URLでのIPv6アドレスの使用
IPv6アドレスにはコロンが含まれます。ただし、コロンはまた、他の種類のネットワークアドレス指定構文でも使用されます。たとえば、IPv4は、IPアドレスとポート番号の両方がURLで使用された場合、コロンを使用して分離します。IPv6は、この原理を継承しました。したがって、混乱を避けるために、IPv6アドレスがURL内で使用される場合にIPv6アドレスを角括弧で囲みます。
IPv6アドレスを持つURLの例:
http://[2001:0B80:0000:0000:0000:0F80:3FA8:18AB]、つまり、これは次のように短縮できます。
例:http://[2001:B80::F80:3FA8:18AB]IPv6アドレスとポート番号を持つURLの例:
http://[2001:0B80:0000:0000:0000:0F80:3FA8:18AB]:1234、つまり、これは次のように短縮できます。例:http://[2001:B80::F80:3FA8:18AB]:1234
IPv6の詳細については、IANA Webサイト(https://www.iana.org/numbers/)などをご参照ください。IANA(Internet Assigned Numbers Authority、インターネットで利用されるアドレス資源の管理機関)は、IPアドレス指定の世界的な調整を行う組織です。