シナリオ:発生後にインシデントに気づいた
このシナリオの例では、ビルトインの XProtect Smart Client 機能を使用してインシデントを調査および文書化する方法についてのみ説明します。
例えば、職場で、誰かが窓にペンキをかけて窓ガラスを破壊したとします。あなたは、前日に職場に出勤した時には、ペンキはついていなかったことを知っています。
このシナリオでは、通常、次のようにします。
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破壊された窓のある領域を録画しているカメラでビューを見つけます。
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再生モードでは、メインタイムラインの機能を使用して、前日の退社時刻からのビデオを検索します。インシデントによってトリガーされるアラームを設定している場合は、アラームのリストを確認することもできます。
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窓ガラスが割られた時の動画を見つけてブックマークします。また、エリアにどのように人物が出入りしたかを確認する方法もあなたは知っています。エリアでのこの人物の挙動を示すビデオを見つけて、それもブックマークします。
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ブックマークしたビデオをドキュメントとしてエクスポートし、組織内外の関連するセキュリティ担当者と共有することができます。
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エクスポートの代替(または追加)として、ビデオシーケンスにエビデンスロックを適用して、XProtectVMS システム内のすべてのビデオで定義した保存期間中はビデオシーケンスが削除されないようにすることができます。