプリのロックを解除します。アプリでこの機能を利用するには、モバイルデバイスで生体認証機能とセキュリティに関する設定を有効にする必要があります。
  • ビデオ画質設定
    • フレーム数/秒:FPSを下げることで帯域幅の使用が抑えられます。
    • 帯域幅または画質の最適化:帯域幅の使用を抑えることができます。画質の向上を無効にします。
    • 低いビデオ解像度を使用:より高いFPSレートを使用できるようになります。
    • デバイスへのダイレクトストリーミングを許可:ビデオ画質が向上します。ダイレクトストリーミングは、サーバーで有効になっている場合にのみ使用可能です。
    • 複数のカメラからのライブビデオでのみキーフレームを使用:キーフレームのみを使用できるようにし、CPU使用率を削減します。無効にすると、すべてのフレームと高いFPSレートが使用されます。
    • ビデオ診断オーバーレイ:有効にすると、選択したビューにFPS(フレーム数/秒)、コーデック、解像度、ビデオのストリーミングのタイプが表示されます。この機能は、情報をビデオのオーバーレイとして表示し、ビデオのストリーミングやパフォーマンスの問題に関連するXProtect Mobileクライアントの問題のトラブルシューティングをサポートします。
  • 管理設定
    • ビデオコントロールを自動的に非表示:操作が一定時間が行われないと、ビデオコントロールが自動的に非表示になります。
    • デフォルトのPTZコントロール:PTZコントロールの希望のデフォルト設定を選択します。

XProtect Mobileの使用について詳しくは、ヘルプリンクをタップして参照してください。

サーバーの追加をタップすると、以下の設定を含むサーバーの追加画面が表示されます。

名前

説明

サーバーをIDで追加

固有サーバーの識別子を使用してサーバーを追加します。この接続方法はアドレスブックサービスを使用するため、Milestone Care Plusサブスクリプションパッケージが必要です。

サーバーを手動で追加サーバーの名前と、そのIPアドレスまたはホスト名を入力し、XProtect Mobileクライアントとモバイルサーバーの接続に使用する接続の種類を選択します。デフォルトで、HTTPS接続が選択されています。

モバイルサーバーにログインすると、以下が実行可能です。

  • 左上のユーザーメニューには、以下が含まれます。
  • Androidの上部のバーおよびiOSの下部のタブには、通常、以下のオプションがあります。

オプションは、Management Clientで表示する権限が付与されている場合のみ使用できます。

名前

説明

(Android)

(iOS)

スマートマップに移動すると、モバイルデバイスを使って世界中の複数の場所にあるVMSのデバイス(カメラなど)を表示し、それらデバイスにアクセスできます。この機能は、特定のXProtect VMS 製品でのみ使用できます。すべての機能のリストをご確認ください。リストは、MilestoneWeb サイト(https://www.milestonesys.com/products/software/xprotect-comparison/)の製品概要ページにあります。

(Android)

(iOS)

スマートマップでは、現在地マーカー付きで現在地が表示されます。スマートマップツールバーのロケーションボタンには、ロケーションのステータスとして以下が表示されます。

  • (Android)または(iOS):現在地マーカーがロケーションの中心にあります。

  • (Android)または(iOS):現在地マーカーがロケーションの中心にありません。

  • (Android)または(iOS):スマートマップに現在地は表示されていません。

(Android)

(iOS)

スマートマップの表示領域のグリッドビューには、すべてのカメラのライブビデオを表示できます。スマートマップツールバーにグリッドビューボタンがあります。グリッドビューを閉じるには、(Android)または 閉じる(iOS)をタップします。

(Android)

(iOS)

カメラビューまたはブックマークをフィルターします。デフォルトでは、すべてのビューとブックマークが選択されています。

ビューまたは特定のカメラを検索します。

  • すべてのPTZカメラを検索するには、「ptz」と入力します。
  • マイクに接続されたすべてのカメラを検索するには、「audio」と入力します。
  • スピーカーに接続されたすべてのカメラを検索するには、「ptt」と入力します。

ビュー(Android)

(iOS)

ホーム画面でカメラの利用可能なビューを表示します。ビデオを再生するビューを選択します(ライブまたは録画)。利用可能なビューは、フォルダー内にまとめられています。

  • (Android)

  • (iOS)

これらのフォルダーには、ビューのあるフォルダー、またはカメラの個別のビュー((Android)または(iOS))を含めることができます。ビューにはカメラのみを含めることができます。

カメラ(Android)

(iOS)

すべてのカメラビューにリストされている利用可能なカメラを表示します。

調査(Android)

(iOS)

XProtect Web ClientまたはXProtect Mobileクライアントで作成された調査を表示します。

ブックマーク(Android)

(iOS)

ブックマークのリストを表示します。以下も実行可能です。
  • ブックマークの詳細を編集する:(Android)または編集(iOS)。

  • ブックマークを共有する:(Android)または(iOS)。

  • ブックマークを削除する:(Android)または削除(iOS)。

アクション(Android)

(iOS)

出力とイベントにアクセスし、有効化します。

アラーム(Android)

(iOS)

アラームを表示または対応します。

(Android)

(iOS)

ビデオプッシュを使用すれは、モバイルデバイスのカメラから音声付きビデオを監視システムにストリーミングできます。

以下を表示または変更するには、ビデオプッシュ画面で(Android)または設定(iOS)に移動します。

  • ビデオ解像度:プッシュするビデオストリームの解像度を選択します。
  • 自動画質:画質の自動調整を有効化します。この設定を無効にした場合、画質をのいずれかに設定できます。
  • ロケーションデータ:ビデオストリームにロケーションデータを追加します。
  • XProtect Corporate
  • XProtect Expert
  • XProtect Professional+
  • XProtect Express+

ライブモードでは、これらのボタンを使用することで以下が可能です。

名前

説明

(Android)

(iOS)

選択したカメラに対するアクションのリストが表示されます。

(Android)

(iOS)

PTZモードに移動します。スクリーンにPTZコントロールが表示され、これを用いて選択したカメラのパン、チルト、ズームイン操作ができます。非PTZカメラでは淡色表示

(Android)

(iOS)

選択したカメラのPTZプリセット位置が表示されます(PTZカメラのみ)。

(Android)

(iOS)

現在のフレームのスナップショットを撮影します。スナップショットは以下のように保存されます。

  • スナップショットはデバイスのSDカードの/mnt/sdcard/Milestoneに保存されます(Android)。
  • スナップショットはデバイスのフォトライブラリに保存され、デバイス上で写真をタップするとアクセスできます(iOS)。

保存場所は変更できません。

(Android)

(iOS)

すべてのカメラのライブビデオを同僚と共有できます。

(Android)

(iOS)

スマートマップに移動し、ライブビデオを表示するカメラのロケーションを確認します。この機能は、特定のXProtect VMS 製品でのみ使用できます。すべての機能のリストをご確認ください。リストは、MilestoneWeb サイト(https://www.milestonesys.com/products/software/xprotect-comparison/)の製品概要ページにあります。

(Android)

(iOS)

マイクが接続されたカメラからの受信音声の再生を開始または停止します。

スピーカーが接続されたカメラのプッシュ・トゥ・トーク(PTT)機能の使用を開始または停止します。

(Android)

(iOS)

ライブビデオにブックマークを追加して、関連するビデオシーケンスをすばやく見つけます(ライブビデオを閲覧するを参照)。

(Android)

(iOS)

再生モードからライブモードへ切り替えます。

再生モードでは、これらのボタンを使用することで、以下が可能です。

名前

説明

(Android)

(iOS)

作成したビデオ録画のリストを表示します。

(Android)

(iOS)

ライブモードで小さなピクチャ・イン・ピクチャ(PiP)をオン/オフします。ボタンを再度タップ、またはPiPビューをダブルタップすると、ライブモードに戻ります。

(Android)

(iOS)

調査を作成します。

(Android)

(iOS)

ビデオ録画を順方向に再生します。

(Android)

(iOS)

ビデオ録画を逆方向に再生します。

(Android)

(iOS)

ビデオ録画の再生を一時停止します。

(Android)

(iOS)

次のシーケンスに進むか、前のシーケンスに戻ります。

(Android)

(iOS)

シーケンス内のひとつ先のフレームに進むか、またはひとつ前のフレームに戻ります。

タイムスクローラーをドラッグすると、録画ビデオの特定の時間に移動できます。時間表示をタップすると、タイムピッカーが表示されます。

X1

再生速度の選択肢が表示されます。

(Android)

(iOS)

マイクとスピーカーが接続されているカメラに保存されている音声を再生します。

(Android)

(iOS)

再生モードでスナップショットを撮ります。

(Android)

(iOS)

録画したビデオにブックマークを追加して、ビデオシーケンスをすばやく見つけます(ビデオ録画の検索と表示を参照)。

(Android)

(iOS)

前の画面に戻します。