スマートマップ（設定）

OpenStreetMapタイルサーバーの変更

要件

サーバー側の指定タイルサーバーに編集ロックがかかっている場合、このフィールドはグレー表示となり、サーバーアドレスの変更は不可能になります。この機能をXProtect Management Clientで有効にできるよう、システム管理者にサポートを要求してください。

手順：

1. グローバルツールバーで設定およびその他、設定の順に選択し、設定ウィンドウを開きます。

   
   

2. 左側のセクションでスマートマップをクリックします。
3. OpenStreetMapサーバーフィールドで以下のいずれかを実行します。
   • サーバーのアドレスを入力します。フィールドがグレー表示になっている場合は、サーバー側でロックされています
   • サーバー側の指定サーバーを使用するには、サーバーに従うチェックボックスを選択します
4. [閉じる]をクリックします。次回スマートマップを読み込むと、指定したOpenStreetMapサーバーが使用されます。

サーバーアドレスが指定されていない場合や、サーバーアドレスが無効な場合は、OpenStreetMapを地理的背景として使用することはできません。

スマートマップのレイヤー（説明付き）

スマートマップ地理的情報システムを使用して、地理的に正確かつ実世界のイメージで、監視システムのデバイス（カメラ、マイクなど）、構造、およびトポグラフィカル要素を視覚化する地図機能。この機能の要素を使用するマップは、スマートマップと呼ばれます。が表示する情報にフィルターをかける際は、レイヤーを利用します。スマートマップには３種類のレイヤーがあります。

• システムエレメント - カメラ、リンク、場所が含まれます。
• カスタムオーバーレイ - ビットマップ画像、CAD図面、およびシェープファイル。
• 地理的背景 - 基本的な世界地図または以下のサービスのいずれか：
  • Bing Maps
  • Google Maps
  • Milestone Map Service
  • OpenStreetMap

Bing MapsとGoogle Mapsは、システム管理者がXProtect Management Clientでこれを有効にしている場合に限り、地理的背景として使用できます。詳細については、「地理的背景（説明付き）」を参照してください。

レイヤーの順番（説明付き）

同じ種類のシステムエレメントは全て、同一レイヤースマートマップ上の地理的背景、カスタムオーバーレイ、あるいはカメラなどのシステム要素。レイヤーは、スマートマップ上に存在するすべての地理的要素です。にあります。例えば、カメラは全て、同じレイヤーにあります。カメラレイヤーを非表示すると、すべてのカメラが非表示になります。上から順に、システムエレメントのレイヤーは、次の順に配列されています：ロケーション、カメラ、リンク、地理的背景。この順番を変更することはできません。

地理的背景は、スマートマップ中で常に最下のレイヤーに位置しています。異なる地理的背景同士を切り替えることはできますが、一度に1つの背景地図しか選択することはできません。

カスタムオーバーレイは、個別のレイヤーとして追加され、スマートマップに追加された順にスタックされます。地図のデフォルト設定を構成して順番を変更してください。

例

都市計画では、各市境を示すシェープファイルと市内の全ての主要道路を含むシェープファイルがあります。この計画では、レイヤーの順番を整理することにより、道路が市境の上に表示されるようにすることができます。こうすることにより、市内のどこにカメラがあるかを把握することができ、また、ズームインして特定のカメラが配置されている道の名前を閲覧することができます。

スマートマップ上のレイヤーを表示または非表示にする

背景地図を含め、スマートマップ上のレイヤーを表示または非表示にすることができます。これは例えば、特定のエレメントに集中したいときや、スマートマップが表示するコンテンツを簡略化したいときに便利です。

手順：

1. ツールバーで、[レイヤーやカスタムオーバーレイを表示または非表示にする]をクリックします。
2. システムエレメントとカスタムオーバーレイを表示または非表示にするには、チェックボックスを選択または選択解除します。
3. 地理的背景を非表示にする場合、なしを選択します。

なしを選択すると、地理的背景が非表示になりますが、地理参照は引き続きスマートマップに適用されます。たとえば、空間参照が含まれる新しいシェープファイルを追加した場合でも、その空間参照を用いてファイルがマップ上に配置されます。

マイクを非表示にすると、再びマイクを表示するまで、現在ミュート解除されているマイクがミュートになります。

スマートマップのデフォルト設定を指定

ビューにスマートマップを追加して、オーバーレイ、カメラ、リンクが追加された後、カスタムオーバーレイのデフォルト設定を指定できます。クリーンアップするためにカスタムオーバーレイを削除することもできます。

手順：

1. セットアップをクリックします。
2. デフォルト設定の管理 をクリックします。
3. 以下のいずれかを行ってください：
   • オーバーレイを表示または非表示にするには、チェックボックスを選択または選択解除します
   • 並べ替えを行うには、オーバーレイ前部のドラッグハンドルを使い、オーバーレイをリスト内の新しい位置にドラッグします。レイヤーはリスト内で上から順に並べられます。
   • オーバーレイを削除するには、ポインターをカスタムオーバーレイ上に移動し、削除をクリックします。
4. 保存をクリックします。

カスタムオーバーレイ（説明付き）

XProtect Smart Clientではスマートマップ上のカスタムオーバーレイとして、次の種類のファイルを追加することができます。

• シェープファイル - 点、線、多角形などの地理空間ベクトルデータ、および壁、道路などマップ上のオブジェクトを表す属性、または川や湖などの地理的特徴を含むことができます。例えば、ズームイン時とズームアウト時に拡大縮小がしやすく、CAD図面またはビットマップ画像よりもファイルのサイズが小さいので、都市計画事務所や管理事務所などは、よくシェープファイルを利用します。
• CAD - コンピュータ支援設計（CAD）図面は、シェープファイルのように、座標系や空間参照を使って正確な地理コンテキストを提供することができるので、スマートマップのオーバーレイとして便利です。例えば、あるロケーションの詳細な航空地図または道路地図を使うことができます。
• 画像 - 建物の平面図などの画像ファイルがある場合、スマートマップ上のオーバーレイとして追加することができます。次のタイプの画像ファイルを使用できます。PNG、BMP、GIF、JPG、JPEG、PHG、TIF、TIFF

カスタムオーバーレイを見やすくするために、他のタイプのレイヤーを一時的に非表示にすることができます。スマートマップのレイヤー（説明付き）を参照してください。

カスタムオーバーレイおよび場所

スマートマップ上でカスタムオーバーレイにジャンプするで説明されているように、スマートマップにすでに追加したカスタムオーバーレイへすばやくジャンプできます。ただし、カスタムオーバーレイと場所の接続は、設定で確立できます。つまり新しいカスタムオーバーレイを追加した場合はいつでも、XProtect Smart Clientはマップ上の全く同様のスポットにあるオーバーレイと同じ名前の場所を作成します。カスタムオーバーレイの場所は、これで場所を選択するリストで使用可能になります。

オーバーレイと場所は、リンクしていません。例えば、オーバーレイを変更せずに、ロケーションの名前を変更したり削除したりすることができ、またその逆もできます。

この機能を有効にするには、カスタムオーバーレイへ場所を追加する（スマートマップ）を参照してください。

スマートマップでカスタムオーバーレイを追加する

カスタムオーバーレイを追加することにより、スマートマップの詳細レベルを上げます。カスタムオーバーレイ建物内の平面図を解説したり、地区の間に境界線をマークするなど、ユーザーがスマートマップに追加できるユーザー定義の地理的要素。カスタムオーバーレイは画像、CADドローイング、あるいはシェープファイルの可能性があります。を追加すると、XProtect Smart Clientは、そのオーバーレイと同じ名前のロケーションを作成します。

手順：

1. スマートマップを含むビューを選択し、セットアップをクリックします。
2. カスタムオーバーレイを追加する をクリックします。
   • 追加するオーバーレイが地理参照されている場合、スマートマップの任意のロケーションをクリックします。XProtect Smart Clientは、地理参照情報を使って、オーバーレイを正しい地理的位置に配置します。さらに、スマートマップは、デフォルトのズームレベルでオーバーレイを中心に位置させます。
   • 追加するオーバーレイが地理参照されていない場合、地図上の要素を追加したい位置に移動し、スマートマップ上の点をクリックします。

   オーバーレイを追加する前に、地図上の希望するロケーションにズームインしておくことをお勧めします。そうすることにより、オーバーレイを正確に位置させやすくなります。

3. オーバーレイの名前を入力します。
4. 選択したファイルの種類に応じて：
   • 画像 - 画像ファイルを選択し、 OKをクリックします。
   • シェープファイル - SHPファイルを選択します。PRJファイルがある場合には、XProtect Smart Clientが画像ファイルを見つけるため、[OK]をクリックするだけで済みます。PRJがない場合、追加後に、マニュアルでオーバーレイの位置を変更することができます。また、色を適用することもできます。例えば、色を追加することにより、スマートマップ上のシェープファイルをより目立たせることができます。
   • CAD - DWGファイルを選択します。PRJがある場合、OKをクリックします。PRJファイルがない場合で、地理参照を使ってスマートマップ上にファイルを位置させたい場合、空間参照系識別子（SRID）を入力し、OKをクリックします。PRJファイルまたはSRIDがない場合、追加後に、マニュアルでオーバーレイの位置を変更することができます。

   オーバーレイのタイプの詳細については、カスタムオーバーレイ（説明付き）を参照してください。

カスタムオーバーレイへ場所を追加する（スマートマップ）

場所が自動的にお使いのスマートマップのカスタムオーバーレイ建物内の平面図を解説したり、地区の間に境界線をマークするなど、ユーザーがスマートマップに追加できるユーザー定義の地理的要素。カスタムオーバーレイは画像、CADドローイング、あるいはシェープファイルの可能性があります。に追加されるようXProtect Smart Clientを構成できます。これにより、場所の選択リストからカスタムオーバーレイに移動できるようになります。

手順：

1. グローバルツールバーで設定およびその他、設定の順に選択し、設定ウィンドウを開きます。

2. スマートマップタブへ移動します。
3. カスタムオーバーレイ追加時に場所を作成するリストで、はいを選択します。
4. ダイアログを閉じると変更が保存されます。

詳細については、「カスタムオーバーレイおよび場所」を参照してください。

スマートマップ上でのカスタムオーバーレイの削除

1. スマートマップを含むビューを選択し、セットアップをクリックします。
2. ツールバーで、デフォルトの設定を管理するをクリックします。
3. ポインターをカスタムオーバーレイ上に移動し、削除をクリックします。
4. 保存をクリックすると、カスタムオーバーレイが削除されます。
5. オプション：カスタムオーバーレイ用の場所が作成されていた場合、これも削除してください。詳細については、「スマートマップ上の場所の追加、削除および編集」を参照してください。

シェープファイルのエリアをより見やすくする（スマートマップ）

このトピックは多角形とシェープファイルを使用する場合のみ該当します。

スマートマップで近接した多角形から構成されるシェープファイルを使用したい場合は、お互いの多角形を個々に識別しなければならない場合があります。これをおこなうには、シェープファイルに対して選んだ色の不透明度を減少させます。多角形の枠線が目立つようになります。

手順：

1. スマートマップでカスタムオーバーレイを追加するで説明されている手順に従います。

2. 色を選択する際には、希望の透明度になるまで不透明度スライダーを左にドラッグします。

   

3. 保存をクリックします。

カスタムオーバーレイの位置、サイズ、または配置の調整をする

オーバーレイは、地図上の別の位置に移動、拡大または縮小、回転させることができます。例えば、オーバーレイが地理参照されていない場合や、オーバーレイが地理参照されているのに何らかの理由で地理的背景ときれいに揃わない場合に便利です。

手順：

1. スマートマップを含むビューを選択し、セットアップをクリックします。
2. オーバーレイを右クリックし、位置の編集を選択します。
3. オーバーレイをサイズ変更または回転するには：
   • 角にあるハンドルをクリックしてドラッグします。
   • オーバーレイを特定のポイント周辺で回転するには、ピボットポイントをマップの場所へ移動します。次にコーナーのハンドルをクリックしてドラッグします

     

4. マップ上のオーバーレイを移動させる場合、オーバーレイをクリックしてドラッグします。
5. 変更を保存するには、保存をクリックします。

スマートマップにデバイスを追加する

XProtect Management Clientでシステム管理者がデバイスの地理座標をで指定した場合、デバイスを追加すると、自動的にスマートマップ上に配置されます。そうならない場合は、自分でデバイスを正確な地理的位置に配置しなければなりません。

1. スマートマップを含むビューを選択し、セットアップをクリックします。
2. 個別のデバイスまたはデバイスのグループを追加するには：

   デバイスを追加する前に、マップ上の場所にズームインしておくことをお勧めします。ズームインすることで、より簡単にデバイスを正確に配置できます。

   • システムの概要ウィンドウを展開して個別のデバイスまたはデバイスのグループを探し、スマートマップ上の表示させたい点までドラッグします。後からデバイスをドラッグして位置を変更することができます。
   • スマートマップのツールバーでデバイスを追加する>を選択してから、デバイスのタイプを選択します。
     • 例：カメラの場合は、カメラを追加するを選択してからカメラを選択します。
   • デバイスをスマートマップにドラッグする
   
   
3. 変更を保存するには、セットアップをクリックしてセットアップモードを解除します。

カメラの視野および方向を変更する

カメラがスマートマップに追加されると、カメラアイコンを調節することで視野および方向を変更できます。

マップでズームアウトする場合視野が表示されるまでズームインしなければならない場合があります。

1. 使用したいスマートマップが含まれているビューを選択します。
2. カメラアイコンを編集するには、セットアップをクリックします。

3. カメラアイコンをクリックします。

   

4. 回転ハンドルを使って、カメラを正しい方向に向けます。
5. 視野の幅、長さ、角度を調整する場合、視野の先端にあるハンドルをクリック＆ドラッグします。
6. 変更を保存するには、セットアップをクリックしてセットアップモードを解除します。

デバイスアイコンを選択または変更する

使用しているデバイスの種類に一致するデバイスアイコンを選択できます。

1. 使用したいスマートマップが含まれているビューを選択します。

2. セットアップをクリックし、マップ上でデバイスアイコンをダブルクリックします。

   

3. 選択アイコンをクリックし、デバイス用のアイコンを選択します。
4. セットアップを再度クリックして変更を保存します。

デバイス情報を表示または非表示にする

スマートマップ上ではデバイスに関する情報を表示または非表示にすることができます。これは、地図上のコンテンツを増やしたり減らしたりしたい場合などに便利です。

1. 使用したいスマートマップが含まれているビューを選択します。
2. ［レイヤーとカスタムオーバーレイを表示または非表示にする]をクリックします。
3. 情報を表示または非表示するには、チェックボックスを選択または選択解除します。

スマートマップでマイクの音声を聞く

スマートマップにマイクを追加すると、ライブモードで一度にひとつのマイクからの音声を聞くことができます。

手順：

1. ライブモードで、マイクが配置されているスマートマップ上の場所までナビゲートします。

2. マイクをダブルクリックすると、ミュートにしたりミュート解除したりできます。

   もしくは、マイクを右クリックして、マイクのミュートまたはマイクのミュート解除を選択します。

スマートマップからデバイスを削除する

不要なデバイス（物理的に除去されたデバイスや誤って追加されたデバイスなど）は削除できます。デバイスを削除すると、そのデバイスの位置情報（地理座標など）はVMSシステムから削除されます。

要件

これらのユーザー権限は、XProtect Management Client で有効にする必要があります。

• スマートマップの編集
• デバイスの編集

手順：

1. 削除したいデバイスまで移動します。
2. セットアップをクリックして設定モードに移ります。

3. 単一のデバイスを削除するには、そのデバイスを右クリックして削除をクリックします。

   例：カメラの場合は、カメラを削除をクリックします。

   

4. 複数のカメラを削除するには：

   1. スマートマップのツールバーで、複数のカメラを選択するをクリックします。

      
      

   2. クリックしてドラッグし、複数のカメラを選択します。他のタイプのデバイス（入力デバイスなど）は選択肢に含まれていません。
   3. 右クリックしてカメラを削除を選択します。
5. カメラではない複数のデバイスを削除するには：
   1. スマートマップ上で、Ctrlを長押しします。
   2. Ctrlを押している間に、削除したいデバイスをクリックします。
   3. 選択したデバイスのひとつを右クリックし、［削除］を選択します。
6. セットアップを再度クリックし、セットアップモードを解除します。変更が保存されました。

単一のデバイスを選択し、キーボードのDELETEを押して単一のデバイスを削除することもできます。

スマートマップ上のリンク（説明付き）

スマートマップ上の場所に移動したり、XProtect Smart Clientのマップに移動するリンクを追加したりできます。これにより、迅速に場所にアクセスしたり、別のビューに変更することなくマップの別のタイプを表示したりすることができます。他のスマートマップへはリンクできません。詳細については、「マップとスマートマップの違い（説明付き）」を参照してください。

リンクでは次のように場所とマップが表示されます。

• 場所へのリンクでは、現在のビュー内の場所が表示されます。以前表示した場所に戻るには、スマートマップのツールバーにある戻るをクリックします
• マップへのリンクでは、フローティングウィンドウにマップが表示されます。これは、両方のタイプのマップに同時にアクセスすることができます。フローティングウィンドウでは、マップを表示して操作できますが、カメラの追加などの変更を行うことはできません。

リンクを色分けしたり、マップ上でより見やすくする必要がある場合は、リンクの色を指定できます。デフォルトでは、スマートマップの場所へのリンクは青で、従来のマップへのリンクは赤になっています。他の色を使用する場合は、リンクのタイプごとに同色を使用することをお勧めします。同色を使用することで、レイヤーを使用してマップ上のアイテムをフィルターするなどの場合にリンクの区別がより簡単になります。

スマートマップの場所またはマップへリンクを追加する

これにより、すばやく場所にアクセスしたり、別のビューに変更することなく別の種類のマップを表示することができます。

手順：

1. スマートマップを含むビューを選択し、セットアップをクリックします。
2. リンクを追加するマップ上のポイントに移動します。
3. マップツールバーで、 [リンクの追加]をクリックして、リンクさせたいマップ上のポイントをクリックします。
4. スマートマップの場所またはマップにリンクするかどうかを指定し、追加をクリックします。

5. リンクの名前を入力します。

   表示スタイルとしてアイコンとテキストを選択した場合は、スマートマップ上のリンクのタイトルを表示できます。通常、名前によりリンク先が示されます。

6. 宛先フィールドでリンク先のマップまたは場所を選択します。
7. 表示スタイルフィールドでは、名前とリンクアイコンを表示するか、マップ上のリンクアイコンのみを表示するかを指定します。
8. オプション：リンクの色を指定するには、カラーをクリックします。

スマートマップのリンクを編集または削除する

スマートマップにリンクが追加されると、編集や削除することができます。

手順：

1. セットアップをクリックして設定モードに移ります。
2. リンクを編集するには、リンクを右クリックして、リンクを編集を選択します。
3. リンクを削除するには、以下のいずれか1つを実行します。
   • リンクを右クリックしてリンクの削除を選択します。
   • リンクを選択し、キーボードのDELETEを押します。

スマートマップ上の場所（説明付き）

興味のあるスマートマップ上の点に場所を作成することができます。例えば、個人事務所やサテライトオフィスのロケーションを作成することができます。場所は環境の全体像を示すだけでなく、スマートマップの操作にも役立ちます。

設定によってはカスタムオーバーレイを追加する場合、XProtect Smart Clientがオーバーレイと同じ名前の場所を追加することがあります。このことにより、例えば、ズームアウト時に、スマートマップ上のオーバーレイにいきやすくなります。ただし、オーバーレイとロケーションは、リンクしていません。例えば、オーバーレイを変更せずに、ロケーションの名前を変更したり削除したりすることができ、またその逆もできます。詳細については、「カスタムオーバーレイの追加、削除および編集」を参照してください。

スマートマップのホームの場所（説明付き）

ホームの場所はそれを設定した表示アイテムに対して特有のものです。異なる表示アイテムでは、異なるホームの場所を設定できます。ホームの場所が表示アイテムに指定されていない場合、表示アイテムは、使用している背景の種類に関わらず、全世界を表示します。これは、ホームの場所を削除した場合も同様です。

スマートマップで作業している間は、[ホーム]をクリックするとホームの場所に戻ります。これは、ビューでスマートマップのリセットするのと同様です。表示アイテムのデフォルト設定に戻ると、システムにより、閲覧したロケーションの履歴は削除されます。

新しいホームロケーションを選択した場合、表示アイテムを使用する全員が影響を受けます。誰かが別のロケーションをホームとして設定していた場合、その人の設定を変更することになります。

スマートマップに場所を追加する

興味のあった場所の履歴を残すために、スマートマップ上ですばやく検索できる場所を追加することができます。

手順：

1. スマートマップを含むビューを選択し、セットアップをクリックします。
2. 必要な場合は、スマートマップ上の場所を追加したい地点を、パンまたはズームインします。
3. ツールバーで、[場所を追加]をクリックし、スマートマップ上の点をクリックします。
4. そのロケーションに名前を付けて、必要に応じて以下の詳細を追加します：
   • 誰かがスマートマップ上で該当場所に行った際に適用されるズームレベルを指定する
   • ロケーションアイコン用の色を選択します。ロケーションの色分けは、例えば、ロケーションの種類を見分ける際に便利です。これは、ロケーションの機能や種類、または優先度を示す基準となります。
   • オプション：その場所をホームの場所にします。スマートマップはこの場所が中心となり、[ホーム]をクリックすると、デフォルトのズームレベル設定を適用します

スマートマップ上の場所を追加、編集または削除する

スマートマップに場所が追加されていれば、例えば、ホームの場所の削除のような、場所の削除や設定の編集ができます。

手順：

1. セットアップをクリックして設定モードに移ります。
2. 場所の編集には、その場所を右クリックして場所を編集を選択します。
3. 場所を削除するには、以下のいずれか1つを実行します。
   • その場所を右クリックして、場所を削除を選択します。
   • 場所を選択し、キーボードのDELETEを押します。

場所同士の間のリンク（説明付き）

例えば、異なるロケーション同士を結ぶリンクを作ることにより、巡回経路を作成することができます。ロケーションAからロケーションBへのリンクを作り、ロケーションBからロケーションCへのリンクを作る、といった具合にリンクを作成します。詳細については、「スマートマップ上のリンクの追加、削除および編集」を参照してください。

スマートマップ上の建物（説明付き）

スマートマップ地理的情報システムを使用して、地理的に正確かつ実世界のイメージで、監視システムのデバイス（カメラ、マイクなど）、構造、およびトポグラフィカル要素を視覚化する地図機能。この機能の要素を使用するマップは、スマートマップと呼ばれます。上の建物は4つの端のあるポリゴンとして描写されます。一度追加されると、建物の実際の形状とポジショニングに合わせて、面積、アングル、そしてサイズを調整することができます。

もし建物が複数階層の場合、まずレベルを追加し、そしてそれぞれのレベルに対してカメラを追加します。これにより、各レベルごとにカメラを操作できます。

建物のインテリアの解説をしやすくするために、各レベルに平面図をカスタムオーバーレイとして追加することが可能です。詳細については、「平面図をレベルに追加（スマートマップ）」を参照してください。

建物は、Building 4といったように自動的に名称が振り分けられます。Milestoneは名前を変更することを推奨します。これにより、他の建物と区別しやすくなります。

スマートマップに建物を追加する

建物の内観を解説する目的でイメージやシェープファイルを使用する代わりに、建物のアウトラインを追加することができます。後から、建物の実際の形状とポジショニングに合わせて、面積、アングル、そしてサイズを調整することができます。

要件

スマートマップの編集は、お使いのXProtect Management ClientにおけるSmart Clientプロファイルで有効でなければなりません。

手順：

1. セットアップをクリックして設定モードに移ります。
2. スマートマップ上で建物を設置させたい場所に位置させるために、ナビゲートします。
3. をクリックし、スマートマップ上で関連する位置にカーソルを合わせます。
4. もう一度クリックします。スマートマップに長方形が追加されます。ズームアウトすると、ズームレベルが自動的に引き上げられます。
5. 必要な場合は、コーナーハンドルを用い、実際の建物の形状とポジションを調整してください。
6. セットアップを再度クリックし、セットアップモードを解除します。変更が保存されました。

スマートマップ上での建物の編集

一度建物がスマートマップ上に追加されると、建物の名前を変更、位置、サイズ、面積、そしてアングルの調整が可能になります。さらに、レベルの追加、削除、再オーダーが可能になります。

要件

スマートマップの編集は、お使いのXProtect Management ClientにおけるSmart Clientプロファイルで有効でなければなりません。

手順：

1. スマートマップ上で建物まで移動します。必要な場合、ズームインします。
2. セットアップをクリックして設定モードに移ります。

3. 建物内の任意の場所をクリックします。青色の枠線は建物を編集できることを示します。
   

   

4. 建物の名前を変えるには、右側のペインの一番上でをクリックします。名前を変えて、をクリックします。キャンセルするにはEscを押します。
5. コーナーの調整には、新しいポジションまでクリック・アンド・ドラッグします。
6. レベルを追加または削除するには、建物にレベルを追加、あるいは削除する（スマートマップ）を参照してください。
7. セットアップを再度クリックし、セットアップモードを解除します。変更が保存されました。

スマートマップ上の建物を消去します。

建物が不要になった場合は、消去が可能です。次回何らかのXProtect Smart Clientにログインまたは、リロードがあった際には、建物は消滅します。

要件

スマートマップの編集は、お使いのXProtect Management ClientにおけるSmart Clientプロファイルで有効でなければなりません。

手順：

1. スマートマップをオープンする。
2. セットアップをクリックして設定モードに移ります。
3. 以下のいずれか1つを実行します。
• 建物を右クリックし、削除を選択します
• 建物を選択し、キーボードのDELETEキーを押します

建物を削除する別の方法：デフォルト設定の管理で、建物セクションが現れるまで下にスクロールし、建物の上にカーソルを置いた状態で削除をクリックしてから保存をクリックします。

建物のデバイスとレベル（説明付き）

建物にデバイスを追加すると、レベルがが指定されていない限り、デバイスはデフォルトのレベルに関連付けられます。その他の場合、デバイスは1番目のレベルに関連付けられます。ただし、この関連付けを変更し、デバイスをその他のレベル、あるいは一度に複数のレベルと関連付けることも可能です。

より詳しく：

• レベルが選択されていなければ、すべてのレベルでデバイスを表示できます。
• すでに配置されているデバイスの上に建物を追加すると、デフォルトで、デバイスはすべてのレベルに関連付けられます。
• すでに配置されているデバイスが含まれるように建物の境界線を拡大すると、デバイスは選択されているレベルにのみ関連付けられます。

デバイスをカメラを含まないように建物の境界線を調整すると、デバイスは建物と関連付られなくなります。

平面図と建物内のデバイス（説明付き）

建物のすべてのレベルにおけるインテリアの描写をしやすくするために、各レベルに平面図をカスタムオーバーレイとして追加することが可能です。平面図があれば、デバイスの正確な配置が容易になります。詳細については、「平面図をレベルに追加（スマートマップ）」を参照してください。

配置したデバイスが関連付けられるのはレベルであり、カスタムオーバーレイではありません。デバイスとカスタムオーバーレイを含む建物内のレベルを削除すると、デバイスは地理的位置にはとどまりますが、レベルとの関連付けはなくなります。しかしながら、カスタムオーバーレイはレベルと一緒に削除されます。

レベルの順序を変えた場合、デバイスとカスタムオーバーレイは両方とも、そのレベルにとどまります。デバイスはそれぞれの地理的位置を維持します。

建物にレベルを追加、あるいは削除する（スマートマップ）

スマートマップに建物を追加したあと、レベルの数を追加することが可能です。一番はじめのレベルはナンバー 1として関連付けられ、次は2、その後も順に続きます。最終的には、個々のレベルの名前を付けなおし、順序を変えることが可能です。

要件

スマートマップの編集は、お使いのXProtect Management ClientにおけるSmart Clientプロファイルで有効でなければなりません。

手順：

1. スマートマップ上で建物まで移動します。必要な場合、ズームインします。
2. 建物を選択します。右手サイドにペインが現れます。
3. セットアップボタンをクリックしてセットアップモードに移ります。
4. レベルを追加 クリック.
5. レベルの名前を編集するには：
   1. ドットをクリックし、 名称の変更を選択します。
   2. 新しい名前を入力：
6. レベルを削除するには、ドットをクリックし、 削除を選択します。このレベルのデバイスは個々の地理的位置にとどまりますが、レベルとの関連付けはなくなります。
7. セットアップをクリックし、セットアップモードを解除します。

建物内のレベルの変更順序（スマートマップ）

要件

スマートマップの編集は、お使いのXProtect Management ClientにおけるSmart Clientプロファイルで有効でなければなりません。

手順：

1. スマートマップ上で建物まで移動します。必要な場合、ズームインします。
2. 建物を選択します。右手サイドにペインが現れ、建物のレベルを表示します。
3. セットアップをクリックして設定モードに移ります。
4. ドットで囲まれたエリアを正しい位置にクリック・アンド・ドラッグします。関連付けのあるデバイスとカスタムオーバーレイは、同じレベルにとどまります。
5. セットアップを再度クリックし、セットアップモードを解除します。変更が保存されました。

建物のためのデフォルトレベルを設定する（スマートマップ）

もし、例えばグラウンドフロアなど、建物内の特定のレベルが他のレベルより関連性が強い場合、そのレベルをデフォルトのレベルとして設定することが可能です。スマートマップを開き、建物に行くと、自動的にデフォルトレベルが選択されます。

もし建物からカーソルを離してまた戻った場合、XProtect Smart Clientは、離れたレベルにまで戻します。

要件

スマートマップの編集は、お使いのXProtect Management ClientにおけるSmart Clientプロファイルで有効でなければなりません。

手順：

1. スマートマップ上で建物まで移動します。必要な場合、ズームインします。
2. 建物を選択します。右手サイドにペインが現れ、建物のレベルを表示します。デフォルトのレベルはハイライトで表示されます。
3. セットアップをクリックしてセットアップモードに移ります。アスタリスクに留意してください。それは、どこが現在のデフォルトレベルかを示すものです。
4. デフォルトレベルとして設定したいレベルでは、ドットをクリックします。
5. デフォルトとして設定を選択します。
6. セットアップを再度クリックし、セットアップモードを解除します。変更が保存されました。

平面図をレベルに追加（スマートマップ）

カスタムオーバーレイの追加が可能です。例えば、平面図イメージを建物のレベルに追加することで、建物内のレベルのインテリアを解説するのを助けます。レベルをナビゲートするにおいて、関連付けられた平面図が自動的に表示されます。

要件

スマートマップの編集は、お使いのXProtect Management ClientにおけるSmart Clientプロファイルで有効でなければなりません。

手順：

1. スマートマップ上で建物まで移動します。必要な場合、ズームインします。
2. 建物を選択します。右手サイドにペインが現れ、建物のレベルを表示します。
3. セットアップをクリックして設定モードに移ります。
4. カスタムオーバーレイを追加したいレベルを選択します。
5. 左上コーナーで、[カスタムオーバーレイを追加する]をクリックし、その後建物のアウトラインをどこでもクリックします。ウィンドウが表示されます。
6. カスタムオーバーレイのタイプを選択します。詳細については、「カスタムオーバーレイ（説明付き）」を参照してください。

7. お使いのコンピュータ上でファイルが保管されている場所を選択し、続行をクリックします。カスタムオーバーレイは青色のアウトラインで表示されます。
   

   

8. それを建物のアウトラインまでドラッグし、ピボットポイントとコーナーハンドルを用いてカスタムオーバーレイを回転、および再ポジションさせます。
9. 最上部のバーで、保存をクリックします
10. セットアップを再度クリックし、セットアップモードを解除します。変更が保存されました。

平面図の削除（スマートマップ）

建物内のレベル上の平面図が変更された場合は、その平面図を解説するカスタムオーバーレイを置き換えなければならない可能性があります。Milestoneでは、新しい平面図を追加する前に以前の平面図を削除するよう推奨しています。

要件

スマートマップの編集は、お使いのXProtect Management ClientにおけるSmart Clientプロファイルで有効でなければなりません。

手順：

1. スマートマップ上で建物まで移動します。必要な場合、ズームインします。
2. 建物を選択します。右手サイドにペインが現れ、建物のレベルを表示します。
3. セットアップをクリックして設定モードに移ります。
4. カスタムオーバーレイがあるレベルを選択します。
5. カスタムオーバーレイ上のどこかを右クリックし、カスタムオーバーレイの削除を選択します。
6. セットアップを再度クリックし、セットアップモードを解除します。変更が保存されました。

平面図のポジションやサイズを変更するには、カスタムオーバーレイを右クリックし、ポジションを編集するを選択します。これで、カスタムオーバーレイの移動、回転、そしてサイズの変更が可能になりました。

建物にデバイスを追加する（スマートマップ）

建物を作成してレベルを追加した後、デバイスを建物に追加できます。デフォルトのレベルが指定されている場合、デバイスはそのレベルに関連付けられます。その他の場合、デバイスは1番目のレベルに関連付けられます。これは変更が可能で、建物内のどのレベルにでもデバイスを関連付けることができます。

要件

スマートマップの編集は、お使いのXProtect Management ClientにおけるSmart Clientプロファイルで有効でなければなりません。

手順：

1. スマートマップ上で建物まで移動します。必要な場合、ズームインします。
2. セットアップをクリックして設定モードに移ります。
3. デバイスを追加するには、このアイコンをクリックします。

   例：カメラの場合は、カメラを追加するをクリックします。

4. デバイスを配置したい場所を再度クリックします。ダイアログボックスが表示されます。
5. デバイスを選択して、OKをクリックします。追加したい各デバイスで、ステップ3～5を繰り返します。
6. デバイスを単一または複数のレベルと関連付けるには、デバイスを右クリックし、必要なレベルを選択します。
7. セットアップを再度クリックし、セットアップモードを解除します。変更が保存されました。

レベルが選択されていなければ、すべてのレベルでデバイスが表示されます。