マップ移行ツールを用いたマップからスマートマップへの移行
マップ移行ツールを使用してマップ画像デバイスおよび入退室管理ユニットの位置を既存のマップからスマートマップへ移行します。
前提条件:
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お客様が意図せずスマートマップ上のアイテムを移動してしまう事態を避けるために、マップ移行を開始する前に設定をバックアップすることをお勧めします。
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新しいスマートマップを設定するには、無料のビューアイテムを使用して少なくとも1つのビューを設定する必要があります。
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XProtect Smart Clientの設定モードにアクセスできる権限が必要です。
マップからスマートマップへアイテムを移行するには:
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XProtect Smart Clientの上部リボンで設定モードに入ります。
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スマートマップの左側のツールバーで、[カスタムオーバーレイの追加またはマップのインポート] をクリックします。
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マップ画像を追加したいスマートマップの位置にマウスカーソルを合わせ、その場所をクリックします。
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カスタムオーバーレイの追加ウィンドウで、以下を指定します
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(オプション)マップ画像に名前を付けます。マップオーバーレイの名前を入力しなかった場合、マップには自動的にマップオーバーレイのファイル名と同じ名前が付与されます。
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オーバーレイタイプとしてMapsを選択し、ドロップダウンリストから追加するマップを選択します。
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情報メッセージを確認します。システム設定が既にバックアップされているか確認してください。
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インポートしたマップオーバーレイを地理的に正しいコンテキストでスマートマップに配置します。マップオーバーレイのサイズを変更したり、移動・回転させたりして、スマートマップの適正な位置に合うように、あるいはビルのレイアウトに合うように調整できます。
マップオーバーレイのサイズや位置が満足できるものになった後、変更を保存します。
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マップにデバイスまたは入退室管理ユニットが含まれている場合は、画像マップのみを移行するか、すべてのアイテムを移行するかを選択します。
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すべてのアイテムのインポートを選択し、一部のアイテムがスマートマップにすでに追加されている場合は、位置を変更する必要があります。現在の位置を保持するか、変更するかを選択します。
選択を終えると、Windowsデスクトップ通知によりアイテムを追加したことを確認する通知が表示されます。
各マップ画像に対してこの手順を繰り返し、スマートマップに追加します。スマートマップ上の既存のアイテムをアップデートする場合など、必要に応じて、同一のマップ画像をスマートマップに再度追加できます。