アドオン製品

Milestoneは、追加機能を提供するため、完全にXProtectを統合したアドオン製品を開発しました。 アドオン製品へのアクセスは、ソフトウェアライセンスコード(SLC)によって制御されます。

XProtect Access (説明付き)

XProtect Accessを使用する場合、 XProtectシステムでこの機能の使用を許可する基本ライセンスを購入しておく必要があります。また、制御する各ドア用の入退室管理ドアライセンスも必要です。

XProtect Accessに対するベンダー固有のプラグインが存在するベンダーからの入退室管理システムで、XProtect Accessを使用することができます。

入退室管理統合機能には、XProtectとお客様の入退室管理システムを簡単に統合できる新機能が含まれています。特長:

  • XProtect Smart Client内の複数の入退室管理システムを操作できる共通のユーザーインターフェース。
  • 入退室管理システムをより素早く強力に統合
  • オペレータ向けに追加された機能(以下を参照)。

XProtect Smart Clientでは、オペレータは以下の機能を使用できます。

  • アクセスポイントでのイベントのライブ監視
  • オペレータによるアクセスリクエストの受理
  • マップの統合
  • 入退室管理イベントのアラーム定義
  • アクセスポイントでのイベントの調査
  • ドアの状態の一元化された概要とコントロール
  • カードホルダー情報と管理

監査ログは、XProtect Smart Clientからの入退室管理システムで各ユーザーが実行するコマンドを記録します。

統合を開始するには、XProtect Access基本ライセンス以外にも、ベンダー特有の統合プラグインがイベントサーバーにインストールされている必要があります。(「統合された入退室管理システムを設定する」を参照)

XProtect LPR (説明付き)

使用可能な機能は、使用しているシステムによって異なります。詳細については、https://www.milestonesys.com/solutions/platform/product-index/を参照してください。

XProtect LPRは、ビデオベースのコンテンツ分析(VCA)および、監視システムやXProtect Smart Clientでインタラクティブに利用できる車両のナンバープレート認識を提供します。

プレートの文字を読み取るために、XProtect LPRは、特殊なカメラ設定による画像の光学的文字認識を使用します。

ナンバープレート認識(LPR)を、録画やイベントベースの出力の起動などの他の監視機能と組み合わせることもできます。

XProtect LPRでのイベントの例:

  • 特定の品質での監視システムによる録画のトリガー
  • アラームの有効化
  • ポジティブ/ネガティブなナンバープレート一致リストとの照合
  • ゲートを開く
  • ライトを点灯
  • インシデントのビデオを、特定のセキュリティスタッフメンバーのコンピュータ画面へプッシュ
  • 携帯電話へのテキストメッセージ送信

イベントで、 XProtect Smart Clientのアラームを有効にできます。

XProtect Smart Wall (説明付き)

使用可能な機能は、使用しているシステムによって異なります。詳細については、https://www.milestonesys.com/solutions/platform/product-index/を参照してください。

XProtect Smart Wallは高度なアドオンツールです。組織で特有のセキュリティ要件を満たすことのできるビデオウォールを作成できるようになります。 Smart Wallは、VMS閉じた「ビデオマネジメントソフトウェア」の短縮形システム内のすべてのビデオデータの概要を提供します。概要は複数のオペレータ間で共有できます。

XProtect Smart Wallでは、オペレータはXProtect Smart Clientで利用できるほぼすべてのコンテンツタイプ(ビデオ、画像、テキスト、アラーム、スマートマップなど)を共有できます。

最初に、XProtect Management Clientでシステム管理者がXProtect Smart Wallを構成します。 これにはSmart Wallのレイアウトとカメラを各種モニターに分散する方法をコントロールするプリセットが含まれます。XProtect Smart Clientでオペレータは、各種プリセットを適用することでSmart Wallに表示する内容を変更できます。表示の変更は、自動的にプリセットを変更させる機能を持つ「ルール」を用いて制御することもできます。

Smart Wall概要では、オペレータは簡単なドラッグ&ドロップ操作で特定のコンテンツまたはビュー全体をSmart Wallモニターに追加できます。 詳細については、Smart Wall概要(説明付き)を参照してください。

XProtect Transact (説明付き)

使用可能な機能は、使用しているシステムによって異なります。詳細については、https://www.milestonesys.com/solutions/platform/product-index/を参照してください。

XProtect Transactは、MilestoneのIPビデオ監視ソリューションへのアドオンです。

XProtect Transactは実行中のトランザクションを監視し、過去のトランザクションを調査するためのツールです。トランザクションは、詐欺を証明したり、犯人のエビデンスを提示したりするためなどに、トランザクションを監視するデジタル監視動画にリンクしています。トランザクションラインと動画画像の間には1対1の関係があります。

トランザクションデータは、さまざまなタイプのトランザクションソースから発生します。一般的には、POSシステムやATMなどです。

Milestone Open Network Bridge (説明付き)

ONVIFは、IPビデオ製品監視が安全かつ基準に沿って機能するためのオープンでグローバルなフォーラムです。その目的は、ビデオデータの交換を容易にすることです。例えば、警察、監視センター、あるいは同様な機関がIPベースの監視システムで流れたライブまた記録ビデオに迅速にアクセスできます。

Milestone Systemsは、この目的を支援したいと考え、Milestone Open Network Bridgeを開発しました。Milestone Open Network BridgeMilestoneオープンプラットホームの一部であり、 Milestoneの動画管理ソフトウェア製品からからライブまた録音されたビデオを取得させるためのONVIFの部分を サポートするインターフェースを提供しています。

このドキュメントは次の内容です。

  • ONVIF基準と参考マテリアルへのリンクに関する情報
  • XProtect VMS製品におけるMilestone Open Network Bridgeのインストールと構成方法
  • 様々なタイプのONVIFクライアントがXProtect VMS製品からライブまた録画ビデオをストリームする方法の例

XProtect DLNA Server (説明付き)

DLNA(Digital Living Network Alliance)はマルチメディアデバイスの接続基準です。 電子デバイスの製造者はさまざまなベンダーやデバイスの間で相互運用ができるように、そして音声やビデオ、写真などのマルチメディアコンテンツを配信できるように、自社製品のDLNA認定を受けます。

一般表示やテレビの内容はDLNA認定を受けており、ネットワークに接続されています。メディアコンテンツのネットワークをスキャンしたり、デバイスに接続したり、メディアストリームが組み込みメディアプレーヤーにリスエストしたりできます。XProtect DLNA Serverは特定のDLNA認定デバイスで検出でき、選択されたカメラからメディアプレーヤー付きDLNA認定デバイスにライブでビデオストリームを配信できます。

DLNAデバイスには、1~10秒のライブビデオ遅延があります。これはデバイスのバッファサイズが異なることによって引き起こされます。

XProtect DLNA ServerXProtectシステムと同じネットワークに接続されている必要があり、DLNAデバイスはXProtect DLNA Serverと同じネットワークに接続されている必要があります。