クライアントとサーバーに対して暗号化を有効にする
レコーディングサーバーからデータをストリーミングするクライアントおよびサーバーへのレコーディングサーバーからの接続を暗号化できます。
サーバーグループの暗号化を設定する場合は、同じCA証明書に属する証明書で有効にする必要があります。暗号化が無効な場合は、サーバーグループのあらゆるコンピュータで無効にしなくてはなりません。

- 使用されるサーバー認証は、レコーディング サーバーからデータ ストリームを取得するサービスを実行しているすべてのコンピュータで信頼されています
- XProtect Smart Clientと、レコーディング サーバーからデータ ストリームを取得するサービスはすべて、バージョン2019 R1以降でなくてはなりません。
- MIP SDK以前の2019 R1バージョンを使用して作られているサードパーティ ソリューションはアップデートする必要があります。
手順:
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レコーディング サーバーがインストールされているコンピュータで、以下からServer Configuratorを開きます。
- Windowsのスタート メニュー
または
- Recording Server Manager:コンピュータのタスクバーでRecording Server Managerアイコンを右クリック
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Server Configurator のストリーミング メディア証明書で、暗号化をオンにします。
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証明書を選択をクリックすると、プライベートキーがあり、Windows Certificate Storeでローカルコンピュータにインストールされている証明書の一意のサブジェクト名のリストが開きます。
- レコーディングサーバーからデータストリームを受け取るクライアントとサーバー間の通信を暗号化するために証明書を選択します。
- 適用をクリックします。
詳細を選択すると、選択した証明書のWindows Certificate Store情報が表示されます。
Recording Serverサービス ユーザーには秘密キーへのアクセスが付与されています。この証明書は、すべてのクライアントで信頼されている必要があります。
証明書を適用すると、レコーディング サーバーは停止してから再起動します。Recording Serverサービスを停止すると、レコーディング サーバーの基本設定を確認したり、変更したりしている間、ライブ ビデオを表示できなくなります。
レコーディングサーバーで暗号化が用いられているかどうか確認する方法については、「クライアントへの暗号化ステータスを表示」を参照してください。