パブリックアドレスとポートの定義
パブリックネットワークまたは信頼できないネットワークでXProtect Smart Clientを使用してVMSにアクセスする必要がある場合、MilestoneはVPN経由で安全な接続を使用することを推奨しています。これはXProtect Smart ClientとVMSサーバー間の通信を確実に保護することに役立ちます。
レコーディングサーバーのパブリックIPアドレスはネットワークタブで定義します。
クライアントはローカルネットワークに加えてインターネットから接続することもあります。いずれの場合にも、レコーディングサーバーからのライブビデオや録画ビデオにクライアントがアクセスできるように、監視システムが適切なアドレスを提供する必要があります。
- クライアントがローカルで接続する場合、監視システムはローカルのアドレスおよびポート番号を返します。
- クライアントがインターネットから接続する場合、監視システムはレコーディングサーバーのパブリックアドレスを返します。これはファイアウォールまたはNAT(ネットワークアドレス変換)ルーターのアドレスであり、多くの場合、異なるポート番号です。アドレスおよびポートは、サーバーのローカルアドレスおよびポートに転送できます。
- パブリックアクセスを有効にするには、パブリックアクセスを有効にするチェックボックスを選択します。
- レコーディングサーバーのパブリックアドレスを定義します。ファイアウォールまたはNATルーターのアドレスを入力し、インターネットから監視システムにアクセスするクライアントがレコーディングサーバーに接続できるようにします。
- パブリックポート番号を指定します。ファイアウォールまたはNATルーターで使用するポート番号を、ローカルで使用するポート番号と異なる番号にしておくことをお勧めします。
パブリックアクセスを使用する場合、使用するファイアウォールまたはNATルーターを設定し、パブリックなアドレスおよびポートに送信されるリクエストが、関連するレコーディングサーバーのローカルなアドレスおよびポートに転送されるようにしてください。