Husky Assistant
Husky Assistantは、Milestone Huskyシステムを設定、維持して、ステータスを確認できるアプリケーションです。 WindowsのデスクトップにHusky Assistantのショートカットが現れます。
Husky Assistantプロパティ
Husky Assistantに装備されている機能は次の通りです:
ナビゲーションエレメント | 説明 |
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概要 |
ユニットについての詳細リスト:
Husky Assistantに表示される言語は、変更可能です。 |
インストール済みのコンポーネント | インストール済みのMilestoneソフトウェアのコンポーネントおよびバージョンのリスト。 |
最適化 |
適用したもしくは適用できる最適化のリスト。 |
ストレージ管理 |
現在のデータRAIDアレイの状態を確認します。 データRAIDの設定を変更します。 |
サポート |
Milestone販売会社が障害対応をサポートしてくれる場合は、Milestone診断ツールを実行して販売会社に必要なファイルを作成してください。 Milestoneサポートに問い合わせるために必要な情報のリスト。Milestoneサポートにお問い合わせいただく前に、必ずこのユニットを購入したMilestone販売会社にご連絡ください。 Milestone Huskyのサービスソフトウェアの現在のバージョンを表示します。 iDRACリモート管理のIPアドレスを確認します。 iDRACポートがネットワークに接続されている場合のみ存在します。 |
言語を選択
使用言語を選択するには:
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Husky Assistantを開きます。
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概要タブで、利用可能な言語のリストから使用言語を選択してください。
Husky Assistantではデフォルトで英語が選択されています。 言語を変更すると、Husky Assistantを再起動する必要があります。
最適化を適用
Husky Assistantは、XProtectソフトウェアを実行するためのWindowsの最適化だけでなく、Huskyユニット上で実行するためのXProtectソフトウェアの最適化にも役立ちます。Husky Assistantを使用せずにMilestone XProtect VMSをインストールした場合、利用できる最適化を適用する必要があります。 利用できる最適化があるか確認するには:
- 最適化タブを選択します。
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利用可能な最適化のリストが表示されます。
- 最適化を利用できる場合は、最適化をクリックしてください。
- ユーザーアカウントコントロールの警告をすべて承認し、最適化が適用されるまでお待ちください。
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最適化が適用されていることを確認してください。
ストレージ管理
ストレージ管理タブでは、現在のデータストレージのRAIDアレイのRAIDタイプとステータスを確認できます。
また、ストレージの容量、冗長性、パフォーマンスのニーズに合わせてRAIDのタイプも変更できます。
RAIDステータスのチェック
データRAID設定のタイプとステータスを確認するには:
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ストレージ管理タブを選択します。
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現在のRAIDアレイのタイプとステータスが表示されます。タイプとステータスの種類には次のものがあります。
タイプ 説明 RAID 10 パフォーマンスと冗長性を最大限に引き上げる場合 RAID 6 より多くの容量とより高い冗長性を確保する場合 RAID 5 容量を最大化する場合 ステータス 説明 良好 通常の稼働状況 不十分 ハードドライブにRAIDがありませんが、利用は可能です。 1つまたは複数のハードドライブを交換してください。ハードドライブの特定&交換
オフライン RAIDアレイで認識できないハードドライブが多すぎるため、現在RAIDは利用不可またはオフラインになっています。 1つまたは複数のハードドライブを交換してください。ハードドライブの特定&交換
設定されていません RAIDが設定されていません サポート対象外 RAID 5、RAID 6、またはRAID 10以外のRAIDの設定を使用中 不明 RAIDアレイのステータスが検出できませんでした
RAIDタイプを選択
お使いのMilestone Husky IVOユニットが複数のハードドライブを使用しています。容量、パフォーマンス、冗長性のニーズに基づいて、Milestone XProtect陽のデータストレージとしてこれらのハードドライブを設定できます。オプションは以下のとおりです。
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RAID 10
パフォーマンスをベストにし、冗長性を最大化するために、RAID 10を選択してください。ドライブの半数が冗長ハードドライブのため、ストレージ容量はハードドライブすべてのストレージ容量を組み合わせた容量の半分になります。
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RAID 6
容量を増やすためにはRAID 6を選択してください。冗長ハードドライブが2台あるため、ストレージ容量はハードドライブすべてのストレージ容量を組み合わせた容量から2台分の容量を差し引いた容量になります。
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RAID 5
最大容量にするにはRAID5を選択します。冗長ハードドライブが1台あるため、ストレージ容量はハードドライブすべてのストレージ容量を組み合わせた容量から1台分の容量を差し引いた容量になります。
Husky IVO Product Guide は、これらのパラメーターによって、ユニットの適切なストレージ容量やその他のディメンショニングの選択をサポートできます。
- カメラの数
- 保存期間
- コーデック
- 解像度
- フレームレート
- データ転送速度
Husky IVO Product Guideにアクセスし、My Milestoneの認証情報を使用してログインします。
RAIDタイプの変更
RAIDアレイのタイプを変更するには:
- 現在のRAIDアレイのステータスが良好であることを確認して、設定をクリックします。
- アカウントコントロールの警告をすべて承認して次へをクリックします。
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データストレージに対して設定するRAIDのタイプを選択し、適用をクリックします。
「続ける場合はすべてのデータが消去されます」という警告を読みます。XProtectシステムは、設定の間は一切録画を行いません。
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初期化をクリックし、データの削除を承認して、データRAIDストレージの設定を開始します。
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RAID設定の概要ウィンドウが表示されます。 現在のRAIDアレイのタイプとステータスを確認します。
サポート
問題が発生し、サポートが必要な場合は、製品を購入したMilestone販売会社までお問い合わせください。
診断ファイルを作成
Milestone販売会社にご使用のシステムに関する記録や詳細を提供できるよう、システム情報を一覧表示したMilestoneの診断.zipファイルを作成します。
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サポートタブを選択します。
- Milestone Diagnostics Toolをクリックします。
- アカウントコントロールの警告をすべて承認してください。メインページが開きます。
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デフォルトを収集アイコンをクリックして、診断.zipファイルの作成をスタートします。
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完了すると、、診断.zipファイルがWindowsのデスクトップに保存されます。そのファイルは、好きな場所に移動したり送信したりすることができます。
- Milestone Diagnostics Toolを閉じます。
- Milestoneの販売会社が問題を解決するため支援を提供してくれる場合は、販売会社に診断zipファイルを提供します。