XProtectフォーマットの設定

WindowsコンピューターのXProtectでのみ開くことができるエクスポートを作成するには、XProtect Smart Client – Player形式を選択します。

XProtectの2020 R1以降のバージョンで作成されたエクスポートを開くには、XProtect Smart Clientの2020 R1以降のバージョンを使用する必要があります。

名前

説明

含めるXProtect Smart Client – Player

エクスポートされたデータのあるXProtect Smart Client – Playerアプリケーションを含めます。エクスポートされたデータは、XProtect Smart Client – Playerを使用してのみ再生できます。

再エクスポートしない

受信者がデータをどのような形式でも再エクスポートできないようにして、データが改ざんされないようにします。

パスワードで暗号化

暗号化標準AES-256を使用してエクスポートを暗号化します。[エクスポート]>[エクスポートを作成] を選択すると、8文字以上のパスワードの入力が求められます。

エクスポートされたデータを開くまたは表示するため、エクスポート受信者はパスワードを入力する必要があります。

デジタル署名を含める

エクスポートしたデータベースにデジタル署名を含めます。監視システムの設定によって、ビデオや音声にすでに署名が含まれていることがあります。この場合は、これらの署名はエクスポート中に検証され、検証が成功するとエクスポートに含められます。検証に異常があると、そのエクスポートも完了しません。エクスポートされたファイルを開くと、受領者はXProtect Smart Client – Playerで署名を確認できます。デジタル署名の検証もご参照ください。

デジタル署名を含めない場合、サーバーからの署名もエクスポートも含められず、ビデオや音声が改ざんされていてもエクスポートが成功することになります。

エクスポート プロセス中、デジタル署名は2つの異なる状況で除外できます。

エクスポートプロセスは完了しますが、署名を確認すると、レコーディングサーバーの電子署名が削除されているか、部分的にOKになっていることが分かります。

コメント

[エクスポートにコメントを追加する] ウィンドウを開きます。このウィンドウでは、個別のカメラやエクスポートプロジェクト全体にコメントを追加できます。