インストールの前に

Milestoneでは、実際のインストールを開始する前に、この記事の手順に従うように推奨しています。

ネットワークとデバイスの準備

  1. 静的IPアドレスをすべてのコンポーネント、デバイス、カメラに割当てます。

    デバイスやカメラの準備、設定は、カメラのメーカーから提供された説明書に従ってください。

  2. カメラとデバイスがサポートされていることと、カメラネットワークに接続されていることを確認してください。

    MilestoneのWebサイトには、サポートされているデバイスとファームウェアのバージョンの詳細なリストが掲載されています(https://www.milestonesys.com/support/tools-and-references/supported-devices/)。

ソフトウェアライセンスコードを入手する

Milestone Huskyユニットは、XProtectビデオ管理ソフトウェアがプリロードされた状態で出荷され、有効なソフトウェア ライセンス コード(SLC)を適用することで 5 種類のXProtect VMS 製品のどのバージョンでも使用することができます。SLCは、XProtect製品をお買い上げになると提供されます。Milestone XProtect製品とMilestone Care™の範囲については、MilestoneWebサイトに詳しく掲載されており、必要な条件に合った製品をご確認いただけます。

SLCはご注文確認書に印刷されており、ソフトウェアライセンスファイルはお客様のSLCに準じて名前が付けられています。Milestoneは、 インストール前にMilestoneWebサイト (https://online.milestonesys.com/) でSLCを登録することを推奨しています。代理店により登録済みの場合もあります。

ユニットではXProtect Essential+の無料バージョンを実行することも可能です。このバージョンは基本的機能を提供し、購入版の XProtect VMS システムと比較してカメラの台数に限りがあります。この場合、ライセンスはインストーラーで提供されます。この無料ライセンスを入手するには、インストール中にユニットをインターネットに接続する必要があります。

Husky Assistantを実行する際に、プリロードされた監視カメラ管理ソフトウェアのバージョンを確認できます。別のバージョンをご希望の場合は、有効なSLCをお持ちであればそれを選択できます。

お手持ちのユニットを既存の監視カメラ管理ソフトウェアのレコーディング サーバーとして使用している場合、SLCは必要ありません。この設定は、ご購入になった監視カメラ管理ソフトウェアのSLCが有効になっています。

XProtectソフトウェアは、さまざまな種類のライセンスの使用許可を得ています。

  • 基本ライセンス:使用できるXProtect製品を管理します。
  • デバイスライセンス:Milestone Huskyユニットに接続可能なハードウェア デバイスの数を管理します。ハードウェア デバイスとは、カメラやエンコーダーなど、個別のIPアドレスで識別されるものです。スピーカー、マイク、ハードウェアデバイスに付属の入出力デバイスにはライセンスは不要です。
  • XProtect 拡張機能:新しいMilestone HuskyユニットはどのようなXProtect拡張機能でも実行できます。ほとんどのXProtect拡張機能には追加ライセンスが必要です。

インストールが完了すると、ライセンスを利用して監視システムが実行されます。このライセンスは指定された期間内にアクティベートする必要があります。この期間が猶予期間です。インストールが完了したら、 Management Clientの [ベーシック]>[ライセンス情報ノード] で、このSLCのあるインストールすべてについてライセンスの概要を確認できます。

Milestoneは、最終調整を行う前にライセンスをアクティベートすることをお勧めします。

  • オンラインでアクティベートする場合は、ご自分のMy MilestoneアカウントでMilestone Webサイト (https://online.milestonesys.com/) のソフトウェア登録ページにログインしてください。
  • オフラインでアクティベートする場合は、Management Clientにあるライセンスリクエスト (.lrq) ファイルをエクスポートし、ソフトウェア登録ページにログインして、その.lrqファイルをアップロードしてください

    .lrqファイルをアップロードすると、Milestoneからアクティベートされた.licファイルがメールで送られ、インポートできるようになります。

ユニットの準備

筐体をしっかり支えるため、ユニットは必ず棚に置くかレールを使用してください。

  1. マウス、キーボード、ディスプレイ、音声機器など、周辺機器を接続します。
  2. NICポートに接続できる場合は、インターネット接続を使用して、ローカルエリアネットワークをNICポートに接続します。このネットワークは管理および閲覧用です。
  3. カメラネットワークを別のNICポートに接続します。ユニットに高帯域幅ネットワークカードが搭載されている場合、カメラネットワークをこのネットワークポートに接続します。
  4. すべての電源ケーブルを接続し、コンセントに差し込みます。