アダプティブ再生(説明付き)
アダプティブ再生は、再生モードでアダプティブストリーミングを使用可能にする構成です。
アダプティブ再生は、2つのレコーディングストリーム、プライマリおよびセカンダリストリームを要求します。Management Client でどちらのストリームも有効にする場合、両ストリームとも録画します。
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セカンダリレコーディングが構成される前にある期間のビデオを再生した場合、プライマリレコーディングだけが再生されます。
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セカンダリレコーディングが構成された後で録画されたビデオを再生する場合、クライアントのビューサイズに最も適したものに合わせて、プライマリまたはセカンダリレコーディングのビデオが再生されます。
使用可能
使用可能な機能は、使用しているシステムによって異なります。すべての機能に関するリストをご確認ください。リストは、Milestoneウェブサイト(https://www.milestonesys.com/products/software/xprotect-comparison/)の製品概要ページにあります。
アダプティブストリーミングを有効にする
Smart Client[プロファイル] の [詳細] タブでアダプティブストリーミングと共にアダプティブ再生を有効にすることができ、XProtect Smart Clientの[設定] > [詳細] > [アダプティブストリーミング] でも有効にできます。XProtect Smart Clientでアダプティブストリーミングの有効化については、アダプティブストリーミングを有効にするをご参照ください。
エッジレコーディング
オプションとして、アダプティブ再生のエッジレコーディングを使用できます。エッジレコーディングを使用すると、ストリームの残りの部分とは異なる、通常はもっと高い解像度でストリームのシーケンスを表示することが可能です。例えば、低解像度のプライマリストリームを録画し、高解像度のソースからのレコーディングを結合できます。データを参照する際、結合したエッジレコーディングを有効にできます。
エッジレコーディングはメディアデータベースに保存され、これらレコーディングの解像度は個々のカメラに設定されます。
再生ビデオの解像度
アダプティブ再生を使用する場合、再生ビデオの解像度はプライマリおよびセカンダリレコーディングに設定した現在の解像度で決定されます。これは再生で、プライマリおよびセカンダリストリームのいずれかの選択が、各レコーディングストリームに現在設定されている解像度をベースにしているためです。