モーションタブ(デバイス)

以下のデバイスにモーションタブがあります。

  • カメラ

モーションタブでは、選択したカメラのモーション検知を有効にして、設定することができます。

Motion tab overview for a selected camera.

モーションタブのタスク

名前

説明

モーション検知

モーション検知を有効/無効にする

ハードウェアアクセラレーション

自動を選択してハードウェアアクセラレーションを有効にするか、オフを選択してこの設定を無効にします。詳細については、「ハードウェアアクセラレーションを有効または無効にする」をご参照ください。

プライバシーマスク

常時プライバシーマスクがかけられたエリアが定義されている場合、プライバシーマスクチェックボックスを選択することで、モーションタブにプライバシーマスクを表示することができます。プライバシーマスクがかけられたエリアを定義する操作は、プライバシーマスクタブ(デバイス)で行います。

常時プライバシーマスクでカバーされている領域では、モーション検知は行われません。

手動感度

画像において各ピクセルがどれだけ変化すればモーションとみなされるかを指定します。

手動感度を有効にしてモーションを定義する

しきい値

画像においてピクセル数がどれだけ変化すればモーションとみなされるかを指定します。

しきい値を指定してモーションを定義

キーフレームのみ(MPEG-4/H.264/H.265)

このチェックボックスは、モーション検知をビデオストリーム全体ではなく、キーフレームに対してのみ行う場合に選択します。MPEG-4/H.264/H.265のみに適用されます。

キーフレームでのモーション検知により、分析の実施で使用される処理能力の消費量を減らします。

画像処理間隔(ミリ秒)

このリストで画像処理間隔(モーション検知分析をどれくらいの頻度で行うか)を指定します。

例えば、1000ミリ秒ごとにすると1秒間に1回となります。デフォルト値は500ミリ秒ごとです。

ここで設定した間隔よりも実際のフレームレートが高い場合に間隔が適用されます。

検出解像度

このリストで、最適なモーション検知パフォーマンスが得られる検出解像度を選択します。

画像のうち、選択したパーセンテージのみが解析されます(25%など)。25%の分析ということは、すべてのピクセルではなく、画像のピクセルを4つ毎に1つだけ分析することになります。

検知を最適化すると、分析を実行する際の処理能力にかかる消費量は低減できますが、モーション検知の正確性も低下することを意味しています。

スマートサーチ用のモーションデータを生成

このチェックボックスが選択されている場合、モーション検知で使用される画像のモーションデータが生成されます。例えば、キーフレームでのみモーション検知を選択すると、モーションデータはキーフレームでのみ生成されます。

追加のモーションデータにより、ユーザーは、スマートサーチ機能を使用して、画像の選択領域のモーションに基づいて、該当する録画をすばやく検索できます。常設のプライバシーマスクがかけられたエリア内のモーションデータが生成されることはありません。代わりに、除去可能なプライバシーマスクのエリア内のモーションデータのみ生成されます(「モーション検知(説明付き)を参照)。

モーション検知しきい値と除外エリアは、生成されたモーションデータに影響しません。

  • [ツール] > [オプション] > [全般] タブで、カメラのスマートサーチデータの生成におけるデフォルト設定を指定します。

除外エリアを使用

カメラビューの特定エリアでのモーション検知を無効にします。

モーション検知の除外エリアを指定