アプリケーションプール

VMSには、.NET v4.5、.NET v4.5 Classic、DefaultAppPoolなどの標準アプリケーションプールが含まれています。システムで使用可能なアプリケーションプールは、インターネット情報サービス (IIS) マネジャーに表示されます。VideoOSでは、上記の標準アプリケーション プールの他、一連のMilestone XProtect VMSアプリケーション プールが提供されます。

Milestone XProtectのアプリケーション プール

次の表では、Milestone XProtect で提供されるVideoOSアプリケーション プールの概要を確認できます。

名前ID目的
.NET v4.5ApplicationPoolId標準IIS機能
.NET v4.5 ClassicApplicationPoolId標準IIS機能
DefaultAppPoolApplicationPoolId標準IIS機能
VideoOS ApiGatewayNetworkService将来のパブリックXProtectAPIであるAPIゲートウェイと、VMSへのゲートウェイをホストします。
VideoOS ClassicNetworkServiceローカルヘルプなどのレガシーコンポーネントをホストし、主に下位互換性に準拠します。
VideoOS IDPNetworkServiceIdentity Provider APIをホストします。Identity Provider は、基本ユーザーのID 情報を作成、維持、管理し、依存するアプリケーションまたはサービスに認証および登録サービスを提供します。
VideoOS IMNetworkServiceXProtect Incident Manager APIをホストします。XProtect Incident Manager インシデントを文書化し、XProtectVMSからのシーケンスエビデンス(ビデオおよび潜在的に音声)と組み合わせます。
VideoOS Management ServerNetworkServiceConfiguration API、サーバーコンポーネントAPI、その他のManagement Serverサービスをホストし、ユーザー認証を管理します。
VideoOS ReportServerNetworkServiceアラームやイベントのレポートを収集・作成するウェブアプリケーションをホストします。
VideoOS ShareServiceNetworkServiceXProtect Mobileクライアントのユーザー間のブックマークやライブビデオの共有を容易にするサービスをホストします。

アプリケーション プールを操作する

インターネット情報サービス( ウィンドウの IISアプリケーションプールページから、アプリケーション プールを追加したり、アプリケーション プールのデフォルトを設定したり、各アプリケーション プールでホストされているアプリケーションを表示したりできます。

アプリケーションプールページを開く

  1. Windowsスタートメニューから、インターネット情報サービス(IIS)マネジャーを開きます。

  2. 接続ペインで環境の名前をクリックし、アプリケーションプールをクリックします。

  3. アクションの下で、アプリケーションプールを追加するまたは アプリケーションプールのデフォルトを設定する をクリックし、これらのタスクを実行します。

  4. アプリケーションプールページでアプリケーションプールを選択すると、各アプリケーションプールのアクションの下に、さらにオプションが表示されます。