SQL Serverデータベーストランザクションログ(説明付き)
変更がSQL Serverデータベースに書き込まれるたびに、SQL Serverデータベースによってその変更がトランザクションログに記録されます。
トランザクションログを使用すれば、Microsoft® SQL Server Management Studioを介してSQL Serverデータベースに加えられた変更をロールバックし、元に戻すことができます。デフォルトでは、SQL Serverデータベースには自身のデータベースログが無期限に保管されます。つまり、トランザクションログのエントリ数は時間とともに増えていきます。トランザクションログはデフォルトでシステムドライブに配置されており、そのサイズが増え続けることでWindowsが正常に実行されなくなるおそれがあります。
このような状況を避けるため、トランザクションログを定期的にフラッシュするようお勧めします。フラッシュを行ってもトランザクションログファイルが小さくなることはありませんが、その内容がクリーンアップされることから、制御不能な事態にまで拡大することを防ぐことができます。VMSシステムがトランザクションログをフラッシュすることはありません。SQL Serverでは、トランザクションログを複数の方法でフラッシュできMicrosoftサポートページ(https://docs.microsoft.com/en-us/sql/relational-databases/logs/the-transaction-log-sql-server?view=sql-server-2017)にアクセスして、トランザクションログの切り捨てについて検索してください。