フェールオーバーレコーディングサーバーの設定と有効化

フェールオーバーレコーディングサーバーを無効にしている場合、標準のレコーディングサーバーから切り替える前に有効にする必要があります。

次の手順を実行し、フェールオーバーレコーディングサーバーを有効にして、基本プロパティを編集します。

  1. サイトナビゲーションペインで、サーバー>フェールオーバーサーバーを選択します。インストール済みのフェールオーバーレコーディングサーバーとフェールオーバーグループのリストが表示されます。
  2. 概要ペインで、必要なフェールオーバーレコーディングサーバーを選択します。
  3. 右クリックして、有効を選択します。フェールオーバーレコーディングサーバーが有効になりました。
  4. フェールオーバーレコーディングサーバーのプロパティを編集するには、情報タブに移動します。
  5. 完了すると、ネットワークタブに移動します。ここで、フェールオーバーレコーディングサーバーのパブリックIPアドレスなどを定義できます。これは、NAT(ネットワークアドレス変換)とポート転送を使用する場合に必要です。詳細については、標準のレコーディングサーバーのネットワークタブを参照してください。
  6. [サイトナビゲーション]ペインで、[サーバー]>[レコーディングサーバー]を選択します。フェールオーバーサポートを実行したいレコーディングサーバーを選択して、フェールオーバレコーティングーサーバーを割り当てます(フェールオーバータブ(レコーディングサーバー)を参照)。

フェールオーバーレコーディングサーバーのステータスを見るには、通知エリアにあるFailover Recording Server Managerトレイアイコンの上でマウスをホールドします。フェールオーバーレコーディングサーバーの説明フィールドに、入力された説明文がヒントとして表示されます。ここで、フェールオーバーレコーディングサーバーが、どのレコーディングサーバーを引き継ぐよう設定されているかを確認することができます。

フェールオーバーレコーディングサーバーは、定期的にマネジメントサーバーに対してpingを行い、マネジメントサーバーがオンラインで、必要に応じて、標準レコーディングサーバーの構成に対して要求、応答できることを確認します。pingをブロックすると、フェールオーバーレコーディングサーバーは、標準レコーディングサーバーを代替できなくなります。