アダプティブストリーミングの利点と要件

アダプティブストリーミングはXProtect Smart Clientを実行しているコンピュータのデコーディング能力とパフォーマンスを向上させます。これは同じビューで複数のライブビデオストリーミングを視聴する場合に便利です。

アダプティブストリーミングを活用するには、カメラに解像度の異なる複数のストリームを設定する必要があります。これでXProtect Smart Clientにより、ビューアイテムによって要求された解像度に最も近い解像度が自動的に選択されます。その結果、XProtect Smart Clientによって不必要に解像度が高いデフォルトのストリームをスケールダウンする必要がなくなります。これによりCPUとGPUのデコードリソースへの負荷が軽減し、ネットワークの負荷が軽減されます。

ビデオの画質を維持するため、最も近い解像度は(可能であれば)ビューアイテムによって要求された解像度と同じかそれ以上のものと定義されます。これはストリームのアップスケーリングを避けるためです。下記の表には、XProtect Smart Clientからのビューアイテムの要求にもとづいて、アダプティブストリーミングにおいてどのビデオストリームが選択されるのかが示されています。

ビューアイテムによって要求される解像度利用可能なビデオストリームの中で最も近いもの
636 x 477ビデオストリーム1640 x 480 (VGA)
644 x 483ビデオストリーム21280 x 720 (WXGA-H)
1920 x 1080ビデオストリーム31920 x 1080 (FHD)
1920 x 1440ビデオストリーム43840 x 2160 (4K UHD-1)

ズーム中は、常に最高解像度のライブビデオストリームが要求されます。

帯域幅の使用はたいてい、要求したストリームの解像度が下げられるのに併せて減少します。帯域幅の使用は、定義したストリーム構成の他の設定にも依存します。