ライブビデオからジッタを取り除く

ライブビデオはマイナーな帯域幅やネットワークの問題で、ジッタが発生することがたまにあります。ジッタは人が歩いているときにビデオが途切れるなど、不規則な動きとして現れます。ライブビデオをスムーズなものにするため、XProtect Smart Clientにライブビデオを表示する前にわずかなバッファリングを加えることができます。このバッファリングによりわずかな遅れが生じるものの、ビデオはよりスムーズに表示されます。

重要事項

  • 応答の遅延:ジョイスティック操作のために即座に応答する必要がある場合は、遅延が顕著になるため、ビデオバッファリングをパン/チルト/ズーム(PTZ)カメラに使用するのは避けてください。

  • メモリ使用率:ビデオバッファリングを使用するとメモリの使用量が増える場合があるため、できるだけ低く抑えてください。

ジッタを取り除くには:

  1. ワークスペースツールバーで、セットアップを選択します。

  2. スムーズにしたいライブビデオストリームが含まれたビューとカメラビューアイテムを選択します。

  3. [プロパティ] ペインの[ビデオバッファリング] で:

    • [デフォルトのビデオバッファリングを使用] を選択し、システム管理者によって設定されたバッファリングを使用します。アプリケーション設定もご参照ください。

    • [デフォルトのビデオバッファリングを使用] を解除し、[ビデオバッファリング] リストを展開し、[無し]から[最大(2秒)] の範囲でバッファリングを選択します。

      すべてのカメラ、ホットスポット、画面自動切替ビューアイテムに同じ設定を適用するには、1つのビューアイテムの設定を定義し、プロパティペインですべてに適用を選択します。

  4. ビデオバッファリング[プロパティ] ペインで見つからない場合は、[設定その他] メニューで[設定] を選択し、[機能] タブで、[セットアップ] > [ビデオバッファリングの編集][利用可能] に設定します。機能設定もご参照ください。

  5. もう一度 [設定] を選択して設定モードを終了し、変更を保存します。