XProtect Management Server Failover
マネジメントサーバーまたは SQL Server を実行しているスタンドアロンのコンピューターにハードウェア障害が発生した場合でも、録音/録画やレコーディングサーバーに影響はありません。しかし、これらのハードウェア障害により、クライアントにログインしていないオペレータおよびシステム管理者でダウンタイムが発生する可能性があります。
XProtect Management Server Failoverは、次の場合に役立つXProtect VMS 拡張機能です。
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サーバーに障害が発生した場合 – 問題を解決している間に、別のコンピュータからシステムコンポーネントを実行できます。
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システムのアップデートとセキュリティパッチが必要な場合–スタンドアロンのマネジメントサーバーにセキュリティパッチを行うと時間がかかり、ダウンタイムが長引く可能性があります。フェールオーバー クラスタがあれば、最小限のダウンタイムでシステムのアップデートとセキュリティパッチを行えます。
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シームレスな接続が必要な場合 – ユーザーは、いつでも中断されることなくライブビデオと再生ビデオ、およびシステム設定にアクセスできます。
XProtect Management Server Failover を構成するには、2 台のコンピューター上で実行されるマネジメントサーバー、ログサーバー、およびイベントサーバーをインストールします。1 台目のコンピュータが動作を停止すると、VMS コンポーネントは 2 台目のコンピュータで動作を開始します。さらに、SQL Server をフェールオーバークラスターで実行すると、VMS データベースの安全なリアルタイム複製のメリットを得ることができます。