Webフック(説明付き)

Web フックは、Web アプリケーションが相互に通信を有効にする HTTP リクエストであり、例えば、ユーザーがシステムにログオンしたときやカメラがエラーを報告したときに、事前に定義された Web フックエンドポイントにイベントデータを送信するなど、あらかじめ定義されたイベントが発生した際に、あるアプリケーションから別のアプリケーションにリアルタイムでデータを送信することを容易にします。

Web フックのエンドポイント(Web フック URL)は、イベントデータの送信先となる事前に定義されたアドレスで、一方向の電話番号のようなものです。

Web フックを使用して、選択したイベントを定期受信する統合機能を構築できますXProtect。特定のイベントがトリガーされると、そのイベントに対し定義した Web フックエンドポイントに HTTP POST が送信されます。HTTP POST 本文には、JSON 形式のイベントデータが含まれます。

Web フックはデータやトリガーされたイベントについてシステムをポーリングしませんが、その代わりに、イベントが発生した際は、システムがイベントデータを Web フックエンドポイントにプッシュするため、ポーリングソリューションと比較して Web フックに必要なリソースが少なくなるため、より高速に設定ができます。

Web フックは、コードスクリプトを使用してもしなくても、設定して統合が可能です。

XProtect から送信するイベントデータが、自国の既存データ保護法および個人情報保護法に準拠していることを確認してください。

Web フック機能は、XProtect 2023R1 以降にデフォルトでインストールされており、すぐに利用できます。Management Clientルールタブに Web フックアクションが表示されます 。

詳細については 、XProtect の Web フック をご参照ください。