マップとスマートマップの違い
XProtect Smart Clientは、監視システムを視覚化し、インシデントに迅速に対応する上で役立つマップ機能を備えています。
- マップ:この種類のマップは地理参照を含まない静止画像に基づいています。カメラ、マイク、レコーディングサーバーなどのデバイスを追加できます。マップから監視システムを直接操作できるアラーム、イベント、および入退室管理などの機能も追加できます。デバイスおよび機能の要素をマップ上に手動で配置する必要があります。詳細については、マップをご参照ください。
- スマートマップ:このタイプのマップでは地理情報システムを使用して、実世界の地理を正確に反映します。これらの高度な機能により、複数のロケーションにあるカメラのオーバービューがより正確なものになります。
以下も実行可能です。
- Bing MapsおよびGoogle Mapsサービスを使用します(XProtect® CorporateおよびXProtect Expertでのみ利用可能)。
- 地理的背景としてMilestone Map Serviceを使用する。
- 地理的背景としてOpenStreetMapマッププロジェクトを使用する。
- コンピュータ支援設計(CAD)図面、シェイプファイル、および画像をオーバーレイとして追加する(CADファイルはXProtect® Corporateおよび XProtect Expertでのみ使用できます。)
マップとスマートマップの間には互換性はありません。マップを使用している場合は、スマートマップとして画像ファイルを使用できますが、再度デバイスを追加する必要があります。デバイス内のマップをスマートマップに転送することはできませんが、スマートマップをマップにリンクすることはできます。詳細については、スマートマップ上のリンクをご参照ください。