Milestone Open Network Bridge設定
この記事では、ユーザーと接続を管理するための設定、ならびにカメラの構成設定について説明します。
Management Clientを開き、Milestone Open Network Bridgeのノードを選択します。
Milestone Open Network Bridge設定
次のテーブルは、Milestone Open Network BridgeサーバーとONVIFクライアントのための設定を説明しています。
これらの設定が変更された場合、変更を適用するには、Milestone Open Network Bridgeサーバーを再起動する必要があります。
名前 |
説明 |
---|---|
ONVIFポート |
ONVIFポートのポート番号ONVIFクライアントがMilestone Open Network Bridgeサーバーに接続するために、このポートを使用します。 既定ポートナンバーは580です。 |
RTSPポート |
RTSPポートのポート番号Milestone Open Network Bridgeサーバーは、このポートからONVIFクライアントにRTSPビデオストリームを送信します。 既定ポートナンバーは554です。 |
WS-Discoveryを有効に設定 |
WS-Discovery(Web Services Dynamic Discovery)とは、ローカルネットワーク上のサービスを特定するための、マルチキャストディスカバリプロトコルについて定めた技術仕様です。 |
デフォルトのカメラ設定(ONVIFクライアントに報告される設定)
Milestone Open Network Bridge向けのこれらの設定には、 クライアントが接続し、ビデオストリームをリクエストすると、Milestone Open Network BridgeによってONVIFクライアントに提供されるすべてのカメラのデフォルト設定が記載されています。
この設定は、カメラの実際の構成を反映しているものではなく、ビデオ・ストリームに影響するものでもありません。このシステムはこの設定を使って、Milestone Open Network BridgeとONVIFクライアントとの間のビデオの交換を高速化します。ONVIFクライアントは、RTSPストリームから実際の設定を使用します。
カメラの実際的な構成を反映したいなどの場合は、Milestone Open Network BridgeがONVIFクライアントに提供しているデフォルト設定を変更できます。
名前 |
説明 |
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保有最長期間 |
既定値は30です。 |
毎秒フレーム |
既定値は5です |
幅 |
既定値は1920です。これはフルHD品質に適応しています。 |
高さ |
既定値は1080です。これはフルHD品質に適応しています。 |
ビット伝送速度 Kbps |
既定値は512です。 |
GOPサイズ |
既定値は5です |
コーデック |
H.264またはH.265コーデックプロファイルのいずれかを選択します。デフォルト値はH.264 Baseline Profileです。 |
カメラから構成を使用する |
デフォルトでは有効に設定されています。上記の既定平均値に替えて、カメラの実際の構成を使えるようにできます。 この設定を有効にすると、XProtectシステムとONVIFクライアント間の応答時間が長くなる可能性があります。 |
リアルタイムのストリーミングプロトコル設定
名前 |
説明 |
---|---|
録画内の空白をスキップ |
クライアントでの録画ビデオのRTSP再生時に、録画に空白の部分が存在する場合、これらは再生中に除外されます。 このデフォルトで有効になっています。 |
フレームの繰り返し |
プレーヤーによっては、フレーム間の間隔が500ミリ秒を超える際に動作不良を起こす場合があります。 この設定では個々のフレームが繰り返され、タイムスタンプが調整されるため、ビデオの再生時にフレームが増加しているように見えます。 フレーム間の最大間隔:フレーム間の間隔をミリ秒で定義します。 |
正規化時刻よりも絶対時刻を優先する |
この設定は、RTSPサーバの再生応答を定義します。ここでは、クライアントの再生時間間隔は規定されていません。 RTSPサーバを使用して、スケーリングまたは標準化された再生ではなく、リアルタイムでリアルタイムで使用する場合は、このオプションを選択します。 ただし、クライアントアプリケーションが相対時間間隔またはリアル時間間隔(UTC)のいずれかを使用するように設定されている場合、RTSPサーバはクライアントで定義されている間隔を使用して返信します。 |
コマンドでシーケンスを戻す |
これを有効にすると、DESCRIBEコマンド応答のシーケンスの情報が返されます。 |
最大リターン数 |
クライアントに送信するシーケンスの最大数を設定します。既定値は10です。 |
録画の最初または最後から再実行する: |
検索の開始箇所をシーケンスから選択します―録画の開始または終了から選択します。 |