システムのインストール

シングルコンピュータ オプションは、現在のコンピュータにすべてのサーバーコンポーネントとクライアントコンポーネントをインストールします。

XProtect Essential+の無料版をインストールできます。無料版はXProtect VMSの機能やカメラの数が限られています。インストールのためにはインターネットに接続してくださいXProtect Essential+

レコーディングサーバーはネットワーク上でハードウェアをスキャンします。検知されたデバイスがシステムに自動的に追加されます。カメラのビューが事前構成され、デフォルトのオペレータの役割が作成されます。インストールが終わるとXProtect Smart Clientが開き、使用できるようになります。

以前のバージョンの製品からアップグレードすると、システムはカメラのスキャン、または新しいビューとオペレータの役割作成を行いません。

  1. ソフトウェアをインターネット (https://www.milestonesys.com/downloads/) からダウンロードし、Milestone XProtect VMS製品2020 R3システムInstaller.exeファイルを実行します。
  2. インストール ファイルが展開されます。 セキュリティ設定によって、1つまたは複数のWindows®セキュリティ警告が表示されます。 これらを許可すると、展開が続行されます。
  3. 完了すると、Milestone XProtect VMSインストール ウィザードが表示されます。
    1. インストール中に言語を選択します(これは、インストール後にシステムによって使用される言語ではありません。これは後の段階で選択します)。 続行をクリックします。
    2. Milestone使用許諾契約を読みます。 使用許諾契約の条項に同意しますチェックボックスを選択して、続行をクリックします。
    3. ライセンス ファイルの場所を入力または参照で、XProtectプロバイダーから入手したライセンス ファイルを入力します。参照してを見つけるか、XProtect Essential+リンクをクリックして無料ライセンス ファイルをダウンロードすることもできます。 続行する前に、ライセンス ファイルがシステムで検証されます。 続行をクリックします。
    4. 有効なライセンスファイルがない場合は、無料で取得することができます。XProtect Essential+リンクをクリックして、無料のライセンスファイルをダウンロードします。無料のライセンスファイルがダウンロードされ、ライセンスファイルの場所を入力または参照フィールドに表示されます。

  4. シングルコンピュータを選択します。

    インストールするコンポーネントのリストが表示されます(このリストは編集できません)。[続行] をクリックします。

  5. レコーディングサーバー設定の指定ウインドウでは、以下のことを行います。
    1. レコーディングサーバー名フィールドに、レコーディングサーバー名を入力します。デフォルトではコンピュータ名になっています。
    2. マネジメントサーバーアドレスフィールドにマネジメントサーバーのアドレスとポート番号が表示されます: localhost:80
    3. メディアデータベースロケーションの選択フィールドでは、ビデオ録画を保存したい場所を選択します。ビデオ録画は、プログラムをインストールする場所とは別の、システムドライブ以外場所に保存することをMilestoneは推奨します。 デフォルト設定のロケーションは、最もスペースのあるドライブです。
    4. ビデオ録画の保存期間では、ビデオ録画の保存期間を定義します。保存期間は、7日がデフォルトで設定されていますが、1日から999日まで設定が可能です。
    5. [続行] をクリックします。
  6. ファイルのロケーションと製品言語を選択する ウィンドウでは、以下をしてください:
    1. [ファイルロケーション]フィールドでは、プログラムをインストールしたいロケーションを選択してください。
    2. [製品の言語]で、どの言語でXProtect製品をインストールするかを選択します。
    3. [インストール]をクリックします。

      ソフトウェアがインストールされます。まだコンピュータにインストールされていない場合は、インストール中にMicrosoft® SQL Server® ExpressとMicrosoft IISが自動的にインストールされます。

      コンピュータを再起動するよう指示される場合があります。 コンピュータの再起動後、セキュリティ設定によって1つまたは複数のWindowsセキュリティ警告が表示される場合があります。 これらを許可すると、インストールが完了します。

  7. インストールが完了すると、インストールされたアプリケーションのリストが表示されます。

    続けるをクリックして、システムにハードウェアとユーザーを追加してください。

    ここで[閉じる]をクリックすると設定ウィザードがスキップされ、XProtect Management Clientが開きます。Management Clientでは、システムを設定できます(ハードウェアやユーザーのシステムへの追加など)。

  8. ハードウェア用のユーザー名とパスワードを入力するウィンドウでは、製造業者のデフォルトから変更をした、ハードウェア用のユーザー名とパスワードを使用します。

    インストーラにより、これらのハードウェアのネットワークと、メーカーのデフォルト資格情報が割り当てられたハードウェアのネットワークがスキャンされます。

    [続行] をクリックします。

  9. システムに追加するハードウェアを選択するウィンドウでは、システムに追加したいハードウェアを選択します。[続行] をクリックします。
  10. デバイスを設定するウィンドウでは、ハードウェアの名前の横にある、編集アイコンをクリックして、ハードウェアに便利な名前をつけることができます。この名前は、ハードウェアデバイスの名前の先頭に付きます。

    ハードウェアノードを展開して、カメラ、スピーカー、マイクなどのハードウェアデバイスを有効または無効にします。

    デフォルトでは、カメラは有効化、そしてスピーカーおよびマイクは無効化されています。

    [続行] をクリックします。

  11. ユーザーを追加するウィンドウでは、Windowsユーザーおよび基本ユーザーを追加できます。これらのユーザーは、システムシステム管理者の役割、あるいはオペレータの役割を持つことができます。

    ユーザーを定義し、追加をクリックします。

    ユーザーの追加が終わったら、続けるをクリックします。

インストールと初期設定が終わると、設定が完了しました ウィンドウが現れます。そこでは、以下を見ることができます:

  • システムに加えられたカメラとデバイス
  • システムに加えられたユーザーのリスト
  • XProtect Web Clientおよびモバイルサーバーへのアドレス。これらはコピーして、他のユーザーと共有することができます。

[閉じる]をクリックするとXProtect Smart Clientが開き、利用可能になります。