一部のシステムコンポーネントのインストール(カスタムオプション)

カスタムオプションではマネジメントサーバーがインストールされますが、現在のコンピュータに他のどのサーバー/クライアントコンポーネントをインストールするか選択することもできます。選択内容に応じて、残りのシステムコンポーネントを後で他のコンピュータにインストールすることができます。マネジメントサーバーのDownload ManagerDownload Manager/ダウンロードWebページという名前のダウンロードウェブページを通じて行います。

Milestoneは、インストールの前に次のセクションをよく読むことを推奨しています:インストールを開始する前に。

FIPS システムでは、Windows オペレーティングシステムで FIPS が有効になっている場合、XProtect VMS をアップグレードできません。インストールする前に、VMSの構成要素となっているすべてのコンピュータ(SQL Serverをホストするコンピュータも含む)でWindows FIPSセキュリティポリシーを無効にします。ただし、XProtect VMS バージョン 2020 R3 以降にアップグレードしている場合は、FIPS を無効にする必要はありません。 FIPS 140-2 準拠モードで実行するように XProtect VMSを設定する方法の詳細については、ハードニングガイドの「FIPS 140-2準拠」のセクションを参照してください。

I. インストールするファイル

  1. インターネットからソフトウェアの.isoファイルをダウンロードします(https://www.milestonesys.com/download/)。.isoファイルをダウンロードすると、XProtect VMSインストーラーと呼ばれるDVDドライブとして読み込まれます。

  2. Milestone XProtect VMS Products 2026 R1 System Installer.exeファイルを実行します。インストールファイルが展開されます。セキュリティ設定によって、1つまたは複数のWindows® セキュリティ警告が表示されます。同意すると、展開が続行されます。

    完了すると、Milestone XProtect VMS インストール ウィザードが開きます。

II. 言語、エンドユーザー契約、プライバシー設定

  1. インストール時に使用する言語を選択します(インストール後にシステムによって使用される言語ではなく、それは後で選択します)。

  2. Milestoneエンドユーザー使用許諾契約を読みます。使用許諾契約の条項に同意しますチェックボックスを選択します。

  3. プライバシー設定ページで、使用データを共有するかどうかを選択します。プライバシー設定は後でいつでも変更できます。

    システムを欧州 GDPR に準拠するインストールにしたい場合は、データ収集を有効にしないでください。 データ保護と使用状況データの収集の詳細については、GDPRプライバシーガイドを参照してください。

III. インストールするコンポーネント

[インストールタイプの選択]ページで、[カスタマイズ]を選択し、このコンピュータにインストールするコンポーネントを選択します。マネジメントサーバーを除き、リストのすべてのコンポーネントはオプションです。

XProtect 2025 R3 では、XProtect Smart Client は VMS のインストールパッケージに含まれておらず、別途ダウンロードする必要があります。最新版の XProtect Smart Client をダウンロードするには、https://www.milestonesys.com/download/サイトにアクセスしてください。

システムを正しく機能させるには、XProtect API Gatewayのインスタンスを少なくとも1つインストールする必要があります。

インストールするために選択したコンポーネントによっては、以下の手順の一部が該当する場合があります。下記のステップにおいて、すべてのシステムコンポーネントがインストールされます。インストールのステップを認識できない場合、理由としてこのページに記されているシステムコンポーネントをインストールするよう選択していないことが考えられます。

IV. インターネットインフォメーションサービス(IIS)

  • XProtectシステムに使用するIISのウェブサイトを選択ページは、コンピュータで複数のIISウェブサイトを利用できる場合にしか表示されません。
  • XProtectシステムにどのウェブサイトを使用するかを選択する必要があります。HTTPSバインディングのあるサイトを選択します。
  • V. データベースの設定

    [データベースの設定]ページで、次のいずれかのオプションを選択します。

    インストーラによるデータベースの作成・再作成を許可する

    Milestone XProtectは、データベースミラーリング セッションまたは可用性グループに登録された MS-SQL データベースを使用してインストールまたはアップグレードすることはできません。これは、この種のデータベースでは一部の操作が実行できないためです。インストールまたはアップグレード中に、可用性グループまたはミラーリングセッションからデータベースを削除します。インストールまたはアップグレードが完了したら、データベースをミラーリングセッションまたは可用性グループに再度登録できます。

    1. このオプションを選択すると、[選択]Microsoft SQL Serverページが開きます。次のオプションのいずれかを選択します。

      • Microsoft® SQL Server® Expressをこのコンピュータにインストールする:このオプションは、SQL Serverがコンピュータにインストールされていない場合にのみ表示されます。
      • SQL Serverをこのコンピュータで使用する:このオプションは、SQL Serverがすでにコンピュータにインストールされている場合にのみ表示されます。

      • 検索によりネットワーク上でSQL Serverを選択する:ネットワークサブネット上で検索可能なすべてのSQL Serverインストールを検索できるようになります。
      • ネットワーク上でSQL Serverを選択する:検索で見つけることができない可能性がある、SQL Serverのアドレス(ホスト名とIPアドレス)を入力できるようになります。
    2. [データベースを選択]ページ(既存のSQL Serverを選択した場合にのみ表示)で、システム設定を保存するためのSQL Serverデータベースを選択または作成します。

      既存のSQL Serverデータベースを選択する場合は、既存のデータをどのように処理するかを決定します。

      • 新しいバージョンにアップグレードする場合は[維持]を使用します。

      • 上書き

    作成済みデータベースを使用

    このオプションを選択すると、[データベースの詳細セットアップ]ページが開きます。

    1. 認証タイプを選択します。インストールに使用するアカウントは、使用する認証タイプに応じて、Microsoft Entra IDまたはWindows ADに作成する必要があります。多要素認証(MFA)はこのアカウントではサポートされていません。

      • Windows認証、サーバー証明書を信頼しない(推奨)

      • Windows認証、サーバー証明書を信頼する

      • Microsoft Entra Integrated、サーバー証明書を信頼しない(推奨)

      • Microsoft Entra Managed Identity、サーバー証明書を信頼しない

      (サーバー証明書を信頼しない)オプションは、Windows認証では推奨され、Microsoft Entra Integratedでは必須です。これは、インストール前にサーバー証明書が検証、確認されるようにするためです。無効なサーバー証明書に関する詳細は、インストールログファイルに記載されています。Windows認証、サーバー証明書を信頼するオプションを使用すると、サーバー証明書の検証をスキップできます。

    2. XProtectコンポーネントのサーバー名およびデータベース名を入力します。
    3. アイコンをクリックして接続を検証します。アイコンをクリックすると、サーバー証明書の検証も行われます。

    VI. パスワード保護

    1. システム設定パスワードの割り当てページで、システム設定を保護するパスワードを入力します。システム回復時、またはシステムを拡張する際(クラスターの追加など)、このパスワードが必要になります。

      このパスワードを保存して安全に維持しておく必要があります。このパスワードをなくした場合は、システム設定を回復する能力に支障が出る可能性があります。

      システム設定をパスワードで保護したくない場合は、システム設定パスワードを保護しないことを選択し、システム設定が暗号化されないことを承知するを選択します。

    2. モバイルサーバーのデータ保護パスワードを割り当てページで、パスワードを入力して調査を暗号化します。システムを復元する場合や、追加のモバイルサーバーを使用してシステムを拡張する場合、モバイルサーバーのデータにアクセスするため、システム管理者はこのパスワードを入力する必要があります。

      このパスワードを保存し、安全に保管してください。この指示に従わない場合、モバイルサーバーのデータを復元する機能が損なわれる可能性があります。

      調査をパスワードで保護したくない場合は、モバイルサーバーのデータ保護パスワードを使用しないことを選択し、調査が暗号化されないことを理解しましたを選択します。

    VII. サービスアカウント

    1. [サービスアカウントを選択]で、レコーディングサーバーのサービスアカウントとして[この定義済みアカウント]または[このアカウント]のいずれかを選択します。必要に応じてパスワードを入力します。

      アカウントのユーザー名は、1単語にしてください。スペースは使用できません。

    2. レコーディングサーバーのサービスアカウントを選択で、レコーディングサーバーのサービスアカウントとしてこの定義済みアカウントまたはこのアカウントのいずれかを選択します。

      必要に応じてパスワードを入力します。

      アカウントのユーザー名は、1単語にしてください。スペースは使用できません。

    VIII. レコーディングサーバー設定

    レコーディングサーバーの設定ページで、さまざまなレコーディングサーバーの設定を行います。
    1. レコーディングサーバー名フィールドに、レコーディングサーバー名を入力します。デフォルトでコンピュータ名になっています。
    2. マネジメントサーバーのアドレスフィールドにマネジメントサーバーのアドレスとポート番号が表示されます: localhost:80
    3. メディアデータベースロケーションの選択フィールドで、ビデオ録画を保存したい場所を選択します。ビデオ録画は、プログラムをインストールする場所とは別の、システムドライブ以外の場所に保存することをMilestoneは推奨します。デフォルトの場所は、空き容量が最も多いドライブです。
    4. ビデオ録画の保存期間フィールドで、録画を保存する期間を設定します。1日から365,000日の間の日数を入力できます。デフォルトの保存期間は7日間です。

    IX. 暗号化

    暗号化を選択ページでは、以下の通信フローを保護できます。

    すべてのシステム コンポーネントに対して同じ証明書を使用することも、システムコンポーネントごとに異なる証明書を使用することもできます。

    インストール後、通知エリアのManagement Server Managerトレイ アイコンのServer Configuratorから暗号化を有効にすることもできます。

    X. サーバーログ

    [サーバーログの設定]ページで、次のパラメータを指定します。

    XI. ロケーションと言語

    1. ファイルの場所と製品の言語を選択ページで、プログラムファイルのファイルの場所を選択します。すでにMilestone XProtect VMSがコンピュータにインストールされている場合、このフィールドは無効になっています。このフィールドには、コンポーネントのインストール先が表示されます。

    2. 製品の言語フィールドで、どの言語でXProtect製品をインストールするのか選択します。[インストール] をクリックします。

    ソフトウェアがインストールされます。インストールが完了すると、正常にインストールされたシステムコンポーネントのリストが表示されます。[閉じる] をクリックします。

    コンピュータを再起動するよう指示される場合があります。コンピュータの再起動後、セキュリティ設定によって1つまたは複数のWindowsセキュリティ警告が表示される場合があります。許可すると、インストールが完了します。