復旧
Milestone Huskyユニットで復旧できます。復旧を実行するとユニットが工場出荷時設定時の状態にリセットされ、最初からユニットの設定をやり直すことができます。
復旧では次のことを行います。
- Huskyユニットを出荷時設定にリセットします
- Husky Assistantウィザードを実行し、ユニットを設定します。
- Milestone XProtectのインストールを支援します
Windowsドライブ (C:) の全データが失われ、XProtectシステムはユニット復旧の間、録画が一切できません。Milestone XProtect VMSの設定は、復旧を始める前に保存することが可能です。
データ(D:)とデータ(E:)ドライブのデータは削除されません。
機能の詳細な説明と、設定およびとメンテナンスの手順については、XProtect VMS管理者マニュアルを参照してください。
リカバリパーティションからのファクトリーリセット
Husky Assistant バージョン4.2以降を実行し、Husky イメージバージョン1.3以降を使用している場合は、ユニットのリカバリパーティションからファクトリーリセットを実行できます。
Husky Assistant バージョンと Husky イメージバージョンは、 Husky Assistant プロパティの 概要ページに表示されます。
リカバリーパーティションは、初回使用時の構成プロセスで Husky IVOによって作成されるため、 Husky Assistant ユニットは初回使用時のインストールと構成が正常に終了している必要があります。
Husky 製品にリカバリーパーティションが含まれていない場合、またはユニットでリカバリーパーティションを使用したくない場合は、Milestone サポートからブータブルUSBフラッシュドライブを使用することでファクトリーリセットを実行できます。
Husky Assistant以内でリカバリーパーティションからファクトリーリセットを実行するためには
リカバリパーティションがあり、 Husky IVO バージョン4.6以降の Husky Assistant ユニットを実行している場合は、 Husky Assistant 以内にリカバリパーティションからファクトリーリセットを実行できます。
- Husky IVO ユニットで、Husky Assistant メンテナンスモードで開き、サポート ページを開き、ファクトリーリセット ボタンをクリックして、オプションを選択 ページを開く。
ファクトリーリセット ボタンは、Husky IVOユニットにアクセスするリモートデスクトップを使用している場合は利用できません。 - オプションを選択ページで トラブルシューティング をクリックし、Husky工場出荷時のリセット を選択して Husky IVO リカバリーツールを開始します。
- Husky IVO リカバリーツール が表示されたら、開始 を押してファクトリーリセット処理を開始し、指示に従います。
Microsoft Windows以内でリカバリーパーティションからファクトリーリセットを実行するためには
- Husky IVO ユニットでは、Windows 設定で リカバリー ページを開き、>更新とセキュリティ ページを開き、高度なスタートアップ で 再起動 を押して、Windowsリカバリーモードで Husky ユニットを開始します。オプションを選択 ページが表示されたら、トラブルシューティング をクリックし、Husky ファクトリーリセット を選択して、Husky IVO Recovery Toolを開きます。
- Husky IVO Recovery Toolで開始を押してファクトリーリセットプロセスを起動し、指示に従います。
Microsoft Windows外でリカバリーパーティションからファクトリーリセットを実行するためには
Microsoft Windows オペレーティングシステムにアクセスできない場合、Windows がロードされる前の初期ブートシーケンスの間に Husky ユニットのファクトリーリセットを開始することができます。
- Husky IVO ユニットがオフの場合はユニットをオンにし、シーケンス起動中に F8 を押して、高度なブートオプション ページを開きます。
システムがメニューをブートし、Windows オペレーティングシステムを開始しないようにするには、F8を何度か押さなければならない場合もあります。Windows が起動した場合は、Windows をロードし、ユニットを再度オフにし、高度なブートオプション ページが開くまでこの手順を繰り返します。 - 高度なブートオプション ページで、コンピュータをリペア をクリックして オプションを選択 ページを開きます。
- オプションを選択 ページで、トラブルシューティング を選択し、ラブルシューティング ページを開き、Husky ファクトリーリセット をクリックして Husky IVO Recovery Toolを開きます。
- Husky IVO Recovery Toolで、開始を押してファクトリーリセットプロセスを起動し、指示に従います。
ブータブルUSBデバイスからのファクトリーリセット
Milestone サポートからブートタブルUSBフラッシュドライブを使用してUSB デバイスから Husky IVO ユニットを開始することで、ファクトリーリセットを実行することもできます。
復旧プロセスを開始する方法:
- Milestoneにお問い合わせの上、最新の復旧ソフトウェアを入手してください。
- Milestoneからのサポートを得て、ブータブルUSBフラッシュドライブを作成します。
- USBフラッシュドライブをMilestone Husky IVOユニットに接続します。
- USBフラッシュドライブからブートするため、BIOS設定の準備をします。
復旧プロセスを開始するには:
- ユニットを再起動します。
- USBフラッシュドライブからブートします。
- ユニットがブートして復旧モードに入ります。指示に従って、プロセスを完了してください。
初めてお使いになる際は、詳細についてユニットをオンにするおよびHusky Assistantウィザードの完了を参照してください。