システム設定パスワード(説明付き)

システム設定パスワードを割り当てると、システム設定全体を保護できます。システム設定パスワードを割り当てると、バックアップはこのパスワードによって保護されます。パスワードの設定は、安全なフォルダーでマネジメントサーバーを実行しているコンピュータに格納されます。以下を行うためにこのパスワードが必要になります。

  • 現在のパスワード設定とは異なるパスワード設定を使用して作成された設定バックアップから設定を復元する
  • ハードウェアエラーにより、別のコンピュータにマネジメントサーバーを移動またはインストール(復元)する
  • クラスタリングを使用してシステムで追加マネジメントサーバーを設定する

システム設定パスワードはインストール中、またはインストール後に割り当てることができます。パスワードは、パスワードに関するWindowsのポリシーで定義されているWindowsの複雑さ要件を満たす必要があります。

システム管理者は、このパスワードを保存して安全に維持しておく必要があります。システム設定パスワードが割り当てられており、バックアップを復元する場合は、システム設定パスワードを入力するよう求められます。このパスワードがなければ、バックアップから設定を復元できません。