ハードドライブの交換

RAIDアレイステータスが不十分となっている場合、この記事の説明に従ってハードドライブを交換してください。

次の手順に従います。

  1. 障害のあるハードドライブを特定します。
  2. 障害のあるハードドライブを交換します。
  3. RAIDの再構築。

障害のあるハードドライブの特定

ハードドライブのうち1台に障害があると、警報音が鳴ります。

ユニット前面のLEDステータスインジケータ (1) が赤色になっているデータハードドライブトレイを確認します。赤色はハードドライブに障害があり、交換する必要があることを示しています。

LEDステータスインジケータ LEDの色
1. データハードドライブの障害 赤色
2. データハードドライブのアクティビティ 緑色の点滅
3. データハードドライブの電源 青色の場合はオン

障害のあるハードドライブの交換

  1. トレイのロックを解除し、トレイ内部のボタンをつまんで障害のあるハードドライブをベイから取り出します。
  2. ネジを外し、障害のあるハードドライブをトレイから引き出します。

  3. 交換するハードドライブをトレイにスライドして入れます。

    お使いのハードドライブのパフォーマンスがMilestone Husky製品との併用向けに認定されていることを確認してください。 パフォーマンスが認定されたハードドライブに関する詳細については、Milestone Huskyサポート&インフォメーションページ(https://www.milestonesys.com/HuskyX8-support/)を参照してください。

  4. ネジでハードドライブをトレイに固定します。
  5. トレイを空のハードドライブベイに差し込みます。トレイに挿入する前に、トレイ内部のボタンをつまみます。

  6. トレイをロックして、ハードドライブが予期せずに外れないよう保護します。

RAIDの再構築

交換したハードドライブをRAIDアレイで利用可能にするには、RAIDを再構築します。

  1. 手動設定をクリックして、MegaRAID Storage Managerを開きます。

    MegaRAID Storage Managerを使って、データストレージRAIDアレイのステータスを確認したり、設定、メンテナンスを行うことができます。

  2. リモートサーバータブで、ホスト名の横にあるIPアドレスをクリックします。
  3. ログイン画面が表示されます。Windowsのユーザー名とパスワードを入力します。ログインをクリックします。
  4. ダッシュボードが表示されます。アクションで、アラーム停止を選択し、警報音を停止します。

    警報音はストレージのステータスに変更があるたびに鳴ります。

  5. 論理的タブを選択します。

  6. 赤色で不十分と表示されたハードドライブを右クリックし、[再構築]を選択します。 警告が表示されます。確認を選択してはいをクリックし、RAIDの再構築を開始します。

    レコーディングサーバーのサービスを停止すると、再構築が早くなります。 その場合、再構築中はXProtectシステムでは録画が一切できません。

  7. ダッシュボードサイレンスアラームを選択し、バックグラウンド操作詳細]をクリックして再構築の進行を確認します。
  8. 再構築が完了したら、アプリケーションを閉じて、Husky Assistantでの現在のRAIDアレイのステータスが良好であることを確認します。

    再構築中に停止した場合は、かならずRecording Serverサービスを起動してください。

Windowsのデスクトップに、MegaRAIDストレージマネージャーのショートカットがあります。