アクセスコントロールプロパティ

一般設定タブ(アクセスコントロール)

名前

説明

有効

システムはデフォルトで有効に設定されています。つまり、システムはXProtect Smart Clientで十分な権限を持つユーザーに対して表示され、アクセスコントールイベントはXProtectシステムによって受信されます。

メンテナンス中などにシステムを無効にして、不要なアラームが作成されるのを避けることができます。

名前

アクセスコントロール統合の名前が、そのままManagement Applicationやクライアントで表示されます。既存の名前を、新しい名前で上書きすることができます。

説明

アクセスコントロール統合の説明を提供します。これはオプションです。

統合プラグイン

最初の統合で選択したアクセスコントロールシステムのタイプを示します。

最後の設定更新

アクセスコントロールシステムから最後にインポートした日付および時刻を示します。

設定の更新

ドアの追加や削除など、XProtectのアクセスコントロールシステムで行った変更を反映させる必要がある場合には、このボタンをクリックします。

アクセスコントロールシステムからの設定変更の概要が表示されます。新しい設定を適用する前に、リストをレビューして、アクセスコントロールシステムに正しく反映されていることを確認します。

オペレータのログインが必要

アクセスコントロールシステムが異なるユーザー権限をサポートしている場合、クライアントのユーザーに対して追加ログインを有効に設定します。このオプションを可能にする際には、XProtect Mobileクライアントはアクセスコントロールシステムは使用できません。

統合プラグインが異なるユーザー権限をサポートしている場合のみ、このオプションが表示されます。

以下のフィールドの名前や内容は、統合プラグインからインポートされます。以下は通常のレイアウト例です:

名前

説明

アドレス

統合されたアクセスコントロールシステムを提供するサーバーのアドレスを入力します。

ポート

アクセスコントロールシステムが接続するサーバーのポート番号を指定します。

ユーザー名

アクセスコントロールシステムで定義されている、XProtectの一体型システムの管理者となるユーザーの名前を入力します。

パスワード

ユーザーのパスワードを指定します。

ドアと関連付けられたカメラタブ(アクセスコントロール)

このタブでは、ドアのアクセスポイントとカメラ、マイク、スピーカーの間のマッピングを提供します。カメラは統合ウィザードの一部として関連付けますが、いつでも設定を変更することができます。カメラに関連付けられたマイクやスピーカーを通じて、マイクやスピーカーへのマッピングが内在しています。

名前

説明

ドア

アクセスコントロールシステムで定義されている、使用可能なドアのアクセスポイントをドア別にグループ化してリストします。

関連するドアへの移動を簡単にするには、アクセスコントロールシステムで上部にあるドロップダウンリストボックスを使用し、ドアをフィルタリングできます。

有効: ライセンスを付与されているドアは、デフォルトで有効になっています。ドアを無効にして、ライセンスを解放することができます。

ライセンス:ドアのライセンスがあるか、ドアが有効期限切れであるかを示します。ドアが無効であれば、このフィールドは空白です。

削除削除をクリックすると、アクセスポイントからカメラを削除します。すべてのカメラを削除すると、関連するカメラのチェックボックスが自動的にクリアされます。

カメラ

XProtectシステムで設定されているカメラをリストします。

リストからカメラを選択し、関連するアクセスポイントでドラッグおよびドロップして、カメラとアクセスポイントを関連付けます。

アクセスコントロールイベントタブ(アクセスコントロール)

イベントをグループ化できるイベントカテゴリです。イベントカテゴリの構成は、XProtectシステムのアクセスコントロールの動作に影響を与えます。たとえば、複数のタイプのイベントでの単一のアラームの起動を定義することができます。

名前

説明

アクセスコントロールイベント

アクセスコントロールシステムからインポートしたアクセスコントロールイベントをリストします。統合プラグインが、デフォルトでのイベントの有効化や無効化を制御します。イベントは、統合後にいつでも有効または無効にできます。

イベントが有効化されると、XProtectのイベントデータベースに保存され、XProtect Smart Clientでのフィルタリングなどに使用可能となります。

ソースタイプ

アクセスコントロールイベントを起動できるアクセスコントロールユニットを表示します。

イベントカテゴリ

アクセスコントロールイベントに、「なし」、「1つ」、「複数」のイベントカテゴリのいずれかを割り当てます。システムは、統合中に関連するイベントカテゴリを自動的にイベントにマッピングします。これによって、XProtectシステムのデフォルト設定が有効になります。マッピングは、いつでも変更できます。

統合イベントカテゴリは、以下のとおりです。

  • アクセスが拒否されました
  • アクセスを許可済み
  • アクセスリクエスト
  • アラーム
  • エラー
  • 警告

また、統合プラグインによって定義されるイベントやイベントカテゴリも表示されますが、独自のイベントカテゴリを定義することも可能です。ユーザー定義カテゴリを参照してください。

XProtect Corporateでイベントカテゴリを変更する場合は、既存のアクセスコントロールのルールが正しく機能していることを確認してください。

ユーザー定義カテゴリ

ユーザー定義のイベントカテゴリを作成、変更、削除することができます。

統合カテゴリが要件に適合しない場合は、イベントカテゴリを作成することができます。たとえば、アクセスコントロールのアクションを起動するイベントの定義と組み合わせることができます。

カテゴリは、XProtectシステムに追加されたすべての統合システムにグローバルに適用されます。これにより、たとえばアラーム定義など、システムをまたいだ操作の設定が可能になります。

ユーザー定義のイベントカテゴリを削除すると、統合によって警告が使用されている場合には警告を受信します。それでも削除すると、たとえばアクセスコントロールのアクションなど、このカテゴリで行ったすべての設定が動作しなくなります。

アクセスリクエスト通知タブ(アクセスコントロール)

指定したイベントが発生したときにXProtect Smart Clientの画面に表示されるアクセスリクエスト通知を指定できます。

名前

説明

名前

アクセスリクエスト通知の名前を入力します。

アクセス リクエスト通知を追加

クリックして、アクセスリクエスト通知を追加、定義します。

通知を削除するには、右側でXをクリックします。

XProtect Smart ClientのユーザーがMilestone Federated Architecture階層の親サイトへログインすると、子サイトからのアクセスリクエスト通知がXProtect Smart Clientにも表示されます。

アクセス リクエスト通知の詳細

所定のイベントが発生した場合、どのカメラ、マイク、スピーカーをアクセスリクエスト通知に表示するかを指定します。また、通知ポップアップが表示されるときにユーザーに警告する音声を指定します。

コマンドの追加

XProtect Smart Clientのアクセスリクエスト通知ダイアログで、どのコマンドをボタンとして使用可能にするかを選択します。

関連するアクセスリクエストコマンド:

  • ソースユニットで使用できるアクセスリクエスト操作に関連するすべてのコマンドを有効にします。たとえば、[ドアを開ける]などです。

すべての関連コマンド:

  • ソースユニットで、すべてのコマンドを有効にします。

アクセスコントロールコマンド:

  • 選択したアクセスコントロールコマンドを有効にします。

システムコマンド:

  • XProtectシステムで事前に定義されているコマンドを有効にします。

コマンドを削除するには、右側でXをクリックします。

カードホルダータブ(アクセスコントロール)

カードホルダータブを使用して、アクセスコントロールシステムにおけるカードホルダーの情報をレビューします。

名前

説明

カードホルダーの検索

カードホルダーの名前の文字を入力すると、存在する場合はリストに表示されます。

名前

アクセスコントロールシステムから取得したカードホルダーの名前をリストします。

タイプ

以下のようにカードホルダーのタイプをリストします。

  • 従業員
  • 警備員
  • 来客

使用しているアクセスコントロールシステムが、XProtectシステムでの写真の追加/削除をサポートしている場合、カードホルダーに写真を追加することができます。これは、アクセスコントロールシステムにカードホルダーの写真が含まれていない場合に便利です。

名前

説明

画像の選択

カードホルダーの画像ファイルへのパスを指定します。アクセスコントロールシステムが画像を管理している場合、このボタンは表示されません。

使用できるファイル形式は、.bmp、.png、.jpgです。

最大に表示されるように、画像はサイズ変更されます。

Milestoneでは、正方形の画像を使用することを推奨しています。

画像の削除

クリックすると、画像を削除します。アクセスコントロールシステムに画像があった場合、削除後はこの画像が表示されます。