アラームとイベント(設定)

アラームをビューに追加する

以下のアイテムをビューに追加すると、優先されるアラームのリストを共有して、オペレータがアラーム関連のインシデントに焦点を当てて対応できるようにすることが可能です。通常、以下の両方を同じビューに追加します。

  • アラームリストには、アラームの優先リストが表示され、複数のフィルタリングオプションが含まれています。
  • アラームプレビューでは、アラームリストで選択されているアラームのビデオをプレビューできます。

以下の手順を行うには、2つ以上のビューアイテムでビューレイアウトが必要です。

手順:

  1. ビューペインで、アラームリストアラームプレビューを追加したいビューを選択します。
  2. セットアップをクリックしてセットアップモードに移ります。
  3. システム概要ペインでアラームを展開し、アラームリストを表示アイテムまでドラッグします。
  4. アラームプレビューを異なる表示アイテムにドラッグします。
  5. セットアップを再度クリックし、セットアップモードを解除します。変更が保存されました。

アラームリストの設定

設定モードで、ナビゲーションツリーでアラームまたはイベントをサーバー別にグループ化して表示するかどうか、また同時にいくつのアラームやイベントをリストで表示するかを選択できます。ここで、アラームリストにアラームやイベントを表示するかどうかを指定することもできます。

名前

説明

ナビゲーションツリーを表示

選択すると、アラームリストの左側にナビゲーションツリーを表示します。ナビゲーションツリーでは、異なる状態のアラームでサーバーとフィルター別にグループ化されたアラームまたはイベントを表示できます。

フェッチする最大行数

取得してアラームリストに表示する最大行数を制御します。デフォルトで、アラームリストには一度に最高100のアラームまたはイベントが表示されます。これにより反応時間が向上します。より多数のアラームまたはイベントの取得と表示には時間がかかるためです。アラームまたはイベントが100以上ある場合は、以下のボタンをクリックすると次の100件のアラームを表示して取得できます。

このフィールドでは、最大行数を設定できます(1~999)。

データソース

アラームリストで、アラームやイベントのリストを表示するかどうかを選択します。

イベントリストには、モーション検知やアーカイブ障害などのシステムやユーザーが生成するイベントは表示されません。

アラームプレビューの設定

アラームまたはビデオに関連付けられたビデオがある場合は、アラームリストで特定のアラームを選択すると、選択されたアラームまたはイベントの録画済みビデオがアラームプレビューに表示されます。アラームに複数のカメラが関連付けられている場合、あるいは複数のアラームを選択した場合、複数のプレビューが表示されます。アラームに関連付けられているビデオがない場合は、アラームプレビューは灰色で表示されます。アラームプレビューのプロパティは、設定モードで変更できます。

名前

説明

同じカメラを表示

選択すると、アラームプレビューに同じカメラを複数回表示します。アラームプレビューは、アラームリストで選択されているものを反映します。複数のアラームまたはイベントを選択することが可能であるため、選択したアラームまたはイベントが同じカメラに関連付けられている場合は、同じカメラからのビデオがアラームプレビューに何回も表示されることがあります。

イベントソースカメラを表示

選択すると、監視システムサーバーでアラームまたはイベントが設定されたカメラからのビデオ(ある場合)を表示します。

このフィールドをクリアすることは、お勧めいたしません。

関連するカメラを表示

選択すると、アラームプレビューに関連するカメラからのビデオを表示します。1つのアラームまたはイベントにつき最大16台の関連カメラからの関連ビデオを表示することが可能です。XProtect Smart Clientでは、関連するカメラの数を指定できません。数はアラームによって異なり、監視システム設定の一部として指定されます。

オーバーレイを表示

移動しているオブジェクトの経路を追跡する線などのオーバーレイ情報を表示できるプラグインとアラームプレビューを使用している場合のみ該当します。これは、XProtect Smart Clientの標準機能ではありません。