ウィルススキャンの排除(説明付き)
他のデータベースソフトウェアの場合と同様に、XProtectソフトウェアを実行しているコンピュータにアンチウイルスプログラムがインストールされている場合は、特定のファイルのタイプやフォルダ、ならびに特定のネットワーク通信を除外することが重要になります。このような例外を設定しておかないと、ウイルススキャンで大量のシステムリソースが消費されてしまいます。さらに、スキャンプロセスによってファイルが一時的にロックされ、その結果として録画プロセスが破損したり、データベースが破損する可能性もあります。
ウイルススキャンを実行する必要がある場合、録画データベースを含んでいるレコーディングサーバーのフォルダー(デフォルトではC:\mediadatabase\、ならびにすべてのサブフォルダー)はスキャンしないでください。また、アーカイブ保存ディレクトリでもウイルススキャンは実行しないでください。
以下を除外に追加してください。
- ファイルのタイプ:.blk、.idx、.pic
- フォルダーおよびサブフォルダー:
- または C:\Program Files\MilestoneC:\Program Files (x86)\Milestone
- C:\ProgramData\Milestone\IDP\Logs
- C:\ProgramData\Milestone\KeyManagement\Logs
- C:\ProgramData\Milestone\MIPSDK
- C:\ProgramData\Milestone\XProtect Data Collector Server\Logs
- C:\ProgramData\Milestone\XProtect Event Server\Logs
- C:\ProgramData\Milestone\XProtect Log Server
- C:\ProgramData\Milestone\XProtect Management Server\Logs
- C:\ProgramData\Milestone\XProtect Mobile Server\Logs
- C:\ProgramData\Milestone\XProtect Recording Server\Logs
- C:\ProgramData\Milestone\XProtect Report Web Server\Logs
- C:\ProgramData\Milestone\XProtect Recording Server\Secure\TablesDb
- 以下のTCPポートでのネットワークスキャンを除外:
製品
TCPポート
XProtect VMS 80、8080、7563、25、21、9000
XProtect Mobile 8081
または
- 以下のプロセスのネットワークスキャンを除外:
製品
プロセス
XProtect VMS VideoOS.Recorder.Service.exe、VideoOS.Server.Service.exe、VideoOS. Administration.exe
XProtect Mobile VideoOS.MobileServer.Service.exe
組織によってはウイルススキャンに関する厳密な方針があるかもしれませんが、上記の場所やファイルをウイルススキャンから除外することが重要です。