ライセンスをアクティベートする
ライセンスをアクティベートする方法は数種類あります。いずれの方法も[ライセンス情報]ウィンドウで行うことができます。どのアクティベーション方法が最適であるかは、組織でどのようなポリシーが掲げられているか、そしてマネジメントサーバーからインターネットにアクセスできるかどうかに応じて異なります。
[ライセンス情報]ウィンドウは、[サイトナビゲーション]ペイン>[基本]ノード>[ライセンス情報]の順に選択することで開くことができます。
[ライセンス情報]ウィンドウで利用できる各種情報や機能については、「ライセンス情報ウィンドウ」を参照してください。
自動ライセンスアクティベーションを有効にする
Milestoneでは、メンテナンスを容易にしつつ柔軟性を維持するためにも、組織のポリシーで許容されている場合は自動ライセンスアクティベーションを有効にするよう推奨しています。自動ライセンスアクティベーションを使用するには、マネジメントサーバーがオンラインになっている必要があります。
自動ライセンスアクティベーションを有効にすることで得られる利点についてすべて把握したい場合は、「自動ライセンスアクティベーション(説明付き)」をご参照ください。
- [サイトナビゲーション]ペイン>[基本]ノード> [ライセンス情報]で、[自動ライセンスアクティベーションを有効にする]を選択します。
- 自動ライセンスアクティベーションで使用するユーザー名とパスワードを入力します。
- 既存ユーザーの場合は、ユーザー名とパスワードを入力して、「Software Registration System(ソフトウェア登録システム)」にログインします。
新しいユーザーの場合は、[新しいユーザーの作成]リンクをクリックして新しいユーザーアカウントを設定し、登録手順を実行します。 ソフトウェアライセンスコード(SLC)をまだ登録していない場合は、登録してください。
資格情報はマネジメントサーバーのファイルに保存されます。
- [OK] をクリックします。
自動ライセンスアクティベーション用のユーザー名またはパスワードを後から変更する場合は、[アクティベーション資格情報の編集]リンクをクリックします。
自動ライセンスアクティベーションを無効にする
組織において自動ライセンスアクティベーションの使用が許可されていない場合、または単に気が変わった場合は、自動ライセンスアクティベーションを無効にできます。
どのような形で無効にするかは、今後自動ライセンスアクティベーションを再び使用する予定があるかどうかに応じて異なります。
無効にするが、今後の使用に備えてパスワードを維持する場合:
- [サイトナビゲーション]ペイン>[基本]ノード> [ライセンス情報]で、[自動ライセンスアクティベーションを有効にする]を選択解除します。パスワードとユーザー名はマネジメントサーバーにそのまま保存されます。
無効にしてパスワードも削除する場合:
- [サイトナビゲーション]パネル>[基本]ノード> [ライセンス情報]で、[アクティベーション資格情報の編集]をクリックします。
- [パスワードの削除]をクリックします。
- パスワードとユーザー名をマネジメントサーバーから削除することを確認します。
ライセンスをオンラインでアクティベーション
たとえマネジメントサーバーからインターネットにアクセスできる場合でも、アクティベーションプロセスを手動で開始するのが最も簡単なアクティベーションの方法となります。
- [サイトナビゲーション]ペイン>[基本]ノード>[[ライセンス情報]で、[ライセンスを手動でアクティベート]を選択し、[オンライン]を選択します。
- [オンラインアクティベーション] ダイアログボックスが開きます。
- 既存のユーザーの場合は、ユーザー名とパスワードを入力します。
- 新規ユーザーの場合は、[Create new user(新しいユーザーを作成)]リンクをクリックして、新しいユーザーアカウントを設定します。 ソフトウェアライセンスコード(SLC)をまだ登録していない場合は、登録してください。
- [OK] をクリックします。
オンラインアクティベーション中にエラーメッセージが発生した場合は、画面の手順に従って問題を解決するか、Milestoneサポートにお問い合わせください。
ライセンスをオフラインでアクティベート
組織においてマネジメントサーバーからのインターネットアクセスが許可されてない場合は、ライセンスを手動かつオフラインでアクティベートする必要があります。
- [サイトナビゲーション] ペイン > [基本] ノード > [ライセンス情報] で、[ライセンスを手動でアクティベート] > [オフライン] > [ライセンスをアクティベーション用にエクスポート] を選択して、(ライセンスが必要な追加ハードウェアデバイスと他の要素に関する情報が含まれる)ライセンスリクエストファイル(.lrq)をエクスポートします。
- ライセンスリクエストファイル(.lrq)には、お使いのSLCと同じ名前が自動的に付けられます。複数のサイトをお持ちの場合は、ファイルがどのサイトに属しているかを容易に特定できるよう、必ずファイルの名前を変更してください。
- ライセンスリクエストファイルを、インターネットアクセスが可能なコンピュータにコピーし、弊社のWebサイト(https://online.milestonesys.com/)にログインしてアクティベート済みのソフトウェアライセンスファイル(.lic)を取得します。
- 受領した.licファイルを、Management Clientがインストールされたコンピューターにコピーします。このファイルには、ライセンスリクエストファイルと同じ名前が付けられています。
- [サイトナビゲーション] ペイン > [基本] ノード > [ライセンス情報] で、[ライセンスをオフラインでアクティベート] > [アクティベート済みライセンスのインポート] を選択し、続いてアクティベート済みソフトウェアライセンスファイルを選択してこれをインポートしてから、ライセンスをアクティベートします。
- 終了をクリックして、アクティベーションプロセスを終了します。
猶予期間が切れた後にライセンスをアクティベートする
ライセンスを手動でアクティベートすることを決定したにもかかわらず、猶予期間中に(ハードウェアデバイス、Milestone Interconnectカメラ、ドアのライセンスなどを)アクティベートすることを忘れてしまった場合、そのライセンスを使用しているデバイスが利用不可となり、これらのデバイスから監視システムにデータが送信されなくなります。
たとえライセンスの猶予期間が切れても、デバイスの構成と設定は保存されるため、次回ライセンスをアクティベートした際に再利用できます。
利用不可となったデバイスを再度有効にするには、ご希望の方法でライセンスを手動でアクティベートしてください。詳細については、ライセンスをオフラインでアクティベートまたはライセンスをオンラインでアクティベーションをご参照ください。