XProtect VMSをインストールする

XProtect VMSインストーラーはすべてのサーバーとクライアントのコンポーネントをMilestone Huskyユニットにインストールします。このレコーディングサーバーは認証されていますので、インストールするとシステムを使用することができます。

XProtect Essential+の無料版をインストールできます。無料版はXProtect VMSの機能やカメラの数が限られています。インストールのためにはインターネットに接続してくださいXProtect Essential+

レコーディングサーバーはネットワーク上でハードウェアをスキャンします。検知されたデバイスがシステムに自動的に追加されます。カメラのビューが事前構成され、デフォルトのオペレータの役割が作成されます。インストールが終わるとXProtect Smart Clientが開き、使用できるようになります。

コンピュータを再起動するよう指示される場合があります。コンピュータの再起動後、セキュリティ設定によって1つまたは複数のWindowsセキュリティ警告が表示される場合があります。これらを許可すると、インストールが完了します。

  1. ソフトウェアをインターネット(https://www.milestonesys.com/downloads/)からダウンロードし、Milestone XProtect VMS Products 2023 R2 System Installer.exeファイルを実行します。
  2. インストール ファイルが展開されます。セキュリティ設定によって、1つまたは複数のWindows®セキュリティ警告が表示されます。これらを許可すると、展開が続行されます。
  3. 完了すると、Milestone XProtect VMSインストール ウィザードが表示されます。
    1. インストール中に言語を選択します(これは、インストール後にシステムによって使用される言語ではありません。これは後の段階で選択します)。続行をクリックします。
    2. Milestone使用許諾契約を読みます。使用許諾契約の条項に同意しますチェックボックスを選択して、続行をクリックします。
    3. プライバシー設定ページで、使用データを共有したいかどうか選択し、続行をクリックします。
    4. システムを欧州GDPRに準拠するインストールにしたい場合は、データ収集を有効にしないでください。データ保護と使用状況データの収集の詳細については、GDPRプライバシーガイドを参照してください。

      プライバシー設定は後ほどいつでも変更できます。システム設定(オプションのダイアログボックス)も参照してください

    5. ライセンス ファイルの場所を入力または参照で、XProtectプロバイダーから入手したライセンス ファイルを入力します。参照してを見つけるか、XProtect Essential+リンクをクリックして無料ライセンス ファイルをダウンロードすることもできます。続行する前に、ライセンス ファイルがシステムで検証されます。続行をクリックします。

      有効なライセンスファイルがない場合は、無料で取得することができます。XProtect Essential+リンクをクリックして、無料のライセンスファイルをダウンロードします。無料のライセンスファイルがダウンロードされ、ライセンスファイルの場所を入力または参照フィールドに表示されます。

  4. シングルコンピュータを選択します。

    インストールするコンポーネントのリストが表示されます(このリストは編集できません)。続行をクリックします。

  5. レコーティングサーバーの暗号化ウィンドウで、コミュニケーション クライアントからの暗号化による接続とRecording Serverからデータストリームを読み出すサービスに安全な通信を行うことができます。

    リストから有効な証明書を選択して、記録サーバーのデータ暗号化を使用した安全な通信のためにシステムを準備します。詳細については、XProtect VMS管理者マニュアルを参照してください。詳細は、XProtect VMSのシステム管理者マニュアルを参照してください。

    通知エリアでRecording Server Managerトレイアイコンからインストールして暗号化を有効にすることもできます。

  6. レコーディングサーバー設定の指定ウィンドウ:
    1. レコーディングサーバー名フィールドに、レコーディングサーバー名を入力します。デフォルトでコンピュータ名になっています。
    2. マネジメントサーバーのアドレスフィールドにマネジメントサーバーのアドレスとポート番号が表示されます: localhost:80
    3. メディアデータベースロケーションの選択フィールドで、ビデオ録画を保存したい場所を選択します。ビデオ録画は、プログラムをインストールする場所とは別の、システムドライブ以外の場所に保存することをMilestoneは推奨します。デフォルトの場所は、最も容量のあるドライブです。
    4. ビデオ録画の保存期間では、ビデオ録画の保存期間を定義します。保存期間は、7日がデフォルトで設定されていますが、1日から999日まで設定が可能です。
    5. 続行をクリックします。
  7. ファイルの場所および製品の言語を選択ウィンドウ:
    1. ファイルの場所フィールドで、プログラムをインストールしたい場所を選択してください。
    2. 製品の言語では、XProtect製品をインストールする言語を選択します。
    3. インストールをクリックします。

      ソフトウェアがインストールされます。

  8. インストールが完了すると、コンピュータにインストールされているコンポーネントのリストが表示されます。

    続行をクリックして、システムにハードウェアとユーザーを追加してください。

    閉じるをここでクリックすると、設定ウィザードをバイパスし、XProtect Management Clientが開きます。Management Clientで、ハードウェアやユーザーをシステムに追加するなどの設定が可能です。

  9. ハードウェアのユーザー名とパスワードを入力ウィンドウで、メーカーのデフォルトを変更したハードウェアのユーザー名とパスワードを入力します。

    インストールプログラムはネットワークをスキャンして、特定の資格情報持つハードウェアとメーカーのデフォルトの認証を持つハードウェアを探します。

    続行をクリックします。

  10. システムに追加するハードウェアを選択するウィンドウでは、システムに追加したいハードウェアを選択します。続行をクリックします。
  11. デバイスを設定するウィンドウでは、ハードウェアの名前の横にある、編集アイコンをクリックして、ハードウェアに記述的な名前をつけることができます。この名前は、ハードウェアデバイスの名前の先頭に付きます。

    ノードを拡張して、カメラ、スピーカーやマイクのようなハードウェアデバイスを有効または無効にすることができます。

    デフォルトで、カメラは有効化、スピーカーとマイクは無効化されています。

    続行をクリックします。

  12. ユーザーを追加するウィンドウでは、Windowsユーザーおよび基本ユーザーを追加できます。これらのユーザーは、システムシステム管理者の役割、あるいはオペレータの役割を持つことができます。

    ユーザーを定義し、追加をクリックします。

    ユーザーの追加が終わったら、続行をクリックします。

インストールと初期設定が終わると、設定が完了しましたというウィンドウが現れ、以下が表示されます:

  • システムに加えられたカメラとデバイス
  • システムに加えられたユーザーのリスト
  • XProtect Web ClientおよびXProtect Mobileクライアントへのアドレス。これらはコピーして、ユーザーとシェアすることができます。

閉じるをクリックすると、XProtect Smart Clientが開き、利用可能になります。

最後に、Husky Assistantがセットアッププロセスを完了したら、[完了]をクリックします。

レコーディングサーバーのインストール

Milestone Huskyユニットを、Husky AssistantウィザードでRecording Serverとして使用すると選択した場合、Recording ServerのインストールはHusky Assistantウィザードがバックグラウンドで実行されている間に自動的にスタートします。メッセージが表示されたら:

  1. インストール中に使用する言語を選択します。続行をクリックします。
  2. 場合に応じて次を選択します。

    • 基本では、デフォルト値を使ってレコーディング サーバーをインストール
    • フェールオーバーでは、フェールオーバーレコーディングサーバーとしてレコーディングサーバーをインストールするために、フェールオーバーレコーディングサーバーのインストール
    • カスタム: レコーディング サーバーをカスタム値でインストール
  3. レコーディング サーバー設定の指定:

    • レコーディング サーバー名
    • マネジメントサーバーのアドレス
    • 録画を保存するメディア データベースの場所

    続行をクリックします。

  4. カスタムを選択した場合:
    1. このコンピュータにインストールするレコーディングサーバーの数を指定します。続行をクリックします。
    2. サービス アカウントを指定します。必要に応じて、パスワードを入力して確認します。続行をクリックします。

  5. レコーティングサーバー暗号化の指定ウィンドウで、レコーディングサーバーからデータストリームを取得するクライアントとサービスからの接続を暗号化すると、通信を安全に保護できます。

    リスト中の有効になっている認証を選択します。レコーティングサーバーのデータ暗号化を使用して安全に通信できるようシステムを準備することに関する情報については、Milestone Webサイト (https://www.milestonesys.com/support/help-yourself/manuals-and-guides/) からXProtect VMSマニュアルをダウンロードしてください。

    通知エリアでRecording Server Managerトレイアイコンからインストールして暗号化を有効にすることもできます。

  6. プログラム ファイルのファイルの場所を選択します。製品の言語でサーバーをインストールする言語を選択します。インストールをクリックします。
  7. ソフトウェアがインストールされます。インストーラーが完了すると、正常にインストールされたコンポーネントのリストが表示されます。閉じるをクリックします。

    Recording Server Managerトレイアイコンからレコーディング サーバーの状態をチェックできます。

  8. Husky Assistantが設定プロセスを完了したら、完了をクリックします。

フェールオーバーレコーディングサーバーのインストール

レコーディング サーバーのインストール ウィザードでフェールオーバーを選択した後、次のようにインストールを続行します。

  1. フェールオーバー レコーディング サーバーのプロパティを指定します。続行をクリックします。
  2. フェールオーバー レコーディング サーバーをインストールする際は、このアカウントと名付けられた特定のユーザー アカウントを使用する必要があります。これにより、フェールオーバーユーザーアカウントが作成されます。必要に応じて、パスワードを入力して確認します。続行をクリックします。
  3. レコーティングサーバー暗号化の指定ウィンドウで、レコーディングサーバーからデータストリームを取得するクライアントとサービスからの接続を暗号化すると、通信を安全に保護できます。

    Milestoneこのフェールオーバー レコーディング サーバー から引き継ぐレコーディング サーバー上で同じ選択をするようお勧めします。暗号化に対して証明書が選択されている場合、管理者は選択した証明書の秘密キーでフェールオーバー ユーザーに読み取りアクセス許可を付与する必要があります。

    安全なコミュニケーションのためのシステムの準備についてさらに情報が必要な時は、以下を参照してください:

    通知エリアでFailover Recording Server Managerトレイアイコンからインストールして暗号化を有効にすることもできます。

  4. プログラム ファイルのファイルの場所を選択します。製品の言語でサーバーをインストールする言語を選択します。インストールをクリックします。
  5. ソフトウェアがインストールされます。インストールが完了すると、正常にインストールされたコンポーネントのリストが表示されます。閉じるをクリックします。

    Failover Recording Server Managerのトレイ アイコンからフェールオーバー レコーディング サーバーの状態をチェックできます。

  6. Husky Assistantが設定プロセスを完了したら、完了をクリックします。