ライセンス(説明付き)
インストールを開始する前に、このトピックのライセンスについて知ることができます。
XProtect Essential+をインストールしている場合は、8つのデバイスライセンスを含むシステムを無料で実行できます。自動ライセンスアクティベーションが有効なため、ハードウェアデバイスはシステムに追加するだけでアクティベートされます。
より高性能なXProtect製品にアップグレードする場合にのみ、このトピックの残りの部分が関連します。
ソフトウェアとライセンスを購入すると、次のものを受け取ります。
- 注文確認書とSLC (ソフトウェアライセンスコード)に基づく名前が付けられ、.lic拡張子の付いたソフトウェアライセンスファイルが電子メールで受信されます。
- Milestone Careの監視範囲
まず、当社のウェブサイト(https://www.milestonesys.com/downloads/)からソフトウェアをダウンロードしてください。ソフトウェアをインストールする際には、有効なライセンスファイル(.lic)を指定する必要があります。
ライセンスのタイプ
XProtectライセンスシステムでは、複数のライセンスタイプが用意されています。
基本ライセンス
最低でも、いずれかのXProtectVMS製品に対して1つの基本ライセンスを保有することになります。また、XProtect拡張機能用に1つ以上の基本ライセンスを持つこともできます。
デバイスライセンス
最低でも、複数のデバイスライセンスを保有することになります。通常は、システムに追加したいカメラ搭載ハードウェアデバイスごとに、1 つのデバイスライセンスが必要となります。ただし、これはハードウェアデバイスによって異なる場合があり、Milestoneに対応したハードウェアデバイスであるかどうかに応じても変化します。詳細については、対応ハードウェアデバイスおよび非対応ハードウェアデバイスを参照してください。
XProtect Mobileでビデオプッシュ機能を使用したい場合は、システムにビデオをプッシュするためのモバイルデバイスまたはタブレットごとに、デバイスライセンスが1つ必要となります。
カメラに搭載されているスピーカー、マイク、入出力デバイスにはデバイスライセンスは必要ありません。
通常は、システムに追加したいカメラ搭載ハードウェアデバイスごとに、1 つのデバイスライセンスが必要となります。ただし少数ながら、複数のデバイスライセンスが必要となる対応ハードウェアデバイスも存在します。ハードウェアデバイスにいくつのデバイスライセンスが必要となるかは、Milestoneウェブサイト(https://www.milestonesys.com/support/tools-and-references/supported-devices/)の対応ハードウェアのリストで確認できます。
最大16チャネルを有するビデオエンコーダーについては、ビデオエンコーダーのIPアドレスごとに1つのデバイスライセンスしか必要ありません。ビデオエンコーダーには1つ以上のIPアドレスがある場合があります。
ただし、ビデオエンコーダーのチャネル数が16を超える場合、ビデオエンコーダー上でアクティベートされたカメラごとに(ならびにアクティベートされた最初の16台分のカメラごとに)1つのデバイスライセンスが必要となります。
非対応ハードウェアデバイスについては、ビデオチャネルを使用しているアクティベート済みカメラごとにデバイスライセンスが1つ必要となります。
非対応ハードウェアデバイスは、Milestone Webサイト(https://www.milestonesys.com/support/tools-and-references/supported-devices/)の対応ハードウェアのリストには記載されていません。
Milestone Interconnect™用のカメラライセンス
Milestone Interconnect を実行するには、中央サイトに、リモートサイトのハードウェアデバイスからビデオを表示するための Milestone Interconnect カメラライセンスが必要です。必要な Milestone Interconnect カメラライセンスの数は、データを受信したいリモートサイトのハードウェアデバイスの数によって異なります。XProtect Corporate のみが中央サイトとして動作できます。
XProtect拡張機能用のライセンス
ほとんどのXProtect拡張機能には追加ライセンスが必要です。ソフトウェアライセンスファイルには、拡張機能ライセンスに関する情報も含まれています。一部の拡張機能には、個別のソフトウェアライセンスファイルがあります。
- XProtect Access(XProtect Accessライセンスを参照)
- XProtect LPR(XProtect LPRライセンスを参照)
- XProtect Transact(はじめにを参照)
XProtect Smart Wall では、以下のビデオウォール関連ライセンスが必要です。
- ビデオウォールでモニターの台数無制限でビデオを表示できる XProtect Smart Wall の基本ライセンス
XProtect Smart Wall の使用は以下の製品でのみサポートされています。
XProtect Corporate - XProtect Smart Wall の基本ライセンスは基本ライセンスに含まれています
XProtect Expert - XProtect Smart Wall の基本ライセンスは別売りです
XProtect Incident Manager には、以下ののライセンスが必要です。
基本ライセンス - XProtect Incident Manager の機能を完全に使用するために必要
XProtect Incident Manager の使用は、以下の VMS 製品およびバージョンでのみサポートされています。
XProtect Corporate 2022 R2 以降:XProtect Incident Manager の基本ライセンスが付属します
XProtect Expert、XProtect Professional+、およびXProtect Express+ 2022 R3 以降:XProtect Incident Manager の基本ライセンスは別売りです
ライセンスのアクティベーション
XProtect VMS をインストールしている場合、最初は一定期間が経過する前にアクティベートする必要があるライセンスで実行されます。この期間は猶予期間と言います。Milestoneは、デバイス設定の最終調整前にライセンスをアクティベートすることを推奨しています。
ライセンスをアクティベートせずに猶予期間が切れると、ライセンスがアクティベートされていないすべてのレコーディングサーバーやカメラは、XProtectVMSにデータを送信できなくなります。
基本>ライセンス情報で、Management Clientのソフトウェアライセンスコード(SLC)のあるすべてのインストールのすべてのライセンスの概要を確認できます。
ライセンスをアクティベートするには、以下を実行します。
オンラインアクティベーションの場合は、My Milestoneのウェブサイト(https://online.milestonesys.com/)でご自分のMilestoneアカウントを使用してソフトウェア登録ページにログインします。
- オフラインアクティベーションの場合は、Management Clientにあるライセンスリクエスト(.lrq)ファイルをエクスポートし、ソフトウェア登録ページにログインして.lrqファイルをアップロードします。
.lrqファイルをアップロードした後は、アクディベート済みの.licファイルをMilestoneが電子メールで送信しますので、そのファイルをインポートします。