イベントおよびアラーム
XProtectでは、イベントおよびアラームがシステム内のカメラや他のデバイスを監視し、XProtect Smart Clientにおけるセキュリティインシデントに対応できるようにする主要な機能です。
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イベントとは、VMSが検知したモーション検知、カメラの変更、システムステータスの変更といった特別なインシデントを指します。これらのイベントは通常、カメラ、センサー、VMSなどの接続されたデバイスにより生成されます。それぞれのイベントは、時刻、場所、インシデントの種類といった関連する詳細情報と共に記録されます。
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アラームは、事前定義されたイベントに対してトリガーされる応答です。特定のイベントがXProtectVMS内に設定された基準を満たした場合、アラームが有効化されます。セキュリティ担当者への通知、録画の開始、自動化されたシステム応答(ドアのロック、照明の点灯など)のトリガーといった様々なアクションを指示するために、アラームを設定することができます。インシデントによりアラームがトリガーされた場合、マップまたはスマートマップが表示され、インシデントが発生した場所を地理的に把握できるようになります。アラームがトリガーされた場合に表示されるデスクトップ通知や音声通知をWindowsに受信することができます。お客様のXProtect Smart Client設定で、マップやスマートマップ、デスクトップ通知が利用可能かどうかについては、システム管理者にお問い合わせください。
イベントおよびアラームが共にVMS内の潜在的なセキュリティ脅威を特定・分析し、それに応答するための強力なフレームワークが実現します。アラームへの迅速な応答を実現するため、マップ、スマートマップ、Windows通知を利用することができます。